仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2015/1/31 Saturday

幸田文、青木玉に繋がる幸田家の着物たち

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昨年から、参加しているFBの着物コミュで、着物はもう着られなくなる時期を自然と教えてくれるという話しがあった。青木玉さんが書いている『着物あとさき』に載っているというので、気になって、さっそく注文する。

(注)青木玉さんは、幸田文の一人娘。母が離婚して実家に帰り、幸田露伴と三人で暮らす。露伴の思い出も知っている人。

すると、昨年から気になっていた小千谷縮の雪さらしのこともこの本に書かれていた。着物好きなら、必ず読む名著らしい。読んでいると、『幸田文の箪笥の引き出し』という箇所が出てきて、気になっていた。

昨日、役所に書類を提出した帰り、いつもは通らない場所のBook○○に立ち寄る。すると、『幸田文の箪笥のひきだし』が並んでいた。こちらを最初に読む本がいいのかもしれない。

読んでみてわかることは、幸田家のひとは、物の価値を分かっていて、大切にするものを知っていた。豪華な着物だから、残すのではなく、その着物を身に付けた人の思い、場所や時間を共有することで、手に入れる豊かさのようなものを知っていたのだ。

たまたま、家にも祖父や祖母、そして父の残してくれた着物がある。それを活かして、身にまとい、子どもたちに繋げていきたい。昔の上質な着物は、色を染め直したり、色抜きしたり、まるで新しい物に生まれ変わることができる。

大量生産で物が余っている今と違って、ひとつひとつの反物や着物を大切に繰り返し使ったのだ。よき日本人の原点みたいな一家だ。

2015/1/19 Monday

2015年の抱負

Filed under: - site admin @ 22:05

一月ももう半ばが過ぎてしまった。毎年、一月からは新しいことを始めるようにしている。

学校を卒業して、課題や宿題から開放されたはずなのに、制限や締切のある目標が、気持ちを生き生きさせるのだと気づく。緊張して、ほっとして、また、何かに挑戦する。その繰り返しの中で、人の暮しがあるのだ。楽だからといって、安易で簡便な生活を続けたら、受け取るしあわせも、薄まってしまうだろう。

今年は、上質なおしゃれをしようと思う。いままで、買い集めたよそ行きの服を、ふだんに着て暮らそう。ときめかない服は、手放したので、クローゼットにあるのは、お気に入りばかり。よそ行きばかり増やしても仕方がないので、組み合わせを工夫して、どんどん着てあげようと思う。

こう考えるのも、昨年読んだ本が影響している。フランス人の堅実で上等な暮し。アメリカの女の子からみたら、それは、驚愕することばかりだろう。翻訳もいいのだ。分かりやすい日本語で、女の子の目線で語られている。セールだからと色違いで揃えておいたが、結局、気に入った色しか使わない。1つあればいいのだ。なんでも余分に在庫を持つ暮しをしていたから、最初は怖かった。だが、次の機会で、もっとすてきな物に出会う。

少ないものでも、上質なものにスカーフやアクセサリーを組み合わせて、着こなせるのだ。大人の愉しみとでもいおうか。着物も同様に、紬や大島の上等なものもどんどん着ていこうと思う。すてきなお洋服や着物を着ていると、気持ちも豊かになるし、誰にあっても怖くない。ゆとりや自信にも繋がる。

一年後の自分がちょっと楽しみでもある。

フランス人は10着しか服を持たない パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣 
ジェニファー・L・スコット (著), 神崎 朗子 (翻訳)

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