仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2013/12/9 Monday

5時から着物

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知合いから、最近はプレグレよりも和物に移行していますね、といわれたが、日本人なのだから、DNAの奥深くにある日本文化には引かれるものが多い。

長年おつき合いしている知人から、もう着ないからと着物をたくさんいただいた。踊りを習っていて、京都に出向いて誂えたものも多く、着物大尽である。祖母、母、そして叔母たち、それぞれが高額な着物を譲ってくれる。その柄には見覚えがあるのも不思議。子ども心に覚えているのだ。

かくして、最近のお出かけは着物で、ということになる。自分が背筋を伸ばしてまっすぐに歩けるのは、何歳までだろうか。それまでに着きれないほど、あるのだ。

着物は、大切に保存して、ここぞという外出に着る。これが昔の考え方。今は、もっと気軽に着物を着ていいのだ。たとえば、絵の展覧会。写真展。着物でどうぞ、とは、決してかかれていないが、着物で行くと覚えられる。

そういうお出かけに着るには、着付けの時間が肝心。だらだらと二時間かかっては、電車に乗り遅れる。30分で着られるのが基本。そこで、5時から着物を始めた。

事務所で仕事をしているときは、5時になった部屋にもどり、着物を着る。それから眠るまでの数時間、着物で過ごすのだ。5時というのが、ちょうどいい時間。帯は半幅。お太鼓はしない。

これを可能なかぎり、毎日続ける。外出した日は、律儀に帰ってきて、着物に着替える。8時でも、数時間は着物になれる。なぜ、こんな手間のかかることをしているか、というと、何ごとも基礎訓練である。

着物を着る手順や、小物の配置など、日々やっていると、自然の流れで進む。着物をきてお出かけてでも、30分で帯までおわって楽々。30分で着られるなら、お出かけも楽しい。こんな簡単なことに気づくのに何年もかかった。亡くなった祖母は、着物千回とよくいっていた。着物を1000回着れば、何気なく着られるようになる。三年毎日続ければいいのだ。

今年は家族にも着付けをするつもり、着物女子、着物男子を増やしたい。

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