ご縁があれば
京都から帰って来て、一週間。ようやく非日常から普通の日々に戻って来た。この頃、考えるのは人とのご縁。京都でも友だちが待っていてくれて、貴重な情報を共有させてくれる。この人たちとは、もともとネットで知合ったのだ。
ご縁のある人と、そうでない人がいる。近頃、それをよく目にするようになった。人は生まれて来たときから、予め決められた未来のようなものがあるのだろうか。人生は切り開くのでなく、忘れていた何かを思い出すこと。
9月には佐渡に行くが、ようやく宿屋を予約できた。佐渡は京都より広いので、泊まる地区は重要。最近は、佐渡汽船の発着地である、両津に泊まることが多かった。今回は、久しぶりに真野に泊まることになった。
三日間の涼しい夏は、次の季節の準備をするのに、ちょうどよい。秋になったら、なにをするのか、企画ものも何本か作った。ゆっくりしたのだから、これからは、ちょっと多めに仕事を入れよう。忙しいほうが、時間管理がうまく行く。締切がなかったら、何もできないのと同じだ。
ご縁のある人たちに囲まれて、快適な生活を送っていると、腹を立てることがない。人にはできる限り親切にして、あるものを与え、自分だけで独り占めしない。これからの時代、人間ネットワークは、本当に大切だ。ひとりだけでは、何もできないことに、もっと早く気づくべきだと思う。