仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2010/11/30 Tuesday

エルメスのスカーフからバッグを作る

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母から譲り受けたエルメスのスカーフが何枚かある。いずれもパリの本店で求めたもの。店員さんが専属で面倒をみてくれて、顔の色に合わせて絵柄を選んでくれる。同じような柄でも、ぴったりするものと、そうでないものがある。自分は薄いピンクや黒の模様が入っているものがよく似合った。パリには、二年おきに出かけていたから、免税で買えるといわれ、何枚もある。好きな柄はよく使うが、しまったまま忘れられたものもある。今の時代、大判スカーフは流行らないのだ。

母の似合う色は、当然ながら、わたしにはピンと来ない。譲り受けたものの、使わないからと知合いに差し上げたりもした。せっかくの美しいデザインを、もっと有効に活用することはできないのかと、ずっと思っていた。

そして、たまたま見つけたブログの中に、わたしの考えていたようなバッグ制作の作品が載っていた。このブロガーはとても親切な方で、わたしが出した手紙にすぐに返事をくださった。おかげで、同様にオーダすることができそうだ。まずアポイントメントをとって、希望を擦り合わせ、それから二ヶ月くらいかかるらしいが、その待つ間も楽しみになる。

ネットのおかげで、貴重な情報をいただけて、感謝してもたりない。

2010/11/28 Sunday

週末の楽しみ

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今週から12月が始まる。忙しいとだけいっていても、つまらないので、週末のお楽しみをいくつか考えてみる。

引き出しの整理も兼ねて、シャンプーや石けん、化粧品のサンプルなどを全部机に並べてみる。バラの花びらの入った入浴剤とか、よくこんなに溜め込んだものと、感心しながら見つめる。そして、それを使って、家にいても旅先のように暮らすのだ。いつものボトルから出すのではなく、パッケージを破って、わざわざロクシタンのバラのシャンプーなど使ってみるのだ。 美容液のサンプルも、各社競合で不自由だが、みんな残らず、使ってしまおう。

この時期は、貯めたものを使うとき。頂き物や、ちょっと高級なお惣菜も、みんな使って料理する。松茸入りの炊き込みご飯とか、アサリたっぷりのクラムチャウダーとか。家にあるものを使って、贅沢な非日常を創り出す。冷凍庫に保存している、シュウマイや餃子も使ってしまおう。年末は、冷凍庫にたくさん予約が入っているのだから。

仕事の合間にちまちまと、そして大胆に消費することを考えると、わくわくしてくる。このわくわく感がなくなったら、人間はおしまいだと教わった。

2010/11/24 Wednesday

ゆっくり考える時間

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決まったことを効率的に片付けるだけでは、人生は短すぎる。ときには、ゆっくりと考える時間が必要だ。音を消し、PCの画面も閉じて、ただ考える。

締切が近い仕事に集中しているとき、突然、すてきなアイディアが浮かんでくるのはなぜだろうか。今かかっている仕事を投げ出してでも、すぐにやりたいことが次々と出てくるのだ。考えることは、過ぎてしまった過去を嘆いたり、当てにならない未来を頼みにするのではない。今を快適に過ごすために、今を積極的に生きるために、どうしたらよいのか、ゆっくりと時間をかけて考えてみる。

すばらしい才能を持った人たちがいて、自分だけがそのことを知っている、という場面がよくある。この人たちを、世に広めることが、自分のタスクではないか、と思うことがある。才能ある人は、決して雄弁ではなく、分からない人は分かってもらわなくてもいい、お金儲けに走ることはしない、と潔いのだ。アーティストたちを紹介したり、宣伝してあげたりして、多くの人が、その作品やサービスに接することができたらいいと思う。

人生は長いようで、短い。短いようで、長いものだ。何ができるのか、何がしたいのか。大人になって、まだ真剣に考えることができるのは、うれしいこと。

2010/11/19 Friday

二の酉

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毎年出かけている酉の市。今年は二の酉でおしまいので、何かと気ぜわしい。朝早く起きて、まず免許センターで更新手続きを済ませ、入谷に向かう。

地下鉄の出口が違うのか、いつもと違う道を歩いた。前に熊手を抱えた男性二人がいて、心強い。今日は大安。明日は休日なので、夜にかけて混雑が予想された。昼間はほぼ待ち時間なく進む。
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熊手だが、昨年と較べて一回りくらい小さいものが多かったように思う。縁起物だから、結構大きいものが売れているのに、一の酉で買ってしまったのかもしれない。
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参道は相変わらず混雑しているが、それでも待ち時間がないから、みなおだかやな顔をしている。江戸時代から、この風習は変わらないのだろうか。酉の寺で熊手を買ってきて架け替えた。
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この鈴を鳴らすために行列ができている。お賽銭を頭越しに投げるひとも多かった。江戸っ子は気が短いのだ。
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2010/11/15 Monday

特別展 江戸図の世界 

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知合いのブログから発見した特別展。江戸図だけの展示というのも珍しいのではないか。11/23祝日には、ギャラリートークもある。入場無料で、前回も空いていた。

行き方は、JR田町、あるいは都営三田線三田で降りて7分くらい。三田図書館の4階が、港区立港郷土資料館になっている。

港区の会社に勤めていたときは、ぜんぜん知らなかったのに、今、江戸繋がりでお邪魔させていただいている。図録もリーズナブルで楽しい。

■特別展 江戸図の世界 (入場無料)

 港郷土資料館の所蔵する、港区内をはじめとした江戸・
東京に関する絵画・版本・江戸図・地図などは、総計2500点
を超える質・量ともに充実したコレクションです。
 そのうち、近世の江戸図はおよそ 120点あり、現在
でも人気の高い『近吾堂板切絵図』、『尾張屋板切絵図』
をはじめ、最初の刊行江戸図と推定されている
『武州豊嶋郡江戸庄図(寛永江戸図)』、17世紀後期に
遠近道印によって作成された正確な江戸実測図『分間江戸大絵図』
、浮世絵師石川流宣による絵画的な描写の『江戸図鑑綱目』、
もっとも普及した大絵図である須原屋板『分間江戸大絵図』
などの代表的な江戸図のほか、現存最大級の手書き図
『安永手書江戸大絵図』など、貴重な資料が多く含まれています。
 今年度の特別展「江戸図の世界」では、館蔵資料を中心として
テーマごとに代表的な江戸図を取り上げ、それぞれの江戸図の
種類や特徴、様式の変遷、歴史的な流れ等について紹介いたします。
 また、展示解説を、11月3日(水曜・祝日)、23日
(火曜・祝日)の午後2時から1 時間程度の予定で行います。

■開催場所 港区立港郷土資料館(三田図書館4階)
■開催期間 10月23日(土曜)‐11月28日(日曜)
■開館時間 午前9時‐午後5時
        (ただし期間中の毎週金曜は午後7時45分まで延長開館)
■ 休館日  毎週月曜、第3木曜日(11月18日)

2010/11/12 Friday

酉の市

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11月は、師走よりイベントがあって慌ただしい。今年は特にそう感じる。酉の市が気になっていて調べたら、すでに一の酉は終わっていた。二の酉は11/19 金曜日。どちらも大安なので、混みそうだ。毎年出かけて、熊手を買っているので、今年も行くことにする。

この辺りから、一年のカウントダウンが始まるような気がする。アメリカではサンクスギィヴングからクリスマスまでに、一年の1/3の売り上げがあるというが、日本はどうなのだろうか。セールが始まる12月から2月までは、冬物なので価格も高いし、売り上げも多くなると思う。

毎年思うのだが、アパレルからの招待ハガキを貰って、特別セールに出かけることがなくなった。三年前、新宿の会場で、漠然と思ったこと。同一ブランドなら、サイズは分かっているし、わざわざ寒いときに出かけて、重い荷物を下げて買ってこなくても、オンラインショップがある。ネットの上なら、どんな時間もアクセスできるし、荷物は配送される。

会場を借りてのセールだって1万円以上は、無料で配送します、と言ったら、ずいぶんと売り上げが違うのではないか。ネットなら当然のサービスがリアルだとないのは、おかしな気がする。

オシャレな女ともだちが、今年は買い物をする気になれないと、口々にいうのを聞いた。確かに事前の予約会で買ったものが、天候不順でその時期に着られないなら、セール品を楽しんだ方が、価値ある買い物ができるといえよう。だんだんみんな賢くなって、メーカーの戦略には踊らされない。横並びに流行る流行よりも、自分が着たい服、自分にあった服を選ぶ人が増えて着た。

酉の市に集う人は、さまざまな格好で、江戸の庶民を彷彿させる。200年ほど時間を遡って、しばし、江戸情緒にひたれる。暮れの前の中休みみたいなものだ。

2010/11/11 Thursday

文展(ふみひろげ)の狂女

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江戸後期、1790年に出版された『近世畸人伝』(きんせいきじんでん)。その中にはさまざなま階層、身分の男女が登場するが、いずれも一癖ある愛すべき畸人である。先月から習っている「文展(ふみひろげ)の狂女」は、織田信長の想いもの、小野のお通に仕える千代という女性。

40過ぎて、春の東山、月のときは五条の橋のあたりに現れ、首から箱をぶら下げてその中にある一巻の手紙を広げては、哀しんだり、晴れやかになったりしている。

もともとは、岐阜で織田信長の想いもの、お通に仕えるお女中だった。幼き頃より、出仕し、女一般の教養は身に付けて、歌も書もできたが、京から訪れる商人の喜藤左衛門と恋仲になって、三年半ばかり。使用人の身分では、主家の許し無しに恋愛することは許されず、苦しい恋をしていたところ、お通に気がつかれ、特別の取り計らいで、京に嫁ぐことになった。

だが、どうしたことか、京での暮らしは幸せではなく、商売も思うように行かず、二人の気持ちは離ればなれになってしまった。そんな身を嘆いて、お通に手紙を出す。その余白に、

絶果つる ものとは見つつ 笹蟹の糸も頼める 心細さよ 

という惟喬の御子の歌を書き添えてあった。

お通は、それを読んであはれに覚えて、男に便りを送る。

この男、今でいうイケメンだったのではないか。千代は歌も詠め、書も書けるに対して、京の商人は、教養レベルが違ったのだと思う。また、千代は武家育ち。京の商家のおかみさんを勤める器量もなかったのだろう。恋に恋しているときと、日常の生活が始まったとき、悲劇もまた、進行する。

江戸のくずし字を読み解きながら、そんな人生模様まで分かるのは二倍お得な気がしている。

2010/11/8 Monday

芭蕉の旅とは

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芭蕉の自筆本を使っての、おくの細道を読む講座を主宰しているが、このおくの細道は、純粋な紀行文ではない。旅から帰って、三年ほどたって推敲し、出版している。

その旅はけして物見遊山や、豪商に接待されての大名旅行ではない。古今集などに出てくる歌枕を訪ねて、山道をあるき、農家に一夜をもとめ、死ぬことも覚悟のうえの旅だった。

これまで、活字で書かれた奥の細道を読んだことはあるが、自筆本を一字一句丁寧に読み解くのは初めての試みである。さらにその後出版された版本と較べて、文字がどのように変わったかなど、見比べてみると、当時の旅の様子が浮かび上がってくるような気がする。

多賀城で、壺碑を発見したときの喜びをこんなふうにまとめている。

【歌枕多く語りつたふといへども、山崩れ、川流れて、道改まり、石は埋みて土に隠れ、木は老いて若木にかわれば、時移り、代変じてその跡たしかならぬ事のみ。

ここに至りて、疑いなき千載の記念、今、眼前に古人の心をけみす。行脚の一徳、存命のよろこび、羇旅の労を忘れて泪も落ちるばかりなり】

これまでの旅で、苦労して歌枕を探しても、それが石に埋もれていたり、松が枯れてしまっていたり、がっかりすることが多かったから、ここで、出会った壺碑(つぼのいしぶみ)には感涙したのだろう。

こちらも芭蕉の原稿を一字一字確認しながら、この物語を楽しんでいるので、共感を覚える場面であった。講座を始めたときは、こんなに芭蕉に寄り添った旅ができるとは、思いもよらなかったが、楽しみが倍増した気がする。

2010/11/4 Thursday

東京グローブ座から高田馬場まで歩いた

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目黒で打合せの帰り、山手線に乗って、新大久保で降りる。ここはコリアンタウンだ。調味料や食材を売る店か並び、外国語が飛び交っている。生まれたばかりの赤ちゃんを見るため、病院に立ち寄る。

帰りはグローブ座の道を通って、高田馬場に向かう。ここは、バブルのとき、西戸山タワーホウムズというマンションが分譲されていていた。便利な場所なので、見学会に行き、申込もしたが、抽選に外れたところ。もし、購入していたら、まだローンを払っていたのではないか。それから二十余年たって、娘の出産した病院がすぐ隣だというのも、不思議な縁を感じる。

このマンション、グローブ座も併設していて、シェイクスピアの演劇が常時見られるのも売りだった。今でも、格調高い、建物である。そんな懐かしい、昔の思い出に浸りながら、でも、それは今と並列して起きているような気がするのだ。このことは、前にもやったことがある、という思い。道の様子も変わらないし、森が少し深くなったようだ。

高田馬場も、すっかり変わっていて、BIGBOXが立派になったのに驚く。まだまだ東京は奥深い。

2010/11/3 Wednesday

文化の日にガールズトーク

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お墓参りに叔母が立ち寄って、昼食を食べながら、ガールズトークになる。この叔母は、オシャレにも関心があるし、若々しい。

ごちそうをいただき、好きなことをしゃべって、たくさん笑った。これが健康と若さの秘訣ではないか。

今ある自分に感謝して、悪口はいわず、楽しいことだけ考えていれば、人生もうまく回っていく。夫は娘の病院に出かけた。赤ん坊はずっと眠っていて、ガラス越しの対面だったらしい。ここにもたくさんの幸せが降り注いでいる。

2010/11/2 Tuesday

生誕記念日

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久々に暖かな、秋の一日。11月はこうでなくちゃ、と家の中を走り回る。夜半、連絡が来て
娘に男の子が誕生したとのこと。文化の日と一日違いだが、目出たいことに変わりはない。

こんな日のために、イタリアワインのスプマンテを開ける。コルクを抜くときの音も景気がよい。祝いにはお酒がでないと物足りない。同じく、イタリア製のモッツアレラアも切って並べる。猫二匹も、嬉しいのか走り回っている。明日が祝日でよかった。

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