仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2010/10/30 Saturday

シャネルホールで世界の歌を聴く

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シャネルホールでのコンサート、今回はソプラノ歌手の市原愛さん。第一部は日本の歌だった。歌詞が分かるというのは、こんなにも心を深く揺さぶるものかと、思う。武満徹さんの『死んだ男の残したものは』は、歌詞谷川俊太郎さんによる反戦歌。シャネルのオシャレな空間でこんな歌を聞くとは思わなかった。第二部は、有名どころを集めた世界の歌。歯ごたえのある内容だった。

コンサート終了後、ブティックの中をそぞろ歩きする。この開放感がまたすてき。手前には、ブルガリのビルも建っている。東京のど真ん中で過ごす午後。台風が接近していたが、幸運にも弱雨にあっただけで帰ってきた。

松屋の「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」のエクレアは、当然ながら売り切れ。確実に手に入れるには12:15から販売開始するので、その前に並ばなければいけない。おひとり5個の制限あり。銀座に立ち寄るたびに、のぞいてみよう。

2010/10/29 Friday

名古屋城で特別展示を見る

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10/29の式典に合わせて、前日から名古屋入りした。天気は雨。知合いから教わって、気合いをいれて、ランチを食べにいく。新幹線を降りて、そのままタクシーで直行した。

口のおごった知合いが絶賛していたので、かなり期待していったが、それ以上のすばらしさだった。素材が新鮮なこともそうだが、作り手が創意工夫して、お客様との対話を楽しんでいるのがわかる。東京でも、それだけのグレードの店は少ないのではないか。

13時前に入ったときも、店内はほぼ満席で、幸せな活気に満ちていた。出てくるパンも美味しい。サラダ、パスタ、そして、魚料理、デザートと、1つ1つ幸せを噛み締めていただく。Le Gioie、また出かけたいと思った。

お店からタクシーを呼んでもらい、名古屋城に向かう。今年は開府400年のイベントを開催していた。寅年に合わせて、虎の絵画の展示である。名古屋城に入るのは初めて、雨のせいか空いていて、快適だった。桜の頃もすばらしいという。金の鯱も目の当たりにみて、名古屋に来たという実感を覚える。

泊まったホテルがお城のすぐ近くで、夜になるとライトアップした姿を楽しめた。お城というのは、勇気や元気のシンボルのような気がする。

2010/10/27 Wednesday

国立能楽堂でマクベスを観る

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イタリア研究会で大変お世話になっている、関根先生率いるTheatre Project Siの最終公演は、「マクベス」だった。

10/28から名古屋出張を控えていたので、諦めていたところ、幸運にもセミナが午前中に変更になって、時間が取れた。ローマ狂言を経て、得意の英文学、シェイクスピアを狂言師とオペラ歌手で演じる。

マクベスは悲劇だが、当然ながら、笑いの部分が見え隠れする。人の悲劇というのは、第三者から見たら、滑稽に映るのかもしれないと思った。能楽堂という空間での翻訳物は、二重にも三重にも張り巡らされた伏線の上を走り回っている。すでに物語の結末を知っている観客と、何も知らないまま、踊られているマクベスとの、微妙な距離が楽しい。

2010/10/19 Tuesday

名古屋への旅 準備編

Filed under: - site admin @ 22:47

来週、名古屋での式典に参加するため、一泊二日で出張することになった。名古屋に行くのは本当に久しぶり。ということで、webでいろいろと情報集めを始めた。

1. 新幹線チケット ひかり早特きっぷJR東海で販売している。乗車一週間前まで、枚数は制限ありなので、早めに確保したほうがいいかもれない。

2. レストラン こちらは知合いのブログから選定させていただく。趣味があって、写真入りなら、間違いなくおいしいはず。また、名古屋在住の方のブログも参考にさせていただいた。

ランチ 候補をいくつかご紹介する
2-1. 「Casa dell’ amante」
名古屋市中区栄3-17-12 大津通り電気ビルB1F TEL:052-238-6607
日曜定休、地下鉄名城線 矢場町下車 徒歩3分

2-2. レ・ジョイエ
名古屋市千種区池下1-2-19 山八第一ビル1F TEL・FAX:052-752-5065
定休日 毎週水曜日、第1・3火曜日・毎週火曜日のランチタイム(ディナーは営業)
地下鉄東山線 池下駅より徒歩3分

ディナー
2-3. モクモク農場レストラン JRセントラルタワーズ
名古屋市中村区名駅1-1-4JRセントラルタワーズ 13階
TEL:052−587−0909  
10月25日〜31日の期間中「ハロウィンパーティー」を開催

2-4. そら豆 クーポン
名古屋市中村区名駅3-17-28、TEL:050-5831-0450
JR名古屋駅より徒歩3分/ユニモール6番出口徒歩3分/東横イン新館正面 
月〜土/17:00〜翌1:00(ラストオーダー24:00)
定休日:日曜日

3. 便利なサイト
名古屋市交通局
N-cutie デパート、お買い物情報
松永製菓 しるこサンド

今回、宿泊付きなのでホテルについては、お任せした。次回の名古屋行きのメモとして、活用しよう。

2010/10/15 Friday

芭蕉の旅は歌枕を訪ねて、の旅かもしれない

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江戸の人たちにとって、平安時代は心の拠り所だったのかもしれない。最近、江戸の文学や古文書を習っているが、芭蕉ですら、西行に憧れている。名所といわれるところは、平安時代に都の貴族たちが作り上げた歌枕だ。

芭蕉の旅するとき、そういう名所を求めて、右往左往する。ときには、この辺りだろうといわれてたどり着けなかったりもする。西行が歌を詠んだところで、同じように、空間を共有するとき、時間は過去も現在も平行して、同じときに存在するのだ。

高校時代、奥の細道を習ったときは、そんな深い思いに気づかなかった。奥の細道の自筆原稿のコピーを題材にゆっくりと味わうように解説があるから、わかるのだ。旅はまだまだ続く。これから、どんな展開があるのか、楽しみでもある。

2010/10/13 Wednesday

お料理は化学だ

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一月に一回、恵比寿までお料理を習いに出かけている。この仕事を始めたときからだから、もう六年目になる。松田美智子先生からは、毎回、学ぶことは多い。

正しい包丁の使い方を覚えると応用が効く。同じ長さに切りそろえれば、火の通りも同じで仕上りも一定。野菜を丁寧に切ることで、味が変わっていく。お料理は引き算はできないから、いつも調味料は控えめにして、味見してみる。

さすがに六年も習っていると、家で作るときも復誦している。お料理は好きだったが、基本から習ったことがなかったから、いつも新鮮。先生の口癖は、お料理は化学だということ。そのせいか、お教室には、いつも緊張感がただよっている。実験中だから、息を殺して結果がでるのをまっている。

おうちご飯の家族と暮らしていて、このお教室は心強いばかりである。

2010/10/9 Saturday

イタリア人とのつき合い方

Filed under: - site admin @ 14:38

以前、友だちと語った、イタリア人と文化について、忘備録として載せておく。

【Mさん、ミラノ在住】
イタリアは98%ぐらいの確率で返事が絶対にないんですが(笑)残り2%の人たちがめちゃくちゃ働いてる。つまりこの2%の人材にあたるとラッキー♪仕事も早い!

でも2%ですから・・・つまりほぼ不可能?!返事はいつまでたってもなく、クレームにもならず、のらりくらりとして、時間は過ぎてゆくのです・・・

【真由美】
>残り2%の人たちがめちゃくちゃ働いてる。
よくわかります。イタリアを旅行しているだけで、気づきますね。美術館などで、監視役のひとが固まっておしゃべりしているのは、日常ですしね。

イタリア人をひとくくりにはできませんが、長い話を聞いて、最後に結論、たとえば契約の締結とか、企画の受容とか、あるような気がします。過程を楽しめないと、イタリアには暮らせないでしょう。その待ち時間を潰すために、音楽や美術や芸術があるような気がしています。 (more…)

2010/10/4 Monday

芭蕉のおくのほそ道を読む

Filed under: - site admin @ 23:47

江戸の古文書講座で、芭蕉の自筆本コピーと、版本(自筆本原稿を訂正して印刷したもの)を読み較べながら、おくのほそ道を鑑賞している。これが楽しい。声を出して読むと、江戸に戻ったような気がする。

今日は岩沼の宿からだった。仙台の手前のこの宿では、歌枕にもなっている武隈の松を見て、目覚める心地がすると言っている。能因法師が、「武隈の松はこのたび跡もなし 千歳を経てやわれは来つらむ」と詠んだが、その松は、切られたら、植えられたりを繰り返して、今は千歳のけしきととのいて、めでたき待つのけしきになん侍しと記している。

芭蕉の旅は、歌枕を尋ねての旅ともいえる。

「たけくまの松みせ申せ遅桜」と挙白と云ものゝ餞別したりければ、

 桜より松は二木を三月越シ  (松→待つ、三月→見る を掛けている)

という句を詠んでいる。季節は五月雨の頃である。

そうして、名取川を渡って、仙台に入る。あやめふく日也(五月四日のこと)。ここで四五日逗留する。

2010/10/1 Friday

好きなこと、楽しいこと

Filed under: - site admin @ 23:35

知合いから頼まれて、町内の敬老会で使う看板を書かせられた。六尺の半切に、「祝敬老の日」と書くだけなのだが、書道を止めて何年も経つので、大きな筆を探すことから始まる。画仙紙は山ほど残っているので、多少失敗してもいいと、書き始めたが、字がだんだん右上がりになって困った。上質な本画仙なので、墨が滲んでしまう。

なんとか三枚書いて、届けた。残りの墨と筆で、近代詩文を書いてみる。こちらも何年ぶりだろうか。大きな紙に書くという行為は、クリエイティブで楽しい。頼まれた仕事ではなく、自分の書きたい字を好きなように書くのはなんと、楽しいことか。

まあ、仕事も自分が愉しいと思わなければ、続かない。夢中になれるのは、無理がきくのは、自分が好きなことをしているから。

日頃、筆ペンでちょこちょこと書いているが、あれは、お風呂で泳いでいるようなものだ。本格的な書は楽しい。

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