エルメス・スカーフの効用
四月になって、また冬の戻りのような日々が続く。先週末は久しぶりに穏やかな二日間だった。本日も晴天。だが、春の日差しなのに、寒さが残っている。
気分的には厚いセーターを着たくないし、ただ首から肩にかけてが、肌寒いような気がする。そこで思い出したのが、エルメスのスカーフ。海外に行くたびに何枚も買い求めて、そのまま埋蔵していた。エルメスのスカーフは大判でごわごわと厚く、いつか、にわか雨が降り出したとき、それを傘代わりにして、上野の博物館から駅まで走った。
そういう代物なので、普段使いにはならないと諦めていたのだが、こんな陽気のとき、一枚、肩に掛けるととても暖かい。事務作業をする分には、汚れもきにしなくていいから、重宝する。一枚だが、重みがあって、防寒対策になる。
なぜ今まで気が付かなかったのだろうと、思うくらい。まあ、五月になるというのに、こんなに寒い日が続くのは、これまでなかったことだから。
というわけで、在庫のスカーフ、全部消費するには、まだ何年もかかりそうだ。安心して、長生きできるなあ、とお買い物した自分を誉めてやりたい。