仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2009/11/30 Monday

今日で11月もおしまい

Filed under: - site admin @ 23:01

毎年、自分のお誕生日を迎える頃から、師走の慌ただしさに流されるようにして、時間が経っていく。これはこの十年以上、変わらない。昔、広告担当をしていたとき、常に三ヶ月先の広告を作っていたから、それに合わせて休暇やイベントの計画も立てていた。世の中と三ヶ月違いの時差の中に生きていた。

そして、インターネットマーケティングになると、明日の話を今日作るのが、当たり前のようになり、期日も一週間くらいで仕上げることになる。この辺りから速さに流されるようになったのではないか。

ときどき、いまやっていることは、昔もやっていたという気分になる。答えがわかった試験の解答用紙を書き込んでいるみたいもの。そして、なぜか、同じところで同じ間違えをする。

昨日、いつも習っている古文書の出典元のお宅をお邪魔した。500年近く、かの地で名主を継いだ一族の女主人がお話をしてくれた。初めて出向いたわれわれのために、お汁粉を作り、そこで採れたサツマイモの天ぷら、白菜の漬け物、長野と岩手のリンゴ、などを用意して待っていてくださった。

江戸の文書に出てくる名主さんそのものの、豊かさ、温かさを感じて戻ってくる。こういうことがあるから、古文書整理も楽しいのだ。また、年が明けたら、今度はお昼を持ち寄り、遊びに行こうということになった。

戻らない過去を羨んだり、当てにならない未来を頼みにしたりせず、今あることを十分に幸せだと感謝すれば、ずっと幸せが続く。それが分からないひとが多すぎるのだ。あったこともない、ネットの友だちに親切を受け、そして交流が始まる。これも幸せのひとつだ。

自分の気持ちにぴったりとした人と出会い、そして、尊敬できる友だちを作り、楽しいことを考えながら暮らしていきたい。今がいちばん、幸せなとき、それが続くのだ。

2009/11/21 Saturday

中島みゆき 夜会 vol16、夜物語 - 本家・今晩屋

Filed under: - site admin @ 17:10

知人に中島みゆきの熱烈なファンがいたので、夜会というものの存在を知っていた。このチケットをとることは困難で有名だったが、幸い、1992年の「夜会VOL.4 金環蝕」に初めて参加した。その後、「夜会Vol.6 シャングリラ」、「夜会Vol.7 2/2」、「夜会VOL.11 ウィンター・ガーデン」、「夜会VOL.12 ウィンター・ガーデン」。そして、やや時間があいて、今年の「夜会VOL.16〜夜物語〜『元祖・今晩屋』」である。場所も渋谷から赤坂へと移転して、気持ちも新鮮に楽しめた。

事前学習として、山椒大夫を読んでいたから、伏線となるキーワードを拾うことができる。当時、人買いという商いがあったこと。謡曲の隅田川などにもわが子をさらわれた母親がよく出てくる。旅は江戸の中頃まで、死出の旅路と考えてられていた。生きて二度と会えないかもしれない、そういう思いで故郷を後にする。子どもと離ればなれになった母親の気持ち。自分を犠牲にして弟を逃がそうとする姉の心意気。そして、弟は出世して、母を探し求める。

一つの物語の上に、重なるようにして別の物語が始まる。今の時代なのか、少し前の戦前なのか、主人公たちはすこし、現実からずれているのがいい。お芝居でもミュージカルでもない、夜会は、みゆきワールドそのもの。休憩時間に観客たちを眺めたが、こちらも高齢化が始まっていた。二十年以上の彼女のファンたちである。立派な大人たちがあるいは、中年のカップルたちが、アイドル歌手の公演をみるようにときめいている。それがよく伝わってくるのだ。

夜八時からの開始というのも大人たちのために設定されている。ゆっくりと食事をとって、ご覧くださいと。そして終了は10時半だった。遊んで帰る時間である。ふわふわと楽しいまま、夢見心地で戻るのにふさわしい時間だ。中島みゆきの語る、人生や転生や、そして運命のようなものは、受け止める側の覚悟や度量があれば、それを楽しいと思うことができる。今が楽しいのであって、過去や未来に拘束される必要はない。

来年も夜会のチケットを取ろうと思った。いま、そんな気持ちにさせてくれるアーティストは貴重である。こんなブログもあった。

2009/11/16 Monday

芭蕉も悩んで作る句

Filed under: - site admin @ 23:35

更科紀行を、芭蕉の自筆原稿のコピーを使って習っている。実際に書いたものなので、消し込みや、追記があったりして、なかなか面白い。芭蕉はすらすらと句を読んだわけではなく、それなりに推敲を重ねて完成度の高いものにしている。その過程がわかると、安心する。

たしかに活字化された江戸の文学はすらすらと読めるが、原書を一字一字読み解く講座というのも趣がある。各駅停車の旅のように、特急では見過ごしてしまうような風景も見えてくる。まるで、いっしょに旅しているような気分になるから不思議だ。

2009/11/15 Sunday

品川歴史館で、家光と出会う

Filed under: - site admin @ 23:19

毎月、六本木ヒルズのライブラリーメンバと、江戸の町歩きをしているが、今月は品川歴史館に出かけた。

JR大森駅山王口から歩いて10分、途中に大森貝塚公園もある。

品川歴史館は1985年(昭和60)に開館した品川区立の歴史博物館で。 品川区の貴重な文化と歴史にかかわる史料の収集・保存とともに行政資料の保存も行っている。 今回は、【品川を愛した将軍 徳川家光、品川御殿と東海寺】という特別展が開催されていて、珍しい地図や文書を見ることができた。

実際に江戸城本丸から、189回も品川御殿に渡り、幕僚を招いたり、鷹狩りをしたりしている。御殿に隣接して建てられた東海寺には、「小堀遠州寄進天目茶椀」も残されていた。千利休作の竹さじもあった。

ここは庭園もすてきだ。水琴窟もあって、実際に水を流して聴いてみた。竹筒を耳に当てて音を聴くのだ。

うららかな秋の一日を過ごすにはすてきな場所だった。また、訪れてみたいと思う。

2009/11/13 Friday

「虎屋・寅年・虎づくし」展 

Filed under: - site admin @ 23:57

赤坂の虎屋本店の二階にある虎屋ギャラリーでは、年に二回、展示会を開催している。今回は、「虎屋・寅年・虎づくし」展が11/30まで開かれている。虎屋の虎ということで、珍しいものの展示が多かった。菓子の製造に関する江戸の文書もある。

小冊子もいただき、これを集めるのも楽しい。虎焼きの作り方ビデオもあって、役にたった。赤坂見附から少し足を伸ばすだけで、すてきな空間に出会える。

2009/11/12 Thursday

フォルスタッフ、法螺吹衛門

Filed under: - site admin @ 23:47

ローマ狂言以来、関根ワールドに嵌っている。今回はあのフォルスタッフを演ずるというので、楽しみにでかけた。

二期会のオペラ歌手ふたりが、狂言師と作り出す、シェイクスピアの世界は、初めてみても何か、懐かしい。飲んだくれでスケベで大ボラ吹き、その名も“法螺吹衛門”が巻き起こす笑いの数々。なんどだまされても、鮎姫さまから手紙が届くと出かけて行く。その楽天的な自信がうらやましい。

知合いが演出しているということで、毎回、案内いただき、すてきな時間を過ごせた。能楽堂でも笑い声が充満することはあるのだ。見ている側の熱意が伝わって、さらによい芝居になった気がする。

2009/11/10 Tuesday

11/26 twitter編み物オフ開催

Filed under: - site admin @ 21:25

twitterで手編みの話をしていて、直線編みなら初心者でもなんとか作品が完成できるというと、反応があった。当方、専門家ではないが、編み物は好きで人にも教えられるだろうと、明るく考えた。

日時 2009年11月26日 木曜日 19時から21時。受付18時半から
場所 日本橋人形町セミナルーム
   東京都中央区日本橋人形町2-9-5 NSビル1階
主催 株式会社マディオ 電話 043-222-0179 メイル office@madio.jp
参加費 2,000円 材料費込み、お菓子とお茶付き
初心者が対象ですので、どなたでも大丈夫です。

参加を希望される方は、twitterで@milano2009 まで連絡されるか、メイルをお送りください。詳しい内容をお知らします。

2009/11/5 Thursday

11月大歌舞伎

Filed under: - site admin @ 23:26

あと、半年あまりで終わる歌舞伎座。11月公演は、仮名手本忠臣蔵の通し狂言だった。菊五郎の勘平が見たくて、夜の部をとる。三階席で、たのしく鑑賞。一力茶屋は、仁左衛門の大星由良之助。これが上方風でとても新鮮。非日常を楽しむには、日常で活躍しなければと、実感する。

夜の部
五段目  山崎街道鉄砲渡しの場
     同 二つ玉の場
六段目  与市兵衛内勘平腹切の場
七段目  祇園一力茶屋の場
十一段目 高家表門討入りの場
     同 奥庭泉水の場
     同 炭部屋本懐の場
     両国橋引揚の場
(more…)

28 queries. 1.335 seconds. Powered by WordPress ME