仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2009/6/30 Tuesday

江戸の風格

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野口武彦さんの「江戸の風格」は、日経新聞に連載されていたもの。骨太で博学で読むのが楽しみだった。

本日、六本木ヒルズのライブラリーで購入する。家の中に本があふれて、危機感を感じて以来、購入を制限していたのだが、どうしてもこの本は、手元に置いておきたいと思った。新聞のコラムなので、見開きにページにまとめられていて、どこから読んでもいいから、楽しい。

上質な大人のための江戸のガイドブック。全編を読んでみると、すでに失われてしまった江戸の風景が浮かび上がってくるから不思議だ

2009/6/29 Monday

昼間は晴れて、夜は雨

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今年の六月は、そんな日が多い。遠出すると雨にぶつかる。こういう梅雨も珍しいのではないか。

今日、神保町で見かけた広告。「マニラまで直行便で4時間。」これって、佐渡までの最短時間だ。マニラにはまだ行ったことがないが、佐渡は同じ日本だし、言葉は通じるし、食べ物は美味しい。

佐渡のネックは、交通機関が未整備のこと。都内の1.4倍もの大きな島なのに、鉄道もないし、高速道路もない。移動は、歩きか、バスか、タクシーか、マイカー。公共交通がないと、旅人はタクシーを利用するしかない。京都に比べて、なにもかも割高になってしまう。惜しいことに、それに気づいている人が少ない。

雨が降って、また、涼しくなる。7月の江戸歩きは、水上バスを考えているが、雨のときの過ごし方も考えないといけないな。六月はあと一日残すばかり。毎年思うのだが、慌ただしい。

2009/6/28 Sunday

佐渡の能舞台、そして佐渡の現状

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このところ、佐渡の能舞台についての問い合わせが多い。たしかにサイトは作っているのだが、問い合わせが集中していて、ちょっとびっくり。佐渡で何かが起きているのだろうか。昨日も、小田善正さんが佐渡日報に書いた記事を元に復刻された「佐渡の能楽をささえた人々」を読んでいたところ。

そんな中で毎日、新潟版に、羽田-佐渡の航空路開設の話が出ていた。東京から佐渡までは、最短で4時間あまり、新幹線と船を乗り継ぎ、往復で3万円程度かかる。これが飛行機で一時間、片道15000円でも十分が価値ある。ネックになるのは滑走路。今のままだと9人乗りのコミュータ機が限度と言われている。団体の観光客を誘致するには50人乗りの飛行機が飛び立てる飛行場が必要なのだ。

この飛行場問題、何年も前から話題になっていたが、新潟県が「佐渡・羽田航空路の運航に関する検討委員会」を作っているのは知らなかった。

2009/6/27 Saturday

堂島ロール

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並ばないと買えないという堂島ロールを、お土産にいただいた。都内では、日本橋三越、銀座三越がそう並ばずに買えるそうだ。ふわふわのロールにたっぷりの生クリームは、思ったよりも軽めでさくさくといただけた。

お菓子にもブランドが必要な時代なのかもしれない。クリームを冷凍した同じような商品をあちこちのサイトで見かけるが、生菓子の美味しさは、一段と勝っているような気がする。

2009/6/26 Friday

渡辺保先生の鎌倉三代記の講義を聞く

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昨日、慶応三田キャンパスで、演劇評論家の渡辺保先生のお話を聞く会がありました。これは、秋の三田際で歌舞伎研究会三田会が歌舞伎を上演するのだが、その演目「鎌倉三代記」が難解な筋立てなので、事前学習をするというもの。

時姫に父、北条時政を討つようにと、許婚の三浦之助はいうが、これは戦局が不利で、こんなテロ行為でしか現状を打破できない、大阪夏の陣の豊臣方を暗示している。絹川村閑居の場面は、この時姫という女形の三姫の一つで、見せ場も多い。渡辺先生は、DVDを見ながら解説してくれたので、役者の動きや、場面の展開などがとてもわかりやすかった。

歌舞伎というのは、舞台に出ている主役だけがするものではなく、脇役もそれぞれに重要な役割をもっていること、ただ形だけを真似てもだめで、心を理解することが大切と説く。特に清元と、所作は、要所、要所があえば、後は、つかず、離れずくらいがよい。全部が合っていては、面白みに欠けるという。言うは安し、演ずるは難しだが、名言。これは、仕事の関係でも、夫婦の情愛でも同じことがいえると思う。全部合っていなくても、要所要所が合えばいいのだ。

2009/6/25 Thursday

【ランコム】ブロガー限定 スキンケア大型新製品プレゼント

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ランコム ローズ マガジン

ランコムがブロガー対象に、新製品キャンペーンを展開している。ランコム・オフィシャル・ブログパーツを、ブログのサイドエリアに貼付つけるのだが、ブログパーツのカウントがゼロになったとき、何かが起きるらしい。カウントダウンを自分のブログで楽しむ趣向らしい。何が起きるか、楽しみだ。

2009/6/24 Wednesday

お箸の使い方ひとつで、料亭での扱いが変わる

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お料理の先生から聞いた話であるが、料亭では、まず突き出しを出して、そのお客様の箸の使い方、食べ方などをみて、次のコースの器を決めるのだそうだ。一万円、二万円、三万円とコースの献立は、書いてあっても、その品が載る器については、そこの板前さんの裁量に任されている。

だから、お箸の使い方、お魚や肉の食べ方には注意が必要で、作法どおりに食べるのが大切という話だった。たしかに、それはありうるとと思う。コースにないものが、「こちらは料理長からのサービスです」、と差し出されることもあるし、逆に、「これは本日はもう扱っていません」と断られることがある。お客様の品格もコースのうちに入っているのだ。

逆にいえば、それだけのマナーを知らない客は、その場にふさわしくない客だということだろう。食べ物屋さんだけでなく、他の業界でもいえるような気がする。

知らないことは、素直に知らないからと教えを請い、知識や経験を重ねていくしかない。こういう道はやはり王道しかないと思う。そんなことを考えながら、京都ではカウンターでいただくことを楽しみにしていたのが怖くなった。プロの板前さんが自分をどう評価したのか。襟を正して、もう一度、訪問してみることにする。

2009/6/23 Tuesday

飛ぶように過ぎていく六月

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今年の六月は、大切な仕事が残っていて、佐渡にも行けなかった。その分、集中して仕事しなさいと、いう意味だったはずなのに、やっと今、手を付けたところ。あと一週間で六月は終わる。

12月と違って、6月はもっと優雅な月だったのに、飛ぶように過ぎていくのをただ眺めている。決まりきった人生は嫌だから、出会いや、発見を楽しみに生きているのだが、こんなに忙しいとは思わなかった。

新しいことを始めるには、時間が少しだけ余分に掛かる。緊張もする。喜びも多いのだが、それを素直に楽しめる余裕が必要だ。こんなとき、人は旅に出るのだろう。

2009/6/22 Monday

つらい記憶はすぐに忘れる、楽しかったことはいつまでも覚えている

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先週、仕事が重なって、息つく暇もなかったはずなのに、終わってしまうと忘れている。つらかったことはすぐに忘れて、褒められたり、感謝されたことはいつまでも記憶している。

これは生きていくための防衛本能なのか、それともわたしだけの特質なのか。

過ぎてしまったことをくよくよしても、何も生み出さないのは東西で同じことを言っている。要するに前を向いて、前向きに生きていこうということなのだ。

雨が降ったり、止んだりして、夜半には風も出てきた。爽やかとはいい難い天気なのだが、それも過ぎてしまえば懐かしく思い出すはず。探し物をしていて、別の宝物を見つけて、夢中になる子供たちのように、仕事以外の楽しみが目に付く一日だった。

朝一番で立てた目標も半分くらいしかできない。半分できたことを感謝して一日のおわりとする。

2009/6/21 Sunday

コスト意識を持つ

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今日、ライブラリーのメンバと話していて、せっかく会員になっているのに、一月に五回も出かけていないという話になった。ビジター料金が2000円だから、たしかに五回通わないともったいない。忙しいからと、次回にまわしていると、結局通えないものだ。

わたしのスポーツクラブしかり。こちらも週に二回は通わないと会費分が無駄になる。こういうコスト意識を持たないと、細かなところで節約しても、だめかもしれない。

時間も同様。一日のうちで、優先度の高い仕事をして、余った時間でなにかしようとすると、結局なにもできない。やりたいことは、きちんとスケジュールに入れておこう。それ以前に、半年単位でのスケジュール表を作る必要あり。

大まかな年度計画はあるが、やはり、一月、三ヶ月、半年と成果を見越した上で、プランを立てなければいけない。六月が終わると、一年は師走にかけて進んでいく。暑いとかいいながらも、夏は本当に短い。休みがたくさんあるし、無理が効かないから、日常業務をこなすのがやっと。

今年は六月が終わる前に気づいてよかった。明日の午前中は、プランニングに当てよう。

2009/6/20 Saturday

webは日々進化している

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webの世界では有名人かつ、伝道者といわれたひとが、「日本のウェブは残念」という発言をして、1590ものブックマークが付いている。

だが、はたして、本当に残念なのだろうかという議論もあって、あちこちでみなさんが書いている。そんな中、日経IT PLUSに藤代裕之さんが書いた記事・日本のネットで本当に残念なこと 「梅田発言」の波紋は、冷静で論旨も納得いくものだった。

「日本はダメ」という新しくない議論、があってこれは長年米国企業に勤めてきた身には、よくわかることだが、優秀なエリートと、その他大勢がいるアメリカと、平均的に優れた人がごろごろいる日本の違いなのだ。自分たちと同じように考えていると、意思疎通ができない。アメリカの会社では、まず、自分と相手を理解することから始まる。

日本発の日本の技術も、まだまだ存在する。若者でない、大人がこんな時期に、残念だと決め付けることの恐ろしさをもっと知って欲しいと思う。

日本のネットは日々、進化している。そして、誰もが、簡単で便利なサービスの恩恵を受けられる。まあ、ネットに繋いでいればだが。この記事はみんなに読んで欲しいと思う。特にベンチャー系の経営者の方、企業と社会を調整する「大人」が不足している、ということを認識してほしい。

私も年齢的には立派な大人だが、藤代さんのいうような「粘り強く中高年に可能性を伝え、若い経営者には問題を解決して社会とのコンフリクトを減らすように助言・指導する「大人」」になりたいと思っている。

2009/6/19 Friday

「夢見る水の王国」を読んで

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泉鏡花賞受賞作家、寮美千子さんの新刊「夢見る水の王国」下卷をようやく読み終えた。ファンタジーなのだが、現実の隙間のありそうな世界が出てくるので、電車の中で読んでいて怖くなった。知らない町にこの電車が着いたらどうしよう、という恐れである。

物語は幾層にも巡らされた昔物語から、今へと繋がっていて、どこまでが現実か、どこからが夢なのかが曖昧になる。猫の話が出てくれば、昨年亡くなった十七歳の猫のことが思い出され、どきどきしてしまう。
寮美千子さんのもつ、言葉の確かさ、語彙の多さに圧倒されながら、自分の中でもいくつも物語が生まれてくる。この本を読んでいるときは、自分がどこにいるのか、どこに向かっているかを忘れてしまう。旅行先に持って出たら、無事帰ってこられるか不安だ。

どきどきしながら、そして一気に読んでしまった。この出版を記念して、朗読会も開かれることになった。東京は6/30 火曜日である。

2009/6/18 Thursday

座談会 今の中学生、昔の中学生

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今日は母校まで出かけた。高校の同窓会の50周年記念誌の特集で、座談会を行ない、その司会進行役を仰せつかる。

中高一貫の教育が始まり、旧制中学の先輩と、今の中学生の交流を深めるの座談会である。新二年生、八名がいろいろと質問に答えてくれて、楽しい時間を過ごせた。不思議なことに最後には全員で校歌斉唱となった。

六十年以上も年の隔たりがあるのに、同じ中学時代を同じ場所で過ごした先輩の感慨は深いものがある。実施にあたり、お世話になった先生方にも御礼をいいたい。そして、かわいい生徒さんたちをみていると、こちらも元気をもらえた。

2009/6/17 Wednesday

恵比寿でお料理教室、夜は人形町で古文書セミナ

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一月に一度のお料理教室。この日は完全オフにして、恵比寿、広尾と町歩きするのを楽しみにしていたが、本日は、人形町で古文書セミナの日。途中、六本木ヒルズで少し休んで夜は仕事となった。

お料理教室は、丁寧に切ったり、巻いたり、湯がいたりと、日ごろ足りないことを補うよい機会だ。お茶の作法に似ている厳格さで指導を受ける。真面目に作った料理は当然ながら美味しい。毎日の食卓にこのくらいのクオリティで、おかずが出たら楽しいだろうと思う。

六本木ヒルズの49階からは曇った東京の町が見える。平日の午後なのに、若い人でいっぱい。久しぶりに本を読んだ。六本木から人形町までは、日比谷線で直通。

この町は、いつも旅人で溢れているような気がする。生活する人と商売する人のバランスが取れていて、シャッター通りなど存在しない。こぎれいな下町である。帰りは歩いて、馬喰町経由で戻ってきた。涼しくて気持ちのよい夜だ。昨日の雷が来なくてよかった。

2009/6/16 Tuesday

今年のアジサイは青ばかり

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毎週、通う郷土館の前にはすてきなお庭があって、季節の植物が楽しめるようになっている。昨年は今頃、アジサイが見事だったが、今年はまだ青い色が少しだけ咲いている。

二日連続で夜、雷があり、天候不順のせいだろうか。昼間は曇りで夜降るにはいいのかもしれないが、この時間まで仕事をしている人もあり、大変だ。

今年は例年と違うことが多く、それは楽しみでもあり、驚きでもあるのだが、一年たってみると見事に忘れている。

新しいことをどんどん取り入れているが、その中で、何が残るのだろうか。流行のものの儚さは、三年前の洋服に手を通したときの、ちょっと恥ずかしい気分に似ている。流行も少し離れて付き合わないと、疲れることが多い。

新しい友人、新しい出会いで、すてきな方に会うコツがある。それは相手を尊敬すること。損得ではなくて、尊敬できる相手と付き合うといいと思う。

2009/6/15 Monday

朝顔や 蝶よりつけぬ 花ざかり

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文政四年の旅もいよいよ終盤に差しかかった。三国峠を越え、前橋から桐生に向かう。

この前橋、江戸時代には厩橋といわれていて、地図にも残っている。蟹守一向は日光に向かい、諸堂拝礼し、美麗いふも更なり、と記している。

これまでの上越の旅から、群馬に入って来ると、知っている地名がどんどん出てくる。江戸から日光までの参詣のため、道路もかなり整備されていたようだ。

朝顔や 蝶よりつけぬ 花ざかり 蟹守

通題

夜納涼(よすずみ)の むしろがあいて 鳴く竈馬(かまどうま) 蟹守

江戸の旅日記は、声を出して何度も繰り返し読んでみると味わいが深い。

2009/6/14 Sunday

スイミングプールに出かけてきました

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週に二回は泳ぎたいのに、今週はずっと予定があって、日曜日の午後、ようやく泳いできました。時間にしたら20、30分間。

偏頭痛予防のためなので、レッスンもなし、コースを泳がなくてもよし。要するに水に浸かって体を動かすという簡単なものです。それが行けないのは、行けない理由を考える出すのが得意だから。特に、集中しての会議や勉強会の日は、終わると、満足してしまい、泳ぎにいく気になれません。本来は、そこでリラックスできると思うのですが。

日頃から、努力や辛抱や、根性とは無縁の生活を送っているので、嫌なことはしないと決めています。仕事もしかり。尊敬できる相手と、楽しく、ときどき、困難があっても、それを切り抜ければ、幸せという環境で過ごしています。ただし、これは莫大な収益には繋がりませんから、若い起業家を目指す人は、ご注意ください。マイネットの上原さんも書いていますね。

2009/6/13 Saturday

お城の古文書セミナーを見学

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市主催の古文書セミナー初級が、今日から始まった。土曜日の午後ということで、応募した人も多く、抽選で決めたという。講師は新しい女性の先生。題材も新しいし、とても新鮮な気がする。

二ヶ月後、この受講生の中から、継続して古文書を習いたいという人に、別に5回シリーズの講座が用意されている。それを運営するのが、私たちの仕事。もともと、市が持っている古文書の整理を担当していて、この講座のフォローもすることになった。初心者が、わずか5回の講座で、古文書が読めるようになるとは思えない。継続することで初めて読めるようになるのだ。

そこで初級で習った内容を元に補完するような形で教材を選ぶ。これも大変だが、ボランティアとしてはやりがいのあることだ。自分でも古文書セミナーを主宰しているから、初心者が何を理解し、何が不安なのか、見ていると発見することが多い。

二時間、講座をうけて、さすがに疲れた。初めての方はもっと疲れただろうと思う。

2009/6/12 Friday

毎日15分、泳ぐには

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三月、四月とスポーツクラブに通えずに、三年ぶりに偏頭痛になった。そして、反省の意味も含めて、コースの見直しを計り、全日使えるスイミングの会員に変更した。

午前中でも、午後一でも、そして夜でも好きなときに15分泳げばいいと決めて、スイミング用のセットも作り、カリキュラムも決めた。でも、実際に行けるのは土曜日の夜だけなのだ。

せめて週に二回は運動をしないと効果がでない。佐藤可士和さんのように平日に打合せと称して、スケジュールに組み入れないとだめかも。スポーツクラブまでは、20分かかる。着替えて、泳いで、髪を乾かして、戻ってくるのに一時間半は必要だ。

習慣となるためには、最初はやや強制的な訓練が必要。ピアノやバイオリンのお稽古しかり。英会話のレッスンしかりだ。つまり、最初の二ヶ月くらいは、無理やりスケジュール化しないと、続かない。

泳ぐことも健康管理の上で仕事のひとつなのだ、と決めて実行できそうなスケジュールを出してみよう。
明日は土曜日、泳ぎに行ってきます。

2009/6/11 Thursday

佐渡からの能舞台についての問合せ

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六月はいつも、佐渡に能舞台を見に行くことになっているが、今年は別の記念行事と重なって、断念した。毎年のことなので、カレンダーを見ながら、明日は牛尾神社、明後日は金井能楽堂と、舞台を想像してみる。

すると、不思議なことに佐渡の方から、能舞台についての問合せがあった。弊社のサイトを見つけての問合せである。こちらの思いが海の向こうまで伝わったような気がした。

佐渡の能舞台について調査したのはもう四年も前になる。あれ以来、中断した原稿を再開するときがきたのかもしれない。本を書くために、出版社と引き合わせてくれた同級生は、今はいない。他にまとめることのできる人はいないはずだから、なんとか本にしたいと思う。

今年の能舞台は雨に降られずにすんだのだろうか。親切な能楽関係者の顔を思い出し、九月にはなんとしても出かけようと思っている。

2009/6/10 Wednesday

江戸という時代からもっと学ぼう

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江戸とイタリアが好きというと、不思議がられるが、同じような方がいらした。陣内秀信さんである。昨年、イタリア研究会でも、南イタリアの素晴らしさを講義してくださったが、もともとはヴェネツィアの建物の研究から出発している。

江戸の町は水路が縦横に巡らされていて、それはちょうど、今のヴェネツィアに似ている。手元にある安政期の江戸の地図と、ヴェネツィア観光局の出している地図を較べると、驚くほどの酷似だ。だから、ヴェネツィアを訪れると、懐かしいような不思議な感覚にとらわれるのだ。

そして、その江戸という時代、264年間は、明治+大正+昭和+平成の141年の二倍くらいの長さなのだ。おおよそ、100年単位でとらえると、分かりやすい。後半は文化、経済の中心が江戸に移って、力を蓄えてきた。江戸にしかないものが出てくる。

そして、100年くらい前まではだれでも読めていた江戸時代に書かれた文字を、平成の今、習わないと読めない。100年前の文章が読めない民族は、先進諸国の中では日本だけである。文学部の中から、日本文学科がどんどん消えていき、このままだと、わたしたちは祖先の膨大な遺産である書物を読むことができなくなるのだ。

弊社の古文書セミナーは、こんな意図もあって始まった。字を覚えることは訓練だから、だれでも読めるようになる。中学、高校と古典を原書で教えたら、もっと広がると思うのだが。

2009/6/9 Tuesday

雨の季節の前に、雨コートを誂える

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母から譲り受けた着物一式。箪笥三竿分もある。二年前から日本橋人形町の着付け教室に通って、なんとか一人で着られるようになった。それは、ある意味で変身なので、スイッチのオン・オフのように、気分の切り替えができる。着物のときはネックレス、時計、指環など、江戸時代になかったものは、身に付けない。これが結構楽しくて、歌舞伎、能楽、オペラコンサートなどに着物ででかけることが多い。

そして、問題は雨。ほとんどの着物は絹製なので、雨に弱いのだ。結城や大島は雨に比較的強いのだが、それでも濡らすとあとが大変。そこで、雨用の二部コート(上着とスカート部分に分かれている)を使っているが、一枚で着られる雨コートがほしいと思っていた。予算の枠もあり、あちこちをチェックしてみたが、手頃なものは見つからない。やはり、反物を求め、自分のサイズに合わせて仕立てるのが最良だと悟った。

出会いというものがあるのだ。4月の江戸コミュで深川に出かけたとき、都営の清澄白河で解散したが、その日は、呉服の展示会の最終日。会場では、イタリアから戻ったばかりのうちの師匠もいて、相談に乗ってもらう。この展示会、30店ぐらいが参加しているので、出展の反物の価格もまちまち。まったく同じような物でも、店の名前と、仕入れの時期で価格が変わってくる。そういわれると、真剣に探して紫の縞模様の一点を選んだ。

水を弾く撥水加工済み、絹製で、薄い生地は、三シーズン使用できる。水は通さないが、通気性があり、梅雨のじめじめしたときにぴったりの雨コートとなった。幸い、地元で仕立て屋さんがいるので、予算内でおつりがくる。梅雨前に納品していただき、感激した。オシャレなコートなので、雨が降りそうなときも使用できる。

しかしながら、絹製のコートを雨用に誂えるのは贅沢な話。着物の世界では、金銭感覚が違うような気がする。

2009/6/6 Saturday

本日飲んだイタリアワイン

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6/3にイタリアワインのティスティングがあったが、その日、残った赤ワインをいただいてきた。赤ワインというのは、飲む一時間前から栓を抜いて空気に触れさせておく。
ソムリエではないし、専門家でもないから、好きなことを書いているが、赤と白はグラスの形も違うし、扱いも違う。よく赤は常温でというが、これは夏でも25度くらいの北ヨーロッパの話。やはり冷やしておいて、飲む一時間前に栓を取って置くのが普通だ。

そして、6/5、6/6と飲み較べてみたのだが、今日の方が美味しかった。味に丸みがでている。赤なのに渋みもなく、とてもエレガント。味わい深くて、バランスがとれている。

http://www.carlopellegrino.it/
Duca di Castelmonte | Fiorile - Rosso - I.G.T. Sicilia
Classificazione: Sicilia, Indicazione Geografica Tipica
Provenienza: Provincia di Trapani, agro di Marsala e Mazara del Vallo
Vendemmia: Meccanizzata
Uvaggio: Nero d’Avola, Syrah, Merlot
Affinamento: Dodici mesi in vasca
Colore: Rosso rubino
Profumo: Intenso e fruttato, con note di frutti di bosco
Gusto: Equilibrato ed armonico
Grado alcolico: 12,5% vol.
Abbinamento: Eccellente con piatti di carne e salumi

2009/6/5 Friday

国立能楽堂で、オセロを観てきました

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翻案・演出: 関根勝先生のオセロを観てきました。
二期会のオペラ歌手、狂言師たちが揃って、シェイクスピアの悲劇の1つである「オセロ」を演じます。普通なら、一つに融合することのない芸術が、能楽堂の上で演じられ、見事に成果をあげました。

悲劇には、必ず傍観者としての目があり、その人がどう伝えるか、つまり、観客側がどう観るかで、悲劇の深さ、濃さが変わってきます。主役が狂言師なので、この辺りの乾いた笑いについて、最高の出来映えでした。舞台は堺、そして、琉球と、少し中心から外しているので、余計によそ事として捉えることができます。

最後のカーテンコールに相当するものも素晴らしかった。毎回観ていますが、今回が最高でした。東京はすでに公演を終了していますが、名古屋、大阪の方はまだお席もありますので、ぜひごらんください。

名古屋公演
 名古屋能楽堂 6/13(土) 14:00

大阪公演
 大阪能楽会館 6/19(金)18:45 20(土)14:00

翻案・演出:  関根勝 (more…)

2009/6/2 Tuesday

エクストラバージン・オリーブオイル

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起業して、イタリアワインを扱う仕事がしたいと思った。知合いの商社の方から教わって、税務署に相談に行く。

食品を扱う経験が二年以上ないと難しいですね、というお答え。すぐにワインを販売することはできなかったが、代わりに見つけたのが、このオリーブオイル。もともと、ワインの製造業者が自家製用に作っていたのを、ワインの買い付けに出かけた担当の方が発見したという。

ユーロの高騰で、最初は1700円だったのが、今では2100円(税なし)になってしまったが、味わいがあって、これ以外はだめというお客様も多い。「主人がこの味になれてしまったので、これでないといけないといいます」とか、「いろいろ試してみたけれど、やはりこの味ですね」などという嬉しいお便りをいただく。

かくいうわが家でもこれを常用している。パンにもつけるし、サラダにも入れるし、マリネにも使う。すぐになくなってしまう。バターを買うことがめっきりと減った。

健康のため、オリーブオイルはとてもいいらしい。油脂ではなく、フレッシュな果実を絞ったものなのだそうだ。

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