錦絵はいかにつくられたか@国立歴史民俗博物館
ゴールデンウィークの最初の祝日に、前々から気になっていた博物館に出かけた。歴代の館長は存じ上げているのに、千葉にいて出かけるのは初めて。家から車で40分くらい。大きな駐車場付なので、車でも安心。
今回の目的は特別展示の「錦絵はいかにつくられたか」を見ること。江戸の錦絵の版木が見つかって、368枚という世界最大の展示となっている。江戸の当時、版木は高価なものだったから、刷り終えるとまた削り直して再利用するので、残っていることが少なかった。
それが今回、北陸のある家で長年保存していて、木は曲がってくるし、不用なので、隣の家に焚き付けに使ったらと渡して、その方が、燃やす寸前のところで、気づいて届けたのが、発見に繋がったという。まさに神様の手でここに渡ってきたのだ。
錦絵は数枚の版木がそれぞれ色のパーツに分かれていて、それを順番に重ねあわせることで一枚の美しい作品に仕上がる。その見事さ。江戸の職人のクオリティの高さに感嘆した。
また、古文書を習っているので、実物を鑑賞しながら、少し読めるようになってうれしい。江戸東京博物館よりも小規模だが、充実しているような気がした。
常設会場にも、江戸の料理茶屋の展示があって、ゆっくりと楽しむことができた。また、出かけてみたい博物館である。

