仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2009/3/30 Monday

サローネ国際家具見本市の招待状

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五年前に起業した時、一つの夢があった。それはいずれ、イタリアの家具を販売すること。それも椅子に限って、疲れたとき、家に帰ってきた時に座る自分だけの椅子である。定款にも販売に関することはいれてある。 イタリア語を習っていたのも、そういう商談に有利だろうと思ったからだ。

そして、いまはセミナに比重が多い仕事をしているが、家具やインテリアをのぞくのは大好き。それは昔から変わらない。

そして、今日、ベネト州パードゥバに本社をもつ、家具メーカーから国際家具見本市の招待状が届いた。

Dear Sirs,

we have the pleasure to invite you to visit us at the next Milan International Furniture Show from 22nd until 27th April. Our location will be PAV. 02 (classico) stand F38.
That would be a good occasion to show you all our new items,

Trustful to meet you there,
We remain Yours Faithfully,

Morello Gianluca Srl / BAKOKKO 

このサイト、写真がオシャレで,さすが、イタリアだと思う。ミラノサローネ、
毎年、四月は新規講座の開始と重なって自由な時間もとれないが、でもいつか、行ってみたいと思っている。 

2009/3/26 Thursday

小倉百句の謎

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五代目團十郎が作った小倉百句の講座が終了した。毎回、雅な百人一首と、そのパロディ版の俳句を比較しながらの講座は、楽しくそして新しい発見でもあった。

その中にいくつかの謎があるが、本来は一対一対応しているのに、なぜか、能因法師の歌のかわりに、良選法師の歌が入っている。つまり同じ歌が二つあるのだ。

橋一つ 越えても 秋の夕べかな 團十郎

さびしさに 宿をたち出でて ながむれば いづくも同じ 秋の夕暮れ 良選法師

そして、故意なのか、あるいは後から気づいたのか、さすがに良選法師だけを後から紹介するのは不自然だと、式子内親王も隣に移動させている。なぜ式子内親王なのかと考えると、おなじページに定家がいる。昔の本は真ん中から折って綴じたから、この二人はぴったりと重なる位置にある。

定家と式子内親王を添わせるために、良選法師の歌を二回使ったのか、謎は謎を呼ぶ。ちなみにこの句集の挿絵は葛飾北斎で、彼は同じ句にそれぞれ違った絵を書いている。丁寧に読み直さなければ、気づかないような巧妙さで、作られているのだ。

2009/3/15 Sunday

江戸の町歩き、浅草・上野

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ライブラリーメンバと、江戸から学ぶ会(江戸コミュ)を主宰しているが、3月の定例会は、浅草、上野の町歩きだった。

六本木の近代的な町並みから、浅草の仲見世へはタイムスリップしたような気分になる。伝法院通りの「よのや」さんでつげの櫛についてお話を聞く。熊本県の肥後のつげでないと、櫛にはならないのだそうだ。創業は明治だが、製法は江戸から伝えられているという。

それから仲見世を横切って、同じく伝法院通りの道を一本入ったところにある、ふじ屋さんで、江戸の手拭を求める。
写真はかまわぬ、で團十郎の印。

金龍山浅草寺をお参りしてから、ひさご通りにある江戸下町伝統館を訪ねる。江戸職人の粋を見せてもらい、そこから田原町経由で上野に出る。

上野は西郷さんの銅像をみて、清水観音堂から上野の絶景を眺め,ここは、江戸名所の一つであり、不忍池を見下ろす錦絵は広重ほか多くの絵師たちによって描かれたほど、風光明媚な場所とされた。桜の頃にまた、来てみたいと思う。

最後に家康も祭っているという上野東照宮を参拝した。

お天気にも恵まれ、楽しい時を過ごしました。次回は、どこに行こうかしら。

2009/3/12 Thursday

歌舞伎座さよなら公演 三月大歌舞伎

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三月歌舞伎の夜の部には、三人の大石が登場する。
團十郎、仁左衛門、そして幸四郎である。真山青果の作品は、心理描写がきめ細かく書き分かれていて、日本人の心情というものをうまく引き出している。これが仮名手本と、元禄忠臣蔵の違いなのかもしれない。

南部坂雪の別れ(なんぶざかゆきのわかれ)

大石内蔵助 團十郎、 羽倉斎宮 我 當            
腰元おうめ 芝 雀、 同 夜雨 高麗蔵            
同みゆき 宗之助、寺坂吉右衛門 松 江            
堀部弥兵衛 家橘、落合与右衛門 東 蔵
瑤泉院  芝 翫

仙石屋敷(せんごくやしき)

大石内蔵助 仁左衛門、吉田忠左衛門 彌十郎          
磯貝十郎左衛門 染五郎、 間十次郎 高麗蔵
富森助右衛門 男女蔵、 大高源吾 亀 鶴
大石主税 巳之助、 桑名武右衛門  錦 吾
鈴木源五右衛門 由次郎、堀部安兵衛 市 蔵
武林唯七 右之助、  堀部弥兵衛  家 橘
仙石伯耆守 梅 玉

大石最後の一日(おおいしさいごのいちにち)

大石内蔵助 幸四郎、  おみの 福 助          
磯貝十郎左衛門 染五郎、富森助右衛門 男女蔵
細川内記  米 吉、   久永内記  桂 三
吉田忠左衛門 彌十郎、 堀部弥兵衛  家 橘
堀内伝右衛門 歌 六、 荒木十左衛門  東 蔵

2009/3/9 Monday

浅草を歩く

Filed under: - site admin @ 23:37

新宿で知合いとランチミーティングの後、都営を乗り継ぎ、浅草に向かった。今週の日曜日は町歩きで、浅草、上野と出かけることになっている。

前々から気になる店もあって、観光協会で教わった地図を頼りに歩く。この熱気、人出は成田山も同じだ。お寺参りの楽しさは、帰りの寄り道だったり、美味しいものを食べたり、あるいは珍しいものを買ったりと、日常の中にある、非日常の断層のようなものだ。

台東区では、小型のバス「めぐりん」を走らせていて,名所を回ることができる。一回の乗車が100円、一日乗車券は300円。渋滞も無いし、小さいが頼もしい。

2009/3/4 Wednesday

ひな祭りに、江戸の團十郎を聴く

Filed under: - site admin @ 23:28

仕事が終って、駆けつけるセミナが先週と、今週とあった。

ライブラリートークは、講師の魅力によるところが多い。今回は加藤先生なので安心して聴ける。

五代目團十郎が生きていた時代はいちばん、江戸らしい時期だったのではないか。その時代にふさわしい人物というのは、必ずいるのだ。江戸という平和な時代、富が商人たちに集中した。その人たちが文化を生み、芸術を助け、新しいものへの挑戦もする。江戸の荒事をする團十郎は、その象徴のような生き方をした。

2009/3/2 Monday

田一枚植えて立ちさる柳かな

Filed under: - site admin @ 23:17

奥の細道は、松尾芭蕉が、西行の跡と、義経の跡を訪ねて旅した創作紀行文である。その中で、西行遊行柳(芦野・栃木県那須郡那須町)で次の一句を読んでいる。

田一枚植えて立ちさる柳かな

自分は旅人、そして田植えをしている土地の人、その対比と、そして時間の流れを感じさせる句だ。

今習っている文政4年の旅日記で、蟹守は、それを踏まえた句を作る。

高みから旅人聞や田うゑ唄

旅人の、田植えする土地の人の対比、そして音で時間を表している。

江戸時代の旅は、もっと不自由で、知合いの家に泊めてもらうことも多かったが、だが、その分、たくさんの出会いがあったのではないか。死を覚悟することもあったのかもしれない。だからこそ、多少無理しても、会いたい人に会うために旅を重ねた。

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