仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2009/2/27 Friday

能楽講座@六本木ヒルズ

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雪混じりの寒い一日だった。知合いからのお薦めの能楽講座に出かける。寒い中、参加して本当によかったと思った。

講師は小島英明さん、シテ方能楽師である。この方とお会いするのは初めてなのに、佐渡繋がりがあった。五年前から佐渡で能を舞っているという。観光協会の主催する有料の能楽番組の東京から来る先生だったのだ。

小島さんのお話は面白く、分かりやすく、これまでぼんやりとしていた知識がぴたっと納まる。おひな様の五人囃子は、能楽と同じように、太鼓、大鼓、小鼓、笛、地謡(扇子を持った人)なのだ。いわれるまで気が付かなかった。

2009/2/25 Wednesday

池大雅と、妻玉瀾

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江戸時代の風変わりな、しかしいずれも高潔な人物を描いた『近世畸人伝』を習っているが、池大雅の章が終った。それによれば、気取らぬ人で、高潔、お金には縁がなく、慎ましく暮らし、扇面、提灯などにも絵を書いて売って過ごしたという。

現在、大雅の書画骨董は山ほどあるが、ほとんどが偽物だという。大雅がその時代、高く評価されていないのだから、本物の価値が分からずに散逸してしまったのではないか。100文ほどで求めた扇面は、使い捨てされてしまうだろう。

2009/2/23 Monday

電通が発表した2008年の日本の広告費

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2009.2.23、電通が発表した2008年の日本の広告費は6兆6,926億円、前年比4.7%減 [PDF]。これは前年比95.3%にあたり、5年ぶりの減少となった。

新聞、テレビが4年連続して前年実績を下回った。そのなかで、インターネット広告費は同116.3%と続伸している。

女性雑誌が売れなくなった一方で、次々とファションサイトがweb上に誕生している。理由はいくつかあると思うが、簡単にいえば、web上ではオンラインショップを開くことで、すぐに売上げに繋がるのだ。昔、雑誌を見た人は、翌日、あるいは、休日を待って買い物にでかけたはず。それが今,深夜でも服やバッグをオーダできる。ここに気づいていない人がまだまだ多い。

インターネット時代は、情報を持っている人、持っていない人の住み分けがさらに進むと思われる。情報の価値は、その人の生き方で決まる。情報発信および、情報受信の感度が高い人は、より多くの情報の中から必要なものを選択できる。そうでないと、ムダに忙しくなり、しなくてもよいことに時間ばかり取られてしまうことになるのだ。

2009/2/22 Sunday

変化を楽しむ

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立春が過ぎて、少しづつ日射しが明るくなってきた。最近、身辺でいろいろな変化が起きている。それらを楽しみながら、肩肘張らずに生きていきたい。

去年と同じことをしていて、次のステップに進めるのだろうか。世の中のこんなに予想外の変化を真面目に捉え、自分の立ち位置を知ることが大切なような気がする。

去年までは、できなかったこと、知らなかったことがたくさんあって、それが何らかの形で実現すると嬉しい。

2009/2/18 Wednesday

江戸の暦、江戸の季節

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江戸時代、人々は太陰暦で暮らしていた。大の月が30日、小の月が29日で、これはこれでとても便利な暦だった。

月の満ち欠けが、そのまま毎月共通する。一日は新月だし、十五日は満月、そして晦日になると、また下弦の月になる。旅日記などを読んでいると、出立の日にちが出てくるが、それを月の形に当てはめてみると、なるほどと思うことが多い。

船で出発するのに十六日の夜、つまり十六夜の月に出かけるのは、明るいからだろう。

江戸の季節は、したがって今と少し違う。
春 一月から三月、一月は今の二月上旬
夏 四月から六月、四月は今の五月上旬
秋 七月から九月、七月は今の八月上旬
冬 十月から十二月、十月は今の十一月上旬

江戸の正月は二月になっていることが、多かったから、日射しも明るく、春の気配も感じられたはずだ。

2009/2/17 Tuesday

プーペガールのセミナ

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プーペガールってご存知ですか。「無料で遊べるファッションきせかえサイト」と副題が付いていますが、もっと奥が深い。

モノが売れなくなっている時代に、お客様の最新情報が飛び交うサイトです。着せ替えというよりは、SNSに近いので趣味のあったお友だちと有意義な情報交換ができます。
もともと、ルイヴィトンのバックが欲しくて参加したのですが、マーケティング的に眺めると、ビジネスのヒントが満載。これは研究された方がいいサイトです。

ビジネスに活かすためにはどうしたらいいかを考えるセミナを開催します。また、女性限定で、プーペの楽しみ方のセミナも開催しますので、ぜひお立ち寄りください。

2009/2/16 Monday

松をあるじにうき世わするか

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文政4年の旅日記を習っているが、上穂、富屋藤助汝蘭亭(とみやとうすけじょらんてい)での俳諧が楽しい。

鵜と鷺はあはぬこゝろや五月雨       蟹守
 芥子を束ねて投げる溝ばた        汝蘭
留守がちにくらす隣の門たちて       守
 けふは将碁に遊ぶ兄弟          蘭
待遠き三夜さの月も跡になる        守
 茶のたつ音になきあはす雁        蘭
ちらり置鳥羽僧正の膝の露         守
 松をあるじにうき世わするか       蘭
百年も事足る布のさらし臼         仝
 をしは在所の恋すゞめ鳥         守

松をあるじにうき世わするか。俳諧は滑稽やひねりが重要な要素だから、そのままの文意を取るというよりは、楽しめばいいと思う。鬱々とした思いのある人が、松の青々と茂った枝振りをみて、しばし、浮き世から逃避する。その人は,本当はお金持ちで、何一つ不自由のない人なのかもしれない。その人が、忘れたい浮き世とはなんだろうか。

2009/2/15 Sunday

湯島天神、霊雲寺、神田明神、江戸を歩く

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六本木ヒルズのライブラリーコミュニティで、江戸から学ぶ会を主宰しているが、今日はその町歩きの日だった。

江戸の名所を訪ねて、歴史や文化に触れようという町歩き。梅の時期なので、湯島天神から出発する。ここは、江戸時代、富くじで有名で毎月16日に富くじ興行が行なわれた。

「江戸の三富」といわれる富くじ興行は、他に、目黒不動尊、そして、谷中感王寺。いずれも幕府公認である。

今回は文京区の観光協会が出しているサイトから湯島・本郷コースの一部を歩いた。二月だというのに、暖かく気持ちのよい一日だった。
他に霊雲寺
真言宗 霊雲寺派 寶林山 霊雲寺 元禄四年(1691)五代将軍徳川綱吉の命により将軍家の武運長久の祈願寺として創建された。

こういう町歩きは、思いがけない発見がある。湯島聖堂に行く予定が、神田明神の裏参道をみつけて、急遽、参拝した。正月は二時間待ちの境内も、今日は空いていて気持ちがよい。

神田明神の正式名は神田神社。730年に創建され江戸時代にここに移った。江戸の総鎮守とされた。江戸三大祭りの一つとされる神田祭(2年おき 西暦奇数年にあたる)も行われる。勝守が有名。

江戸の人々はこれらの参拝をぬかるみの道を歩いたのだ。道路は土、寒い時期だから霜柱もたって、それが溶けてぬかるみだったのではないか。着物姿にわらじで歩いてみたいような気がした。

2009/2/11 Wednesday

藤田喬平展 ガラスの光彩 伝統と創造

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2009年1月17日〜2月22日まで、千葉県立美術館で開催されている 「藤田喬平展 ガラスの光彩 伝統と創造」に出かけてきた。
彼の代表作ともいえる飾筥(かざりばこ)は、尾形光琳や乾山が、ガラスという表現方法に出会ったら、どうしていたかと考え、それを表現したいと思った。それがうまくいかずに悩んでいた時、偶然入った文具店で、朱肉入れに出会った。それがヒントになって誕生したという。
kazaribako

芸術作品というのは、こんな幸運な偶然から生まれるものらしい。広い会場を歩きながら、考えることが多い一日だった。

2009/2/8 Sunday

仕舞の発表会

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昨年の11月から10回に渡り、能楽入門講座を受けてきたが、本日がその発表会だった。わたしたち研修生の仕舞の後は、本格的な狂言と、能があるので、舞台もそのままお借りする。
azumonoh

午前中に通しでリハーサルして、午後、いよいよ舞台にたった。意外と客席が見える。能役者は表情を変えずに静かに待っているが、われわれも同様の作法を教わる。伝統芸能に触れる機会は多いが、自分が体験するのは初めてのこと。

先生のご指導がよいので、みな上がらずにいつものように舞うことができた。楽屋裏は楽しくて,笑い声が絶えなかったのもよかった。舞台の袖で待つ時、舞台で自分の番を待つ時、そして、すべてが終って、楽屋に戻る時、それぞれの緊張がいい。衿を正して、背筋を伸ばす機会など、そうあるわけではない。楽な生活をしていると、こんな緊張がありがたく感ずる。

2009/2/7 Saturday

新しい流れ、風が吹くともいう

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昨日までは、予想しなかったような出来事がある日、ふいに訪れて、流れが変わっている。日本には一億人もいるのだから、新しい方と知合うことは、何も不思議はないのだが、でも、うれしい。

ドキドキしたり、緊張したりすることが、好奇心をくすぐる。江戸の頃、太陰暦で暦が決まっていたから、立春とお正月が前後して、年内立春(立春の後に、新年が来ること)も三年に一度はあった。

だから、春の訪れと新年はどこか一致していて、今日のような春めいた日には、心も弾む。世の中は不景気だとか、マイナス成長だとかいうけれど、日々、楽しく、まっすぐに暮らしていればいいのだ。

友だちのありがたさは、少し大人になって余計に分かるような気がする。

2009/2/1 Sunday

宝生流 立春能

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2/3の節分の翌日が立春だが、宝生流では、女流能楽師による立春能が2/1に開かれた。佐渡の知合いが演ずるので楽しみに出かけた。

演目
能「枕慈童」 (まくらじどう)シテ 土屋 周子
狂言「柑子」 (こうじ) シテ 山本東次郎
能「花月」 (かげつ) シテ 境野 直美
能「羽衣」 (はごろも)シテ 柏山 聡子
狂言「口真似」 (くちまね) シテ 山本泰太郎
能「鵺」 (ぬえ) シテ 内田 芳子

能が4番、そして狂言が2回という、たっぷり能狂言に浸る半日であった。来週の日曜日には、研修生として熊野を舞うことになっているので、どれも見応えがある。特に羽衣の所作が参考になった。扇の持ち方、足運びなど、実際に習っていると真剣に眺めてしまう。

みなさま、どうやってあんなに長い曲を覚えるのだろうか。

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