虎の子渡しの庭
京都おこしやす大学 『冬の京都 特別講座』第1弾 京都・とっておきの名庭めぐり という講座に参加した。
京都の枯山水の庭園を眺めていると、心が落ち着くし、悩みも失せるような気がする。
その中で、山村純也 氏(株式会社らくたび代表)が話してくれた「虎の子渡しの庭」の話が特に印象的だったのでここに記す。
虎は普通、子どもを三匹生み、その中の一匹は獰猛な虎で、子どもだけで放っておくと、食い殺してしまうという。そこで母虎が川を渡る時、どうすれば、全員を向こう岸に渡せるか。母虎は一匹づつ、くわえて渡ることしかできない。
1. まず獰猛な虎をくわえて、向こう岸に行く。
2. 普通の子虎をくわえて、向こう岸に行く。このまま二匹を一緒にしておくと、食い殺されるので、獰猛な虎をくわえて戻る。
3. 普通の子虎をくわえて、向こう岸に行く。
4. 最後に獰猛な虎をくわえて、向こう岸に行く。
これが「龍安寺の石庭」の別名になっている。