能楽入門講座で、佐渡の能舞台を考えてみた
五年前から、佐渡に通っているが、能を演ずるのは初めての経験である。見る側から、舞う側に変換したとき、何が変わるのか。
観客は舞台の左手に橋懸かりがあるが、能の舞う手は、右手の橋懸かりから登場する。能舞台の見取り図が、天地逆で考えているのだ。
序破急ということはがあるが、演じてみて少し分かったような気がする。最初は緩やかに、動作も少ない。途中で扇を振りかざしたりして、最後は急ぎ足で終える。能はいつまでもゆるやかな動きをしているわけではない。
観客が退屈しないように、見所を押さえている。
