仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2008/11/29 Saturday

能楽入門講座で、佐渡の能舞台を考えてみた

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五年前から、佐渡に通っているが、能を演ずるのは初めての経験である。見る側から、舞う側に変換したとき、何が変わるのか。

観客は舞台の左手に橋懸かりがあるが、能の舞う手は、右手の橋懸かりから登場する。能舞台の見取り図が、天地逆で考えているのだ。

序破急ということはがあるが、演じてみて少し分かったような気がする。最初は緩やかに、動作も少ない。途中で扇を振りかざしたりして、最後は急ぎ足で終える。能はいつまでもゆるやかな動きをしているわけではない。

観客が退屈しないように、見所を押さえている。

2008/11/22 Saturday

能楽入門講座に入ると

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11月から、能楽入門講座に通っている。
みな初めての試みなので、着物を着て楽しく通っているが、来年の二月に発表会があって、ひとりづつ、仕舞をすることになっていると聞かされた。

わずか10回の練習で人前で舞うのだ。できるのだろうか。課題曲は熊野(ゆや)、なんどか見たことがあるが、悲しみを秘めて優雅に舞う。どうせ習うのならと、選んだのだが難解。

謡も仕舞も、練習が大切である。仕事の締切とは別に、お稽古の期日も迫っています。

2008/11/15 Saturday

「江戸の華 ―話芸と音曲―」

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法政大学の市ヶ谷キャンパスで、落語・講談・俗曲・義太夫の各分野の伝統芸能が聞けるということで、楽しみに出かけた。

日頃、江戸についての文書を学んでいるが、これだけ広範囲に聴けるのはありがたい。とくに今回はすべて女流ということで会場も舞台も華やいでいる。神楽坂商店街も協賛していて、地域との連携が大切だと思った。

たくさん笑い、初めて娘義太夫を聴いて、明治・大正の文豪になった気分だ。

◆第6回 法政大学「地域の方々との」伝統芸能を鑑賞する集い 
 江戸の華 ―話芸と音曲―
○主 催: 法政大学
○後 援: 千代田区、千代田区教育委員会/新宿区、新宿区教育委員会
○協 力: 神楽坂商店街振興組合、神楽坂通り商店会、神楽坂まちづくりの会、九段商店街振興組合、飯田橋商店街振興組合

【日 時】 11月15日(土)17:30(開場17:00)
【会 場】 法政大学市ケ谷キャンパス外濠校舎6F 薩埵ホール(千代田区富士見2-17-1)
【プログラム】
1.「講談」 日向 ひまわり
2.「俗曲」 柳家 小菊
3.「落語」 三遊亭 歌る多
4.「義太夫」 竹本 駒之助、鶴澤 津賀寿

関連ブログ 演芸見ブんログ

2008/11/13 Thursday

リア王@国立能楽堂

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早稲田大国際教養学術院教授の関根先生による『リア王』を見てきた。狂言とオペラの融合と題して、どんなものになるのか楽しみだった。
能舞台の上でシェークスピアの悲劇を演じるのは、前回のハムレットと同様だが、今回の主人公は老王なので、舞台が違和感なく繋がっていく。悲しみというのは、大声をあげて泣くことのできないほど深刻さを増す。

カーテンコールもあって、最後はほっとした。見た後の満足感は大きい。
 
翻案・演出 関根勝

殿(リア王): 善竹忠重[大蔵流 狂言師]
越前守(グロスター公): 井上菊次郎[和泉流 狂言師]
道化: 小山陽二郎[藤原歌劇団 テノール]
《 大鼓 》: 大倉正之助[大倉流 大鼓方]

鮎姫(コーディリア): 土田聡子[二期会 ソプラノ]
時忠(エドマンド): 佐藤融[和泉流 狂言師]
時宗(エドガー): 井上靖浩[和泉流 狂言師]
筑前守/茂山忠義(ケント): 善竹忠亮[大蔵流 狂言師]
《 ジャンベ 》: オザザ[バグースバンド]

祐姫(ゴネリル): 岡村和彦/前川吉也 ※ダブルキャスト
沙夜姫(リーガン): 牟田素之    兵士: 稲垣直

2008/11/8 Saturday

歌舞伎座百二十年、吉例顔見世大歌舞伎

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今月の歌舞伎座は最高の演目を豪華な役者で演じて、見る側の大きな幸せだった。仁左衛門は凄惨な人殺しで、見ていても恐ろしくなる。喜劇と悲劇がごちゃまぜ、登場人物はご都合よく対面し、順番に消えていく。南北の美学は現代にも通ずるものがあり、時代を感じさせない。

吉田屋の藤十郎は、華やいで、若ぼんさんがぴったり。こんな人も居たのだろうと思わせるところがさすが。他のだれにも真似できないすごさがある。

一、通し狂言 盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)
  序 幕 佃沖新地鼻の場      
      深川大和町の場  
  二幕目 二軒茶屋の場      
      五人切の場  
  大 詰 四谷鬼横町の場      
      愛染院門前の場           
  
薩摩源五兵衛    仁左衛門
芸者小万      時 蔵           
六七八右衛門    歌 昇            
出石宅兵衛     翫 雀           
お先の伊之助    錦之助
芸者菊野      梅 枝          
ごろつき勘九郎    権十郎            
廻し男幸八    友右衛門            
内びん虎蔵    團 蔵           
富森助右衛門    東 蔵             
家主弥助    左團次             
僧 了心    田之助           
笹野屋三五郎    菊五郎

二、玩辞楼十二曲の内 廓文章(くるわぶんしょう)
  吉田屋
          
藤屋伊左衛門    藤十郎             
扇屋夕霧    魁 春            
若い者松吉    亀 鶴            
女房おきさ    秀太郎          
吉田屋喜左衛門    我 當

2008/11/7 Friday

弊社古文書セミナが、新聞で紹介されました

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先日、二度の取材を受け、弊社で開催している古文書セミナが東京新聞11/7 朝刊に掲載されました。

【プレシニア記者がゆく これからの入門ガイド】
<続>これからの入門ガイド 江戸に学ぶ(3) 現代に通じる 古文書の世界

(中略)
主催のマディオ代表、藤原真由美さんは、5年前に趣味の能楽のことを調べようとして、古文書が読めなかったことから、セミナー開催を企画したという。「江戸時代といっても根っこはどこか今の時代につながっている。自分なりの発見を、仕事や生活に役立てることができる。それが広い世代に受け入れられている理由と思う」と話している。

さすがに記者の方はプロだけあって、上手にまとめられています。この記事をごらんになって、ご興味の湧いた方は、ぜひお越しください。初回に限り、見学コース(無料)もご用意しております。受講の手引きをご覧ください。

2008/11/3 Monday

江戸検定を受験

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なんとなく江戸ブームである。

江戸の古文書や、江戸コミュを主宰していて、江戸検定を受けてみようということになった。取りあえず、三級を受験する。試験というよりは、お祭りにエントリーしているようなものだ。

公式テキストをおさらいして、受験対策会議も開いて、本日、文化の日が受験日。会場最寄りのお茶の水駅には道案内が立っていた。記念に会場前の立て看板を取らせてもらう。
edoken
合格は70%以上の正解ということで、どうなることやら。12月上旬には合否通知が送られてくるとのこと。

神保町界隈では古本市の最終日で、賑わっていた。

2008/11/1 Saturday

能楽入門講座、初日

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何ごとにも、初日がある。楽しみにしていた能楽入門講座がいよいよ始まった。能は何回も見ているが、自分が演ずることで、より深く鑑賞できるのではないか。お稽古には白足袋持参と書かれてあったが、着物を着よう迷い、初日はスカートで出かけた。

今回、市初の試みということで大勢の応募があったらしい。二時間かける10回で仕舞を舞うのはかなり大変。前半が謡、後半が仕舞と、あっという間に時間がたってしまう。課題曲を「熊野」に決めたので、謡もなかなか歯ごたえがある。

能楽というのは静かなるものに見えて違う。集中をどれだけ持続できるか、緊張と、平静。腹式呼吸で声を出すと、嫌なことも忘れてしまう。

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