仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2008/8/30 Saturday

雷鳴、雷雨、嵐の日の過ごし方

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ここ数日、猫の目のように変わる天気に、振り回されて、いくつかの約束をキャンセルし、あるいは足留めをくらった。

雷雨というのは台風とは違って、直前まで晴れ間が見えているから怖い。いきなり、大粒の雨が降り始める。単を着て、歌舞伎座に出かけたのが夢のようだ。

家にいるのだから、ゆっくりと本でも読んで過ごそうと思うが、地響きを立てて轟く雷鳴を聞きながら、平静ではいられない。晴れた日に心が軽やかになるように、雷雨の日は、空気まで重苦しく感じられる。

昔の人なら、繕い物をして過ごしただろう午後を、ネットの仲間たちと流行(トレンド)の商品について、情報交換する。web上のオンラインショップをもっている店は強気だ。期日限定の通販のために、PC待機しているひとたちがいる。おかげで、半日もすると、かなりの情報通になってしまった。

雑誌10冊分くらいの情報量である。友だちからのリアルな感想は、ありがたい。これを商品開発に使えるのではないか、と思ったりして、仕事のことが頭の片隅にいつもあるのだ。

2008/8/27 Wednesday

歌舞伎総見、アイーダを見る

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野田歌舞伎で、あのアイーダを取り上げるという。さすがに舞台はエジプトというわけにはいかないから、美濃と尾張の戦国物語にした。

アイーダ役は七之助、可憐で哀しさがでていた。さすが、蛙の子だ。その敵役が濃姫で、勘三郎が切々と演ずる。相手役は橋之助。台詞が長くて、シェィクスピアの劇のよう。これを覚えた役者さんたちは偉大だ。

凱旋の行進曲にはトランペットも奏でられ、ビニールでふくらましたゾウたちも登場する。奴隷のかわりに、負けた武士たちが連れてこられる。

今日は千秋楽、mixiのコミニュティの仲間たちと総見である。実は、歌舞伎座前にテーブルを出して、受付を手伝った。それは初めての経験で楽しい。チケットを手渡しているのをみて、購入したがる人もあれば、端の席を希望するものもある。連れのある人は連番で、うまく切符をさばくことができた。

最後にはカーテンコールが二回あって、会場から野田秀樹さんが登場する。勘三郎とじゃんけんして、負けた方から挨拶するのもご愛嬌。千秋楽にはいろいろとパフニングがあって、だから楽しみが増えるのだ。

2008/8/26 Tuesday

能楽養成会、国立能楽堂で開催

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能楽養成会の、第39回 東西合同研究発表会が8/26に開催された。平たくいえば、若手能楽師の発表会である。

踊りの会で国立劇場を訪れ、幸運にもこの会の案内を入手。満員のときは入場をお断りしますのと、但し書きにドキドキしながら、開場とほぼ同時にはいると、いちばん前の列で左から3列目の柱にかからない場所を確保できた。

10時半から16時まで、幕間はわずか15分が二回だけ。たっぷりと能楽が楽しめる。清経は知っていたが、熊坂は初めてだった。台本代わりに謡曲集を一冊持参する。眠ってしまうかと、心配もあったが、さすがに最前列だと飽きない。大鼓や太鼓に小学生くらいの男の子たちが出演して、うれしくて見てしまう。

こうやって伝統芸能を継いでくれる人たちがいるのは、心強いことだ。

2008/8/25 Monday

雨の日に、お香を焚く

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8月最後の週は、気ぜわしい。夏の間に忘れられた仕事が残っていたり、それを片付けながら、今後のプランニングに取りかかる。

今日は午後から雨になった。気のせいか、空気が重い。松栄堂さんの紅梅を焚くことにした。

月曜日は楽しく過ごしたい。それは一週間のはじまりだから。香水と違って、お香の香りは清めの意味をもつ。プランニングは一度すべてを捨てて、最初から作り上げるものだから、お香の煙のゆらぎもありがたい。

2008/8/24 Sunday

休日の愉しみ方

Filed under: - site admin @ 23:29

いまさらながらではあるが、休日の醍醐味は、朝寝だと思う。9時近くまで寝ていていて、ゆっくりと朝食をいただき、新聞を読みあさる。連載小説を読み、日曜版の紙面に、うなづきながら過ごす。

効率とか、ライフハックとかは関係なく、スローライフを楽しむ。今、マイブームになっているのが、胡麻を煎って、すり下ろしたもの。ご飯にたっぷりかけてよし、青菜にのせてよし、健康的で美味しい。

そして、過ぎ行く夏を惜しみながら、ワインゼリーをいただく。ゼリーは冬には作らないから、夏の風物詩となる。幸せの定義は、その人々によるが、モノよりも、共有する時間の濃さが、決めてになるような気がする。

情報の大きな海の中に漕ぎ出す小舟には、指針となるモノがあるはず。人生の真の目的を見つけた人は幸いである。

2008/8/23 Saturday

イタリア・オペラ名曲アリア・コンサート

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サントリーホールで第44回日伊声楽コンコルソ入賞者披露記念のアリア・コンサートが開かれた。知合いが入賞したので、そのお祝いもかねて出かけたのだが、すばらしかった。

昼間、サントリーホールでアリアを聴くのは、昼ごはんにシャンペンを飲むような開放感がある。オペラ歌手というのは、つくづく不思議な生き物だと思った。何回か、脱皮して、最後には目が醒めるような大振りの蝶になるのだ。

自分の身体がもうひとつの楽器になっている。オーケストラの一部に同化して、でもちゃんと、独立して、音楽を奏でているのだ。

音楽会の楽しみは、知合いが出ていると何十倍も楽しい。そういえる自分は、幸せ者だともいえる。

2008/8/22 Friday

稚魚の会@国立劇場

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物事には因果関係と、発展的連鎖があって、しばしば意図しないで、なにか出会うことがある。

稚魚の会も、藤間流のおどりの会がなければ気づかったなかったし、また、その後、能楽養成会の催しに行くこともなかったはず。予めきめられた運命なのか、自分でも気づかないうちに、連鎖が続く。

出し物は、まず車引き。これは役者の格でみせるものなので、名家の子息でない人たちは、かなり大げさに振りを決めないと難しい。

釣女は、狂言仕立てなので、みていて楽しい。笑いが随所にある。

そして、番町皿屋敷。これがずっとするほどの凄みがあった。一途に腰元、菊を思っている青山播磨が、女に疑われたことで自尊心を傷つけられ、皿を一枚づつ取り出させ、割っていく様、奴がとめるのも聞かずに、御成敗する様子に、思わず目をつぶりたくなるような怖さがあった。あれは江戸の悪なのか。

2008/8/21 Thursday

晴れ、ときどき雷

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午前中、祖師谷まで打合せに出かけた。朝のうちは涼しいが、日中は湿度も高く、暑さも厳しい。一度戻ってきて、夜、六本木でセミナがあったのだが、仕事が終らず断念する。

キャンセルのメイルを書いていたら、光ったような気がした。何度も光るので、道をあるく子どもが、母親に尋ねている。あれは、花火。今日は花火の日だったの。

遠くで雷鳴が轟き、そのうち大粒の雨が降り出してきた。一度、小雨になり、また間を置いて、雷鳴がして、激しい雨になった。こんなに雷の多い年も珍しい。

2008/8/20 Wednesday

ロングバケーション

Filed under: - site admin @ 23:18

お盆休みは、日本の伝統行事の流れを組んで、そしてわずか三日間のことだが、ドイツでは年間6から7週間の休暇を取得する決まりになっている。以前、勤めていた外資系では、直属の上司がドイツ人だったから、毎回、休暇取得の長さに、驚かされたものである。

いつも思うのだが、お盆の前後は、電車も町も空いていて、快適だ。本来はこのくらいの混雑がちょうどいいのではないか。ウィーンの町のがらんとした空間を思い出す。

お盆の期間は、日頃会えない友だちとあったり、家族でごちそうを食べたりして過ごす。今年は、二匹の赤ちゃん猫がいたため、忙しさの中で時間が過ぎていった。もともといる17歳の猫が、焼きもちをやいたり、いじけて隠れたりするので、こちらをなだめたりと、気がもめる。

大変なときは、実は、楽しい時間だったりすることは、よくあること。物事にはすべて、表と裏、光と陰があるのだから、一面だけ見ていてはつまらない。幸せのベースラインも、その人の心の中の尺度による。同じことを幸せだと感じたり、不幸だと思ったりしている。

ロングバケーションなのに、毎日出歩いていて、本も読んでいない。

2008/8/9 Saturday

踊りの会・藤葉会

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日本舞踊の入門コースでお世話になった蘇女丸師匠が出演するというので、浴衣に手拭の衿を付け、白の名古屋帯を締めて、三宅坂まで出かけた。

藤間流の踊りの会、藤葉会である。大劇場を使っての会は、どの方もすばらしい。師匠の三番叟、本当の人形みたいに演じて見事だった。11時開演なので、17時か18時には終ると思っていたら、なんと最後は21時近い。17時半頃、心残りだが帰ってきた。最後まで見たかった、それくらい充実した、華やかな会なのだ。

少しだけ、齧っただけだが、伝統芸能というのは、日本人の心に響くものがあるようだ。「応挙の幽霊」で初めて新内を聴いた。もともとは落語ネタなので、落ちも付いている。まだまだ知らない大人の世界があるのだと、改めて感心した。

2008/8/7 Thursday

ヒルズクラブでおしゃべりバーティ

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ライブラリーの会員を対象に、とりたてて議題のない「おしゃべりバーティ」が開かれた。日頃、目的を持ってライブラリーを利用している人たちが、歓談できる場を用意していただいた。

第二部は51階のヒルズクラブで立食バーティ。窓の下には、神宮の花火も見えるロケーション。知合いと挨拶して、食事をいただき、ひとときを過ごす。関係者の準備は大変だと思うが、たびたびやっていただけたらと思う。

花火の日なので、浴衣に白足袋、草履で出かけたが、帯も名古屋にすればよかったと思った。文庫結びは簡単だが、椅子に寄りかかれないし、着崩れしようで怖い。

一年前は、浴衣姿で電車に乗ることも想像できなかった。一年で変化があるのだ。

2008/8/4 Monday

雨を見たかい

Filed under: - site admin @ 19:25

暑い日が続いている。あちこちで大雨、落雷の被害が出ているのに、千葉市だけはいつもかすめていて、ずっと雨が降っていない。こんなに暑い夏は、十年ぶりくらいだろうか。

これを書いている今も、西の空が光っている。空が瞬くように、何度も光って、遠くで鈍い音がする。子どもの頃、あんなに怖かった雷も今では,冷静に観察しながら眺めている。

Have you ever seen the rain? Lyrics Rod版・CCR

70年代のCCRをリアルタイムで聞いた後で、こうやってまたビデオを見ることのできる幸せ。

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