仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2008/6/29 Sunday

第22回 若い芽のαコンサート

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昨年初めて参加して、才能ある若人に感動したコンサート。今年も応募して参加できた。

中学三年生の坪井さんが、フルオーケストラをバックに、チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 を演奏する。初めての共演ということで本人がいちばんうれしかったみたいだ。

23歳の大学院生の米津さんは、あまり演奏されることのない難解な曲、ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30 を演奏する。蝶が舞うような華麗なテクニックを見ていると、老獪なピアニストを連想し手しまう。この曲作りで5kgも痩せたというから、ピアノもダイエットに向いているらしい。

最期は、ソプラノ歌手の廣田さん。30歳までに好きな道をすすめれば、迷いはなかったという。みな、それぞれにすばらしく、聴いているだけで元気を貰える。

哀しい事件の報道は多いが、このような若者たちが頑張っていることを、忘れないでほしい。そして、自分もできることで頑張ろうと思った。

2008/6/28 Saturday

30周年

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お世話になっている設計事務所の30周年記念イベントに出かけた。

企業寿命説30年という話もあるのに、立派な仕事を続けていることに感動する。弊社もあやかりたいと思った。建築というのは30年、50年のスパンで考えるものだから、信頼できる業者にお願いすべきだ。夜は久しぶりに、懐かしいボード仲間と食事する。よき一日だった。

2008/6/27 Friday

ハロルドとモード

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知人のご招待で、久々に、翻訳劇を見る。場所は天王洲アイル。家からはりんかい線で一時間くらいの場所だが、ここを訪れるのは初めてのこと。

主演の浅丘ルリ子が圧巻。堂々と、自分の主張を貫くかわいい老嬢を演じて魅了する。

19才のやんちゃな少年・ハロルドと、79歳のチャーミングなお婆ちゃん・モードが、教会で知合い、次第に惹かれ、ついには、恋に落ちてしまう。それが無理なく、自然に感じられるのだ。杜けあきも、キュートなママが似合ってすてき。上流社会の普段着の着こなしは参考になる。人の心の純粋さを素敵に表現した、心温まる、コメディチックなラブストーリー。

6/27 金曜日 18:30 上演時間:2時間20分
<出演> 浅丘ルリ子  西島隆弘(AAA)
村上幸平 川久保拓司 本田有花 小野香織 増田雄一 大堀こういち 杜けあき 

天王洲 銀河劇場
〒140-0002 東京都品川区東品川2-3-16 シーフォートスクエア内2階
TEL:03-5769-0030(代表)

2008/6/25 Wednesday

アクアソムリエの薦める天然水

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ミネラルウォーターと健康」 ブロガーミーティングという興味深いイベントに参加してきた。第一部がアクアソムリエの山中亜希さんの語る水について。

人間の身体の6,70%は水分なのだから、良質な水を取り入れることが重要になってくる。コップに1杯程度、目覚めたときから眠るまでに6から8杯、1500mlの水を補給することが健康につながるそうだ。質問も多く、関心の高さをうかがわせる。

第二部はロート製薬が販売開始した天然水ウィローウォーターの説明。イングランドの湖水地方ではぐくまれた味わい深いミネラルウォータだ。中でも白柳のエキスが含まれているのが特長。硬水なのにまろやかで飲みやすい。willow

セミナ終了後に、ガス入りと、ガスなしの両方のウィローウォーターの試飲会があった。チーズとハムが並べられて、浜松町の海岸沿いの夜景を眺めながら、ガス入りの水で乾杯し、いつまでもおしゃべりしていたのは、不思議な光景かもしれない。

ロート製薬では、化粧品にも力を入れることを初めて聞いた。ドラッグストアーで手に入るという。ブロガーミーティングならではの知恵の伝授だ。担当の女性の方にいろいろ質問して、教わること多しである。

2008/6/21 Saturday

雨の季節が始まった

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一週間前に佐渡に滞在していたときは、すばらしい晴天続きで、六月にしては珍しいといわれた。それが一転して今週からは、雨続きである。

この雨がないと穀物は育たないし、米作りにも大切なことはわかっているが、どうしても家に引き蘢りがちになってしまう。

同じ濡れるのなら、スポーツクラブで、スイミングをしたり、ジムで汗を流そう。そう思っても、家を出るまでに覚悟がいる。六月のイベントは、すでに予約済みだが、夏の着物を着ていく機会はあるのだろうか。

2008/6/20 Friday

源氏物語、形代意識

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源氏物語に多く出てくるテーマの一つに、「形代意識(かたしろいしき)」がある。これは、形代、すなわち代わりになる人のことで、若紫は藤壷の形代、そして、浮舟は大君の形代というように繰り返し登場してくる。

源氏の読み方は、さまざまあるだろうが、大人になって学ぶときは、視覚だけでなく、聴覚、触覚、嗅覚を働かせて愉しもう。主人公の心理描写が始まると、表面的には静止しているように見えるが,実はこのあたりから、脇役の女房や乳母たちの活躍がはじまるのだ。

登場人物の苦悩、そして思い乱れの気持ちなど、1000年前に書かれた書物が、今読んでも十分に歯ごたえがあるというのは、やはり紫式部の非凡な才能の賜物だろう。

彼女は宮仕えして、そして、道長との付き合いを経て、政に関する広範な知識も獲得したと言われている。

2008/6/19 Thursday

山の手の わきて流るる 泉かな

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團十郎の小倉百句は、いまでも分かるものと、当時の人になら分かるだろうと思われるものの二つに大別される。下の句は、そのわからないほう。この場所がどこなのか、どうして泉なのか。葛飾北斎の描く川の景色も何かを特定することはできない。

『山の手の わきて流るる 泉かな』 中納言兼輔

ネットを検索してみると、おとめ山公園というのが気になった。ここは江戸時代、将軍が狩りをしたため、御留めされた御留山(立ち入り禁止地帯)なのだ。湧水もあり、蛍も見られるという。豊かな自然が今でも残っている貴重な場所らしい。

2008/6/17 Tuesday

ハムレット

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千駄ヶ谷の国立能楽堂で、ハムレットを見る。狂言とオペラの融合で,演出は関根勝先生。これがすばらしかった。昨年までローマ狂言一座を引き連れて、国内を回っていたが、今年は本来の英文学に戻り、シェィクスピアを上演。

ローマ狂言のイタリア役者たちも流暢な日本語を操り、笑わせる。オフィーリア役の土田聡子さんは二期会の人で、歌もすてきだ。ハムレット役は善竹忠亮(大蔵流狂言師)さん。父の復讐に命を捧げる青年の役を見事に演じた。

明日6/18は、14時と19時の二回公演、当日券もあるはず。

2008/6/16 Monday

佐渡から人形町へ

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朝、六時前に起きて朝食を取り、七時にタクシーが迎えにきて両津に向かう。八時半のジェットフォイルに乗ると、上野に12時過ぎに着く。

日曜日の夜、草刈神社での演能がどうしても見たくて、泊まることにした。すると翌日は、月曜日で午後からのセミナに合わせて直行することになる。佐渡滞在の4日間は、すばらしい天気に恵まれ、薪能も堪能できた。濃密な時間を過ごせたと思う。

東京のビルの間を歩いていると、目眩がする。同じ日本のはずなのに、違いすぎる。真野湾を遠くに眺めながら、歩いていた日々を思うと、はるか昔のような気がする。

2008/6/13 Friday

真野御陵参拝

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佐渡の宿は、旧真野町で史跡の多いところだ。国分寺跡もあり、東京の国分寺と姉妹都市にもなっている。ここには順徳上皇のお住まいや火葬塚である真野御陵がある。宿からは歩いて三十分くらいのところだが、真野湾を見渡せる山の中腹にあるので、登りはかなり歩く。

町中を歩いていたら、途中でタクシーが止まっているのを発見。年配のご婦人がゆっくりと降りて空車になった。それを拾って御陵前までお願いする。佐渡では流しのタクシーはないので、ありがたい。

御陵のあたりは観光客も少なく、杉木立に囲まれたすばらしいところだ。風がそよそよと吹き、心が洗われる思いがする。真野湾の青さが目にしみる。御陵の前には水田が広がっている。鶯の鳴き声を聞いた。

自然とそして静かなたたずまいの中に順徳院の思いが眠る。本来の御陵は京都大原にあり、隣には父君後鳥羽上皇が祭られている。そこには去年訪れたが、佐渡で火葬されたことを思うと、京都、佐渡のつながりを改めて考えさせられる。

下りは順徳院の住まい後の真野宮を参拝し、ここでどんな暮らしをされていたかに思いをめぐらす。時は流れ、記憶は曖昧になってしまったが、天皇が流されてきたという事実は、政治の怖さの一面でもある。

佐渡の能舞台

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九月に行なう奉納能の打ち合わせも兼ねて、佐渡に来ています。こちらは六月の晴天が続いて気持がよい一日です。

佐渡には、観光で訪れた方も多いと思いますが、バスに揺られてあちこち巡るだけでは、ちょっと物足りないかもしれません。個人旅行のよさは、時間的余裕もまた、日程の変更も気軽にできること。昨日は、両津港について、牛尾神社の能舞台まではまだ時間があるので、両津から歩いていける骨董品店に立ち寄りました。

店主の方が大変博学で、お話しているだけで楽しいのです。名物の草もちもいただき、お茶もお替りしてゆっくりと過ごせました。江戸の版本を探しているのですが、出物があれば連絡してくださることになりました。 佐渡で立ち寄るところが増えてうれしいです。

2008/6/10 Tuesday

アートなことに触れる時間

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東京という大都市では、あちこちで絵画や彫刻や造形の展覧会が開かれている。また、上野周辺、六本木では、美術館も企画展を開催している。演劇や舞踊もしかり。そんな東京に、毎日仕事で出かけているのに、ビジネスの話しかしない人がいる。

宝の山にいて、その価値を分からずに、また、鍵の開け方もしないのだ。芸術は人生そのものだから、難しく考えることはないのだ。強いていえば、好きか、嫌いかの感覚。好きな作品、好きな作家のはしごをしたらいい。

かくいう自分も会社員時代は、画廊に入ることが勇気がいった。そういう場所は特殊な人が集うところだと誤解していたのだ。歌舞伎が庶民の娯楽であったように、好きな絵、それも世界に一つしかない絵を所有することは、わくわくするくらいの楽しみである。

京橋のあらかわ画廊で、開かれている『平澤重信の仕事展』、時間があればぜひのぞいてみてください。懐かしい風景が並んでいる。

2008/6/8 Sunday

人生の豊かさ、愉しみ方

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どんなところにでも、愉しみを見つけることのできる人は偉大だ。同じようにどんな状況でも、友だちを見つけることができる人は幸いである。

それらは人生の豊かさにつながる。ネットが始まったときは想像しなかったことだが、一度も会ったことがないのに、友だちになれる人がいる。ブログを読んでいるだけで、心が通じる瞬間があるのだ。スピリットが引き寄せられているのだ。

人生の中で、何か制限を付けたり、相手を区別したりすることは、幸せになることを半分くらい放棄している気がする。頑張りすぎずに、適度に肩の力を抜いて生きていると、出会いがある。こちらも少しだけ余裕があるから、相手のよいところが見えてくるのだ。忙しすぎるのは、自分を失い、真心を亡くすから、避けた方がよい。

自分が好きなことに没頭して、それが相手に感謝されるなら、最高の人生を送れるだろう。

2008/6/7 Saturday

第19回 日本声楽コンクール入賞者による記念リサイタル

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知合いのオペラ歌手の小川里美さんが、ミラノから戻ってきて出演するというので、楽しみに出かけた。

第19回 日本声楽コンクール入賞者による記念リサイタルということで、歌う方はみな本選を勝ち抜いていただけに、それぞれにすばらしい。

こじんまりとしたホールの中央最前列に座って、美しい歌声を聴くのは至福の時間である。あっというまに二時間が過ぎてしまった。関係者だけが聴くのは、もったいないくらいだった。

歌は天使のささやきだと思う。歌える人は、後ろにきっと天使が付いているのだ。そして、聴いているだけで心が満たされ、幸せになってくる。小川さんは、以前よりも二廻りくらい大きくなって、迫力が出てきた。プロの力というのは、さすがだと思う。

2008/6/5 Thursday

短夜や夢を漕せる三谷舟

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今日、習ったばかりの句。

本歌は、小倉百人一首の藤原敏行朝臣の『住之江の岸に寄る波 よるさへや 夢のかよひぢ 人めよくらん』、立派な恋の歌である。

それを五代目團十郎は『短夜や夢を漕せる三谷舟』と、吉原に通う客になぞらえた。まあ、こちらも夢のような恋をするのだと、意気込んでいくのだから、江戸風の恋歌なのかもしれない。

歌舞伎でも江戸は上方に対して、荒事が好まれたというが、それは女性の絶対数が足りなくて、男だらけの社会だったからではないか。あまり知られていないが、大店は男性だけで切り盛りしている。台所方も男性。食事の用意をするのも小僧さんたちの仕事。白波五人男の浜松屋でも、女性の店員さんは出てこない。

一方、武家は参勤交代で国元に家族を残している。江戸の町では、女性が少ないから、吉原通いは公然のこととされていたようだ。長屋ではかかあ天下になるのも、女性が少ないから、威張っていたのだろう。

2008/6/3 Tuesday

お城の古文書講座

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家から歩いて10分くらいのところに、千葉市郷土館がある。そこで毎年開かれている古文書講座に参加したのがご縁で、いまでは、ほぼ毎週、招集されて、古文書の分類、整理の仕事を手伝っている。

メンパーはこの館で開催された古文書実習講座を受講した後、古文書の取り扱いについて、指導を受けている。今日は一日雨だったが、好きな古文書を眺めながら、昔の人と対話する。今日、読んでいたのは、善生寺という土気にあるお寺の文書だ。前欠、そして、下書きなので、推敲の跡もあり、とても人間臭い。

読める字があるとうれしくなる。これを書いていた人は何を考え、どんなところで書いていたのだろうか。今のようにワープロやパソコンが無い時代に、お上への提出書類は、一字足りとも間違うことは許されなかったのではないか。

七月からまた、入門を終えたばかりの受講生向けに、初級の学習会を開催することになっている。こちらの日程や基本方針を話し合った。人を教えることは、責任があるので、まず自分が勉強しなければいけない。それが身に付くようになるまで、集中して学ぶことが大切だ。

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