仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2008/2/27 Wednesday

歌舞伎の中の『異国人』たち

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六本木ヒルズのライブラリーメンバが自主講座を開いているが、今日は江戸コミョのセミナがあった。

題して、歌舞伎の中の『異国人』たち。まず天竺徳兵衛を取り上げて、実在の船頭徳兵衛が、朝鮮国の臣下の子、大日丸と設定されていること、蝦蟇の妖術を使うこと、デイデイ、ハライソハライソという呪文を唱えることを教わる。

この異国人、デイデイ(デウス)、ハライソ(パライソ 天国)というキリシタンの祈りの言葉を呪文代わりに唱えている。しかも船頭という外国に行き来する職業だ。着ている着物も綱の模様で海に縁がある。このモノたちはなぜか、外国からやってきて、日本転覆を計るという大それた悪者である。

謀反人をキリシタンに設定して、キリスト教の弾圧後、100年くらいしてから歌舞伎のケレンで復活させている。演じているのは幸四郎や、團十郎の当代の立役者である。日本がこの間、鎖国と言われているが、海禁であって、海外からの情報、モノを幕府がコントロールしているのだ。江戸庶民はキリシタンを妖術使いのように畏れていたのだろうか。それともキワものとしての演劇形態を楽しんでいただけなのか。

かつてスターウェーズに一喜一憂した時代を思い出す。どこかの銀河の物語、でも馴染みのある風景。そんな感じだったのではないか。

2008/2/26 Tuesday

頭の中を空白にして、シンプルに考えよう

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スープ皿に、中身が入っていたら、それ以上の追加はできない。今日はチキンコンソメ、明日はコーンポタージュと、素直に出された料理を平らげるはず。

だが、真っ白なスープ皿だけあったら、どうだろうか。

  1. アイスクリームを入れて、ペパーミントを添える
  2. 肉じゃがをもりつける
  3. アップルパイを切り取り、うえにはカスタードクリームをたっぷり載せる
  4. 苺やぶどうなどの果物を飾る
  5. ベビーリーフ入のサラダにドレッシングをかける 
  6. おでんを盛り合わせる
  7. 刺身を入れる
  8. 串カツにキャベツを添える
  9. 卵サンドイッチを並べる
  10. ハンバークステーキにカリカリポテトと、甘く煮たニンジン

白い皿なら、ほとんどの料理に使えそうだ。また、発想を変えてみる。

  • 水を入れて花を浮かべてみる
  • 布を敷いて、鍵、指輪、時計などの置き場
  • シクラメンなどの鉢の台
  • 何かを分解したときのパーツ入れ
  • SDカード、USBメモリステックの保存場所

シンブルな食器であれば、使い方はいろいろある。それも中身が空っぽだから。

人間もそうだ。ときどき、頭の中を空っぽにして、しばらく頑張ってみる。座禅とか、瞑想とか、呼吸法とか、古くから人類は挑戦してきた。真空と、空白は厳密には違う。

そして、その状態がしばらく続くと、突然思いつくのだ。発想の自由さ、闊達さで、その人の生き様が分かるような気がする。

2008/2/25 Monday

東海道を旅する

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といっても、江戸の旅日記なのだが、その地名が旅心を刺激する。

鰍沢、身延山、万沢、由井、奥津、江尻、久能山、府中、岡部、藤枝、金谷、袋井、見附、浜松。広重が描いた『東海道五十三次』を眺めながら、当時の旅の風俗、風景を思いやる。

いま山手線や中央線の駅名を聞いても、それほど感動しないのに、百年以上も前の旅日記がわくわくするほど楽しいのはなぜか。

作者は名所で、それを盛り込んだ俳句を詠んでいる。風流とも、滑稽とも取れるが、それが旅の面白さを増加しているようだ。

2008/2/24 Sunday

大風の日にすること

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外出しようと思っていたが、交通機関も乱れているようだし、一日家で過ごすことに。冷凍庫の中には食材もたっぷりあるし、なんとかなるだろう。

気になっていた部屋の片付けをして、丁寧に掃除機をかける。水回りを掃除し、洗濯機も回す。散らかったものを片付けるだけでは、毎回繰り返しになってしまうので、いま必要ないものをきっぱりと捨てることにしている。ヨーロッパに行くたびに貯めておいた資料集やガイドブック、これはたぶんゴミだろう。最新情報はブログから見つけることができるし、現地にいる友だちから教わることにしよう。

ユーロ以前のガイドブックはすべて捨てることに。レスラトンの急騰と、廃業に対応していないだろう。ホテルもしかり。1ユーロ=110円の時代のものが、いまの160円時代に使えるとは思わない。

引き出しの1つは緊急用で、無くしてはいけない大切なものを放り込んでいる。これも毎週、決まった曜日にチェックしないといけない。

着ない洋服も捨てるべきだ。管理するのにはコストも場所も必要。在庫を増やさないように、一つ買ったら、一つ捨てよう。

佐藤可士和さんの超整理術に憧れるが、あれはクリエイティブな人だからできること。学問を修めようと志すひとには、資料が壁全面にならんだ部屋が必要なのだ。使うかもしれないから買っておく、取っておく。こういう生活と超整理術は対極にあるのかもしれない。

わたしのできることは、いらないものを捨て続けること。それでもモノは減らない。仕事をしていると、書類があちこちから舞い込んで来るのだ。全部がしまえる引き出しが欲しい。

2008/2/22 Friday

週末に止まっていたことをリセットする

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一週間って本当にありがたい、と最近思うようになった。会社員でなくなって、時間的な制約はかなり緩やかなのだが、それでも平日の午前中にスポーツクラブに通うときは、目立たないように皮のくたくたバックを下げていく。

歌舞伎に出かけたり、朝好きなだけ寝ていられるのは週末の特権だろう。

そして、週末のもう一つの良さは、その週に止まっていたことをリセットすること。調べものを始めて資料をあちこちに広げていても、週末には片付けてしまう。できてもできなくても、一週間の区切りというわけだ。これをしないと、未決の仕事だらけになって、肝心の仕事に手がつけられない。

月曜日の朝、早起きしてスケジュールチェックから始めるとして、週末は着付けの練習と、古文書の読みを中心に過ごそう。どこにもでかけなくても、十分に楽しい。

2008/2/21 Thursday

ビジネスモデルを毎日5つ書き留める

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先日のキャリアデザインセミナで、興味深い話を聞いた。女性の転職の場合、営業職からマーケティング、企画部門への希望が多いというか、ほとんどなのだという。年齢は30歳前後で仕事について、7、8年というところだ。

マーケティングというのも、大企業で、部長、課長といるような部署だと、個人の裁量は限られているから、全体を見渡すことが難しいこともある。予算や使える金額が大きいからといって、たくさんの経験ができるというわけでもない。むしろ、外資系などで、人が足りないような部署に回されれば、全部をやらなければならないから実力が付く。

さて、そのマーケティング力であるが、黙っていても身に付くというわけではなく、これは基礎訓練が大切だ。その上で、当然ながら向き、不向きが出てくる。その基礎編として、1000本ノックではないが、毎日5つのビジネスモデルを考えるということをお勧めする。

考えたら、もちろん、書き留めておく。 紙、PC、携帯メイルなどを使うといい。アイディアなのだから、どんなにつまらないことも書き留めておこう。時系列、キーワードで、後から検索できるようにしておくと、使えるものも出てくるはずだ。自分でブレーンストーミングなのだから、否定的なことは考えない、いわない。三十分以内に凝縮してまとめておこう。これは時間をかければできるというものでもない。1000本ノックは連続して行なうはずだ。

こうやって、基礎訓練を続けていると、あるとき急にできる人になっている。それは、赤ちゃんがいきなり、つかまり立ちできるようになることに似ている。真面目に暮らしていると、いつかは幸せな日がくるのだと、信じよう。そして、自分のなかの知らない能力にも。頑張ってくださいね。

2008/2/20 Wednesday

何が足りないのか、いつも余っているものは何か、考えてみよう

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需要と供給、ケインズの経済学でも習ったことがあるが、世の中のあちこちでミスマッチが起きている。たとえば、すぐれたサービス・製品が必ずしも売れるというわけではなく、宣伝がうまかったり、時流にあったものは、爆発的なブームになる。同じような主旨の本を書いても、何十万部のヒットを飛ばす人がいる。

市場で、常に余っているものは何か、足りないものはなにかを考えてみると、時代のトレンドが見えてくるはずだ。たとえば19時すぎのデパート地下の鮮魚売り場。丸ものといわれる魚一尾は人気がない。すぐに食べられる刺身や、鮨に人は集まる。この時間、丸ものを三枚を下ろして、食事の支度をする人は、すでに家に戻っているのだ。

ヤフーオークションを見ていると、常に品薄なもの、ずっと店晒しになっているものがはっきり分かる。何が人気なのか、それは短い期間限定なのか、しばらく続くのか、などなど。オークションサイトも、また、マーケティングの実践の場である。

2008/2/19 Tuesday

一流のキャリアの作り方というセミナに参加する

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「一流のキャリアメイク術」

  • 日 時:2008年2月19日(火)19:30〜21:30
  • 会 場:アカデミーヒルズ オーディトリアム (森タワー49階)
  • モデレーター:
    保田隆明(ワクワク経済研究所代表/コミュニティメンバー)

  • パネリスト
    高木尊通(株式会社プロフェッショナルバンク常務取締役)
    田中宏明(スイッチLLC設立)
    高野秀敏(株式会社キープレーヤーズ代表取締役)

弊社でも女性キャリアセミナを開催しているので、人材系のセミナには関心があった。若い人たちが35歳か40歳くらいまでに実現したい話を具体的にお聞きしたように思う。スキルを磨くことと同様に人間力も高めなければいけないそうだ。

2008/2/18 Monday

江戸の俳人の旅日記

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新講座『江戸の俳人の旅日記』、だんだん面白くなってきた。甲州から出発した旅も大井川を蓮台で渡る所まできた。当時の旅は、メイルも携帯もないから、かねてより文通していた知合い宅を直接訪問する。運がよければ会えるが、留守をしていることもあるのだ。農村文書でも、わざわざ出向いたが、いなかったというくだりを習ったことがある。

明治時代でも、漱石が葉書を午前中に投函して、夕方訪問するというのが書かれていた、東京の都内ではそんなことも当たり前のように行なわれていたのだ。

参加されているお客様から、一月近く間が開いたので、古文書の勉強をしたくてたまらなかったと言われた。そのくらい、楽しみにされているのは講師冥利に尽きる。楽しみながら、進み方はゆっくりでいいから、丁寧に教えてほしいという要望があった。当たり前のことだが、なかなかそれが実現できない。学校ではないのだから、たとえ半年前に提出したカリキュラムでも、参加された方の知識や経験で、自在に変えていいのだと思う。そういうのが、少人数の講座の強みである。

2008/2/17 Sunday

マーケティング的にヤフーオークションを眺めてみる

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必要に迫られてインターネットで、あるものを探していた。キーワードは「正絹 長襦袢 仕立て上がり」。着付けを習っていてすぐに使うものなのだ。反物をオーダしても、出来上がりは一月以上かかる。そこで、デパートの呉服売り場を駆け回るよりはと、ネットに行きつく。

今、着物を着る人が減っていて、呉服売り場も少なくなっているが、インターネットでビジネスを立ち上げた人は、それなりの収益をあげていると思う。送料600円ほどで、全国に配送できるし、地方に立地したほうが、人件費や倉庫代が安くてすむかもしれない。リアルで買い物をするときは、本社ビルの場所などを気にするが、ネット上の店なら問題にならない。欲しい商品が見つかれば、すぐに注文できる。

すると、知合いがヤフーオークションで着物を買う話を書いていたのを思い出した。そういうやり方もあるのか、と気づく。待つことが苦手なので、何日間も付き合うオークションというのも避けて暮らしてきた。その場ですぐに結果がでるほうが、精神衛生上好ましい。ところが調べてみると、オークションにもそういう価格設定があって、その金額を入れれば、落札できることを知る。これなら、待つことなくすぐに取引成立だ。

そう思いながらオークション会場を眺めてみると、価格設定にその人なりのポリシーが感じられてなかなか興味深い。

  • 100円からスタートして、100円落札はありません、と明記しているもの。
  • 12800円スタートで、落札価格13000円としているもの
  • 500円スタートから、何人も入札して、120000円くらいまでに上がっているもの

中にはマーケティングのプロもいるのだろうが、これまでのやり取りを見ながら学習した人もいるのではないか。どんな人が、よりよい価格で落札されたのか、履歴をみればすぐにわかる。マーケティングの勉強にはなかなかよい教材だと思う。

2008/2/16 Saturday

熱海、能楽の旅

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長いこと思っていて実現できないことがある。ほんの少し頑張れば手が届くのに、忙しいのを言い訳にしている。というわけで、今年、思ってから4年ぶりに熱海に出かけた。MOA美術館で、尾形光琳の紅白梅図屏風紅白梅図屏風を見るのと、定期演能会を鑑賞するという、能楽の旅。

やってみたら、難しいことは何もなかった。前日に能楽チケットを予約し、受付でその旨を申し出る。熱海往復の新幹線チケットは、東京駅のみどりの窓口で当日販売している。熱海までは東京から約1時間。京都に行くときによく見ている風景なので、すぐに分かった。神奈川在住なら、踊子号もある。

熱海からは美術館まで、タクシーで行ったが、バスも運行している。新幹線はこだまなので、一時間に二本、30分間隔で走っている。海も見えるし、適当に遠いし、日帰りにはぴったりの場所なのかもしれない。今日は天気もよく、庭園を歩く楽しみもあり、抹茶をいただく。

紅白梅図屏風は、思ったよりも小さくて、これは非常時に女子供でも抱えて持ち出せる。金色もくすんで落ち着いていた。展示室には椅子も用意されていて、遠くから眺めるとまた、趣がある。能楽は、雲林院と、狂言の土筆。どちらも初めての演目だった。シテ方の熱演で、久々に能楽の醍醐味を味わう。能楽堂は建物のなかに併設されていて、豪華な舞台だ。定期演能会は二ヶ月に一度開かれている。

帰ってくるときはまだ明るかった。4年間待って、ようやく出会えたのだが、本日は着物での外出。光琳の絵を見るには、江戸姿もいいかと思った。展示室には手紙類もいくつか並べてあって、一部は内容がほぼ分かる。字のくずしや、跡式などという用語に見覚えがあって判読できるのだ。これもうれしいことのひとつだ。

2008/2/15 Friday

仲良しは時間をかけて作るもの

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どんな集まりでも、キーパーソンと自然に仲良しになっている。これも才能の一つだと誉められた。だが、仲良しというものは、時間をかけて作るものだと思う。五年から、十年、そして、二十年と寝かして芳醇な香りを放つ。 即席で仲良しを作るのにはいくつか条件がある。

1. 過酷な状況を共に切り抜けたことがある。この場合は、時間が濃縮されて体験するので、仲良し度が一気に加速する
2. 異国で出会う。 他に日本語を話ことのできない環境での友人関係は、濃密になる
3. おたがいがブログを持っている。初めて出会う人でも、ブログによってそのときどきの感じ方、考え方を時系列に知ることができる

要するに相手のことが理解できれば、それが仲良しの基本なのだ。相手の気持ちが無理なく通じるというのは高度な技能である。それをブログが助けるのかもしれない。インターネットのお陰で、異国に住まいする友だちの暮らしまで、かなりの親密さでわかるようになった。エアーメイルを送らなくても、何が起きて、何を感じたのかを知ることができる。

文章というか、文体にはその人の個性や、知性、品性が出るものだから、自分と同類の人を見つけることもたやすい。読んでいて心地よさを感じれば、仲良しになれる要素があるのだ。

2008/2/14 Thursday

潤沢に時間があると思うな

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急ぎの約束もなく、今日は仕事に専念できると思ったら、当てが外れた。どうも、忙しいときの方が時間の使い方などに工夫があって、気持ちも張りがあるから仕事が進む。締切の緩やかな仕事は、いくらでも明日に回せてしまう。10時からの会議に使う資料を8時から作り始める場合は、時間制限があるからクオリティを維持するために、どこからか力が湧いてくる。

潤沢に時間があると思うと、別のことに関心が移ってしまうのだ。イタリアに旅立った知合いからの案内状をみて、イタリア出張のためにホテル検索を始めてしまった。すると、4月の京都出張なども気になって、知合いのブログから美味しいレストランの紹介文まで読んでしまう。気持ちはすっかり旅モード。これでは、緻密なそして、企画力が要求される仕事が手に付かない。

一昨日思いついたビジネスモデルの検証を始めたら、話がどんどん拡散していく。こういう一日はブレーストーミングの日と呼んでいる。あちこちに気持ちは飛ぶのだが、アイディアだけはどんどん出てくるので、こまめに書き留めておこう。後から意味ある一日だったと気づいたりする。

2008/2/13 Wednesday

麻布十番と人形町の共通点

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知合いの個展が開催されているので、人形町の帰り道、麻布十番まで出かける。都営浅草線で大門乗り換え、大江戸線で麻布十番までは、わずか15分。とても近い。同行した友人が、麻布十番は、人形町に似ているという。個性的な店が並んでいて、お煎餅、鯛焼き、フレンチのカフェ、と食べ物屋さんが圧倒的に多い。タリーズもあるのだが、町の中心というわけではなく、ひっそりと地元の人に愛されている。

違うのは麻布十番には外国人居住者が多いこと、そして、可愛いおばあちゃんに会わない。人形町では、粋な、きりりと着物姿の年配の御婦人を多く見かける。明治座や水天宮があるからだろうか。どちらも町探検が楽しい。歩いて楽しいのは、銀座、浅草、そして青山。人混みをかき分けて歩くのは楽しくない。

そういう意味でも、麻布十番は歩く町だと思う。坂も多いが、温泉もある。日帰り旅行の気分が味わえる町だろう。昔、ここから会社に毎日通っていた。枝垂れ梅のあるお寺は、いま満開かしら。

2008/2/12 Tuesday

ビジネスモデルを考える

Filed under: - site admin @ 23:38

三連休の間、努めて本を読むことにした。江戸関連、ビジネス書、そして非日常をたっぷりと味わう。

不思議なことに不意に1つビジネスモデルを考えついた。料金設定、期間、受け渡しなど細かな点は詰めなければならないが、他にはできない分、付加価値があるのかもしれない。締切の課題に取り組むよりも、ビジネスモデルの可能性について、頭を悩ますほうがずっと楽しい。

アイデアとか、思いつきは1つだけでなく、いくつもが関連して上がってくる。そういう意味でも、この三連休で頭を休ませたことは正解だったと思う。

2008/2/11 Monday

二月歌舞伎は白鸚の追善公演

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毎月、歌舞伎座に通っているというと、贅沢な身分ねと、いわれるが、これは半分仕事のようなもので、江戸に関わる講座をいくつか持っている者の必修科目なのだ。
とはいえ、今回はちょっと違って華やいでいた。習いたての着物を着て初めての歌舞伎見物。やっぱり、着物がしっくり合っている。

帰ってから、日経と東京新聞の歌舞伎評を切り取って読み直す。大方はこちらの感想と一致する。一力茶屋の大星は、もう少し洒脱な色気があってもいいのではないか。芝雀は可憐で、愛らしくお軽を演じている。この心理分析の正確さは見習いたいものだ。染五郎も大活躍で、若手が順調に育っていくのをみるのはうれしい。

女形の衣装も気になるし、役者の着付けなども真剣に眺めていた。長唄では少しまどろむ。このほっとする感じがいいのだ。夜の部も出かけてみたい気がする。お薦めの二月公演である。

2008/2/9 Saturday

週末は江戸人になる

Filed under: - site admin @ 23:18

毎日、打ち合わせや外出を続けていると、そのまま電車に乗ってどこかに出かけたくなる。毎年、思うだけでかなわない、熱海のMOA美術館能楽鑑賞をしたい。

京都までは行けないが、せめて週末くらい江戸人になって過ごそう。図書館から借りてきた江戸関連の本を広げ、着物姿で歌舞伎座に行く。インターネットの恩恵を大いに受けていて、暮らしてはいるが、アナログなものにも引かれる。これってバランスをとっているのだろうか。

たまには大型書店で心行くまで、本を眺めたいし、図書館で好きなだけ本を取り出して読むのもいい。旅も各駅停車の緩やかなものが好き。オフの日は速さはいらないから、シンプルで、本物のものだけに触れていたいと思う。お金じゃなくて、心意気の江戸人になりたい。

2008/2/8 Friday

尊敬できる人と、仕事をしたい

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何人かの人が集まり、何かを始めようとする。この集団にはリーダー、参謀、フォロアー、そしてキャンサー、エイリアンが潜んでいる。リーダーというのは、よい意識をもって仕事をする人、徳のある人だ。いくら仕事ができても、よい影響力を持たなければリーダーとは言えない。

尊敬できる人がリーダーになると、その人のもとで一生懸命、仕事をしようという気になる。その人を喜ばせるために、何ができるかと、猛烈に考えるのだ。自らはなにもしないのに、部下たちに慕われ、そして成果をあげている人。身近にいたら、よく観察してみよう。

喧嘩をしない。相手を否定することをいわない。リスクは取る。そして、みんなにわかるように易しく自分の考えや、相手の気持ちを伝えることができる。こういう人の元で数年修業をしたら、少しは身に付くのだろうか。

2008/2/7 Thursday

電車の中を書斎代わりにする

Filed under: - site admin @ 23:56

調べものをするために出かけた図書館で、5冊も本を借りてしまった。

日本の歴史について、俄に勉強しているのは必要に迫られているからだ。手元にある古文書が岐阜県養老町のものだとわかったので、こちらの歴史も知りたいと思った。江戸については、学問的に書かれた資料を見ないと片手落ちだ。華やかな著者が書いたものだけを追いかけていると、裏側が見えない。

そして、移動の電車の中で、これらの一冊を片手に勉強している。学問というにはおこがましいが、真剣なのは学生時代よりも今が上かもしれない。通勤時間を少し過ぎた当りに打ち合わせをしていると、座ってゆっくりと本が読める。会社員時代は、早朝に利用していた電車に、今は昼中、書斎代わりに使わせていただいている。本を読んでいる限り、ポイント故障や、運転の遅れも気にならない。

2008/2/5 Tuesday

女性のための、最強のキャリアデザインを考えるセミナ

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今年の年間計画を見ていたら、女性限定キャリアデザイン・セミナを2/21(木) に開催することになりました。最近お話しする女性の方が、とても優秀なのに、みなさま苦労されているので、このセミナを開催する価値があるのだと思いました。

女性が10年、15年と仕事を続けていくと、ロールモデルで見つかりません。40歳過ぎて、部長や役員になっている女性は数パーセント。だからといって、メンターがいればいいのだと思うと、そうでもありません。やはり、女性の視点から、恋愛、結婚、出産なども視野にいれてのキャリアデザインが必要になってきます。

仕事はどこに力をいれるのか、手抜きできるところはどこか、あるいは外注する、他部署に任せるなど方法はさまざまです。ただ、使い方がわからないと、せっかくのインフラを利用できません。23年間、外資系企業に勤めて、愉しく仕事することに専念したので、たくさんのノウハウを共有したいのです。仕事をするけれど、追われるようなやり方は嫌だとお思いの方、ぜひ、ご参加ください。あなたに合わせた最強のキャリアデザインを構築いたします。

2008/2/4 Monday

葛飾の定例会合

Filed under: - site admin @ 23:41

今年初めての会合で、みなが集まる。この葛飾の会は、毎回休みなく参加しているが、いつも勉強になることばかりだ。立石が会場になるときは、かならず、ことぶきやのパンを買って帰る。ここのはなんでも美味しいので、二倍うれしい。

美味しい食事をいただきながら、一月の仕事の進行について話し合い、それからは、議題にそった会話が始まる。みな、すてきな方ばかりで、お会いするのが楽しみだ。

雪はところどころにまだ残っていて、ときおり、電線からばさっと落ちてくる。節分の雪は何だったのだろう。ロンドンにいたとき、イースターに雪が降って、ホワイトイースターだと騒いでいた。それに似ている。

2008/2/3 Sunday

雪景色

Filed under: - site admin @ 23:29

朝、目が醒めると一面の銀世界が広がっていた。着物に着替えて、雨コートで完全武装して出かける。本日は、水道橋の宝生能楽堂で立春能、そして、人形町で芸者衆のお座敷の会と、イベントがあって、日本の伝統芸能を堪能した一日だった。

着物の着付け教室に通っても、着る機会がないといわれるが、こちらは社長業なので、ほぼ毎日でも着て出かけられる。もっとも、渋谷での打ち合わせに着物姿だったら、少し引けるだろう。

目的地が水道橋なので、久しぶりに千葉から各駅停車に乗る。これまた、雪景色を眺めながら、なかなか乙なものである。雪国の人から見たら、笑われそうだが、雪景色を眺めていると、凛と心が静まり返ってくる。この気持ちのまま、能楽堂に向かい、都合六時間近く、四曲を楽しむ。呉服、源氏供養、籠太鼓、小鍛冶。どれも珍しい演目なので、見入ってしまう。

今年は源氏物語 生誕1000年にあたり、あちこちで記念行事が開かれるらしいが、きっと、源氏供養も演じられることであろう。

人形町お座敷の会は、知合いの芸者衆の節分の会。こちらも浮き世を忘れるすばらしい時間だった。お姐さんの踊り、唄などを聞いていると、外が雪なのも忘れてしまう。

2008/2/1 Friday

読めない字が読めるようになる感覚

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なぜ、英語を学ぶのか、あるいはイタリア語を習うのか。言葉が話せるようになると、その国の人と会話ができ、お互いの意思疎通が計れる。それは文化を学ぶことだったり、政治や歴史を深く知ることだったりする。

今、江戸の古文書を習っているのも、江戸人との対話をしたいからだ。ほんの百年くらいまえに、当たり前に読めた文書が読めない。日本人なのに着物は着付け教室に通わないと着られない。どこかに文化の断絶があるのだ、ぜったいに。

それは明治ではなく、たぶん、第二次世界大戦後だと予想する。佐渡で水田や道路の利用形態を調べていると、奈良時代の条里制が戦前まで残っていたことがわかる。文明開化ではなく、デモクラシーがわたしたちの生活を変えてしまったのだろうか。

江戸の古文書を読んでいると、少しづつだが、読める字が増えてくる。今日も奉公人請状で、「御年貢不足に付、御奉公」 する話が出てきた。来年の三月五日から、翌年の三月四日まで、一年間の奉公が二両なのだ。弘化四年の文書だから、もう幕末に近い。文書を読んでいくと、いつも語りかけてくるものがあり、ドラマを感じる。読めない字が読めるようになると、扉がひとつ開くのだ。これを知ると、嵌ってしまうのだろう。

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