あっという間の十一月
もともと、イタリアに出張するはずだった。季節も食べ物も最高の時期である。それが伸びて、一週間分暇になったと錯覚したのだ。
もともと忙しいスケジュールをやりくりして、旅程を立てたのに、忘れてどんどん打ち合わせをいれてしまった。だから忙しかったはずだ。とても充実していた。オフが待ち遠しいほど、毎日出かけていた。
わたしの年齢でわくわくすることが毎日待っているというのは、それだけでもすばらしいことなのだ。そして、新しい習い事も入れてしまった。宿題に追われるという日々がまたやってくるなんて、人生も面白い。
学生時代、そんなに夢中になって勉強しなかったのに、大人になったら、勉強することが好きなのだと気がついた。学ぶことの楽しさ、そして、何かができるようになる喜び。階段を1つづつ上がっていくような緊張感。そんなわくわく感を子供たちは味わっているのだろうか。