デッサン力はすべてに共通する
dessin 仏語。単色の線や筆触によって物の形・明暗などを描いたもの。素描。
デッサンというと、まず浮かんでくるのは速水御舟の牡丹を書いた習作。夥しいほどの枚数が残っている。普通、美大生が一日四五時間、デッサンだけやっているというから、日々の枚数を積み重ねたら相当の数になるのだろう。
これが基礎だから、デッサンができないと次の応用ができない。書道も、お茶も、お花も同様だ。師匠に付き、基本を繰り返し反復練習して叩き込む。こうやってブログを書いているのも、文章の練習になるかと思うと、こちらは、何を書いてもいいのだから、推敲する文章には向いていない。本物の物書きなら、もっと基礎訓練が必要だ。たとえば400字のショートストーリーを毎日書き続けるとか。
基本ができていないと、積み重ねることができない。これってすべてにわたる原則だ。
画廊で過ごす午後も楽しい。若い、アーティストたちと作品について解説を聞き、感心しながら鑑賞する。