仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2006/2/28 Tuesday

六本木勉強会は大盛況

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所属しているNPO【国際創造者連盟(略称FIC)】はアーティストの権利を守り,支援することを目的としている。昨年はアーティストのプレゼンを中心に有料セミナを開催していたが、準備が大変で負担も大きかった。その反省も含めて、今年はもう少しゆるやかな集まりで、毎月一回総会+イベントを開催している。

中身はそれぞれの月当番に任せられていて、多少の収益があがるような仕組みも考える。クリエイティブなことなら何をしてもよい。今月、2月はわたしの当番だったので【六本木勉強会】を開催した。

講師は、■アカデミーヒルズ 六本木ライブラリー ディレクター 小林 麻実様、タイトル「世の中に存在しないものを創り、多くの人を巻き込んで実現する」アーティストのためのレッスン。
もう一人は、■ワクワク経済研究所LLP代表 保田隆明様 タイトル「ワクワク経済塾 LLPとは何でしょうか?

と、豪華版である。これで会費500円というのも、NPO主催だからだ。ひじょうにためになる、そして勇気づけられるお話を聴き、みんな感激していた。わたしは企画しただけなのに、お誉めの言葉も賜って幸せものである。プロのふたりは時間もご自分でチェックして、プレゼンの質も高く、事前の手間もかからないと、最高の講師だった。

毎月開催しているので、三月はどうぞご参加ください。満足度の高いイベントです。

2006/2/25 Saturday

文化庁メディア芸術祭

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昨年の官公庁ブログでこの文化庁メディア芸術祭を取り上げたが、特設ブログが再開している。

今年のメディア芸術祭は2/24から3/5まで、恵比寿ガーデンプレイス内東京都写真美術館で開催され、イベントも多い。
シンポジウムも同時開催され、世界各国からアーティストも集まっている。

個人的には、[アニメーション部門受賞者シンポジウム 2]に出かけてみようと思っている。

日 時:2月27日(月)15:00-17:45
会 場:東京都写真美術館 1Fホール
出 演:川本 喜八郎 (優秀賞/死者の書)
   山村 浩二 (優秀賞/年をとった鰐)
*2人の対談の後、それぞれの受賞作品を特別上映。
shishanosho

この川本さんの【死者の書】は折口信夫原作の傑作という評判で、現在岩波ホールで上映中である。
その作者のお話が聞けて,作品を鑑賞できるのは幸せなことだ。

2006/2/24 Friday

広尾から恵比寿まで歩いてみた

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朝いちばんで西麻布にある銀行に出かけ、そのまま、広尾から恵比寿まで歩いてみた。日頃、籠って仕事をしているせいか、知っている場所だと、歩いてみたくなる。
広尾に本社がある会社に23年いたので、この界隈は昔からよく知っている。ただ、この数年でどんどん店が変わって、ランドマークにしていた場所がみつからない。

興和第三十二ビルというのが、昔の本社のあったところで、その隣のビルは一階がラバッサというカジュアルイタリアン、下は最初パーソンズというウエイテングバーのあるレストランだった。その後、下は一時日陰茶屋で上もチャヤドマリだったこともあったが、今では、上はam.pm 下は焼き肉屋に変わっている。この辺りの変遷は、バブル前後の歴史でもある。

昔雅子さまが通っていたというヒロインはまだ健在で、その前のうどん屋はなくなっている。広尾商店街の裏には庶民的な家々が立ち並んでいて、ここも港区だ。この辺り、ドラッグストアとお惣菜の店が集中している。

明治通りを渋谷方面に向かって歩いていくと広尾一丁目のバス停あたりに正庵がある。どれも美味しくて、値段も手頃だ。和菓子は季節を感じるひとつの媒体だと思う。渋谷橋までくれば、恵比寿だ。

このあたりはまた、美味しいレストランが集中している。広尾に本社があったとき、有名どころのレストランには出かけたが、こちらはもっと庶民的だ。機会があればまた出かけてみたい。

2006/2/23 Thursday

イタリアのオペラ劇場 テアトロ・マッシモ

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パレルモのテアトロ・マッシモ(Teatro Massimo)は5年前にシチリアで、初めてオペラをみた劇場である。優美なオペラ劇場で、ちょうど修復が終わったばかりだった。天井が開いて、美しい。日本から事前にオンラインでチケットを購入し、貰った番号を印刷して、劇場で引き換えてもらう。こちらも初めての経験なのでドキドキした。
teatromassimo

それから五年すぎて、日本にも外国からたくさんのオペラ公演があるが、なにか、違うと思うところがあって、気になっていた。それは公演の内容ではなくて、座席の表示である。
イタリアのは立体的で、日本のは平面図になっている。料金表から座席の位置を確認するのに、一手間かかる。かつての日本の座席というのは、歌舞伎座のように、いろはにほへと表示だった。今歌舞伎座は番号制になったが、昔はチケットをもらったとき、指を折って何列目か確認したものである。

新国立劇場も、そういう伝統を受け継いでの座席表だ。その点、イタリアの劇場は位置関係がよく掴める。この価格ならこの場所というのが明確なので、予算に合わせて、あるいは演目に合わせてチケットを買うことができるのだ。
そして、天井桟敷なら20ユーロ、3000円で楽しめる。歌舞伎座の三階席と同様に公演中、毎日出かけることもできる。オペラが着飾って出かける社交の場である一方で、庶民の生活に馴染んでいるのをみると、やはり羨ましいと思ってしまう。

2006/2/22 Wednesday

成功の実現 中村天風

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日経の夕刊で紹介されていた本で、なぜか気になってアマゾンで注文してしまった。

tenfu
これが読んでみるとほんとうに楽しい。もともと語りを本におこしているので、言葉遣いがやさしくリズムがある。天風さんの講話を聞いているような気になる。いっしょに入っていた出版物のご案内に【社長だけのために書かれた手造りの実務書】とあった。経営者の方にはお薦めの書だ。

生きていく上で何が本当に大切なのかを教えてくれる。それを知っていると楽しくて生きがいのある人生を送ることができるのだそうだ。まだまだ読み始めたところなので、繰り返し味わいながら理解していこうと思っている。

2006/2/21 Tuesday

環境省が21日から27日までの1週間、庁舎内の暖房を全面停止するわけ

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今日の東京新聞朝刊を読んでいたら、3面コラムで【本庁舎の暖房止めてみます】という記事が載っていた。環境庁が霞ヶ関本庁舎内の暖房や給湯を21日から一週間試行的に止めてみることで、二酸化炭素の排出増に歯止めてがかからない現状への窮余の策だという。

気になって、環境庁のサイトにいくと、リリースなどはなくて、かわりに【みんなで止めよう温暖化】のパブリシティのページに

06.02.21 日刊工業新聞  環境省は、CO2削減に率先して取り組むとして、21日から27日までの1週間、庁舎内の暖房を全面停止すると掲載されました

とある。webで調べたら、読売でも載っていた。科学のページだ。

【隗より始めよ? CO2削減、環境省が暖房全面停止へ】
同省の炭谷茂事務次官は「背水の陣で頑張る。(他省庁にも)ハッパをかけていきたい」と20日の記者会見で決意を語った。

同省は自らの庁舎の暖房や給湯室へのお湯の供給を止め、どれだけCO2削減につながるかを検証することにした。
ただ、オフィス機器からの排熱が多い庁舎では冬でも、室温が暖房の設定温度の19度より暖かいことが多く、コートを着て仕事するほどに冷え込むことはなさそうだ。

記者会見までしているのになぜ、自分のwebのトッブを載せないのだろうか。一週間だけの試みだからといって、遠慮することはないと思うのだが、始めから答えがわかっているのだろうか。環境省だけがやるというのも、おかしなことだ。霞ヶ関が全省庁あげて、一日くらい協力してもいいのでは。新聞の各社の見出しをみても、冷ややかだ。

朝日は暮らしのページ
「暖房、1週間止めます」温暖化対策で環境省が 手本
政府は温暖化対策実行計画で、06年度の政府機関全体の二酸化炭素排出量を、01年度比で7%削減を目標にしている。ところが、04年度は内閣官房が584.5%増、警察庁も83.7%増になるなど、逆に全体で4.6%増。環境省も10.4%増えた。

記事についても各社、扱いに苦慮している感じだ。実際にどのような効果がでたのか、一週間後の報告を楽しみに待っていよう。

2006/2/20 Monday

京都に行きたくなる病

Filed under: - site admin @ 22:44

昔から三日休みが続くと京都に出かけていた。二年前には、本気で住みたいと思い、家を探すため、飛行機で週末に往復した。
そして、今、また京都に行きたくなる病が再発している。きっかけは、京女の友だちがいること。彼女たちと話していると、心の中で封印していた思いが、どっと溢れてくる。

といっても、ただの旅行者ではつまらない。それはもう十分に堪能したから、今度は京都でなにかビジネスを立ち上げることはできないのか、と真面目に考えている。京都の人には当たり前だが、東京人にとっては新鮮な情報が、きっとあるはず。それらを発信できるような基地がほしい。

あとは、おとなが楽しむ京都の歩き方、という本を作りたい。取材と称して入り浸りそうで怖いが、やってみたいと思う。

2006/2/18 Saturday

「運輸多目的衛星新2号」(MTSAT-2)のH-11Aロケット9号機の打上げ成功

Filed under: - site admin @ 18:25

株式会社ロケットシステム及びJAXAは、2月18日午後3時27分に、MTSAT-2を搭載したH-IIAロケット9号機を、種子島宇宙センターから打上げました。
9号機は正常に飛行し、打ち上げ後28分11秒後にMTSAT-2を分離、打上げは成功しました
MTSAT-2

世の中は、トリノオリンピックに注目しているようだが、同じ頃、種子島では、日本初の「大型ロケット連続打上げ」プロジェクトが進行していた。この打上げは丸の内oazo ○○広場(おおひろば)およびJAXA iでライブ中継され、筑波宇宙センター、勝浦宇宙通信所、沖縄宇宙通信所でも中継された。種子島ライブカメラもあって、もう夜が近づいている。

うれしいことに、打上げはもう一つあって、2月21日の早朝6:00 〜 7:00に行なわれる予定だ。こちらも2/20よりライブカメラが設置予定。

昨年、ブログセミナでJAXAのリクルートブログを取り上げたが,今年に入って2つの関連セミナに参加し、宇宙ビジネスに関心をもった。いずれ、いまの海外旅行並みの手軽さで宇宙への旅立ちができるようになる時代が来るが,それを見届けることができるのか楽しみでもある。

2006/2/16 Thursday

イタリアの選挙、あれこれ

Filed under: - site admin @ 23:49

パレルモに住む知合いがブログで選挙に関する話を載せていたので、引用する。

イタリアでは4/9に総選挙が予定されているが、それに合わせて選挙用ではないポスターが目につくと言う。
中道左派 cento sinistra のベルルスコーニ(現イタリア首相)のスローガン
【左派は全部が悪くなっていると言う。 でもそんなことは放っておこうじゃないか! La sinistra dice che tutto va male. LASCIAMOLA PERDERE】

また、パレルモのあるシチリア州知事のクッファーロ。 彼が知事になってから、同じ名前のバス会社の成長目覚しいという。
ちなみにこちらは 
【101,000人のシチリア人が今日仕事に就いています。トト・クッファーロの下、働くシチリア! 101,000 siciliani in più oggi hanno un lavoro. CON TOTò CUFFARO la Sicilia lavora】そんなにシチリアの未来は明るいのか、そうは思えない、と
わたしも思う。

また、イタリアはデザインの国なので、各党の新しいシンボルマークがお披露目されている。ヘルルスコーニの右下の■Simboliをクリック

2006/2/15 Wednesday

イタリア美術の苦難の歴史と修復の哲学

Filed under: - site admin @ 23:30

イタリア研究会の2月例会は、池上英洋さん(恵泉女学園大学助教授)の「イタリア美術の苦難の歴史と修復の哲学」だった。修復の技術的な話だったら、どうしようと思ったが、池上先生のお話は以前、レオナルド・ダ・ビィンチ展で聞いているので、楽しみに出かけた。

【引用はじめ】

イタリアは世界に冠たる美術の宝庫ですが、かならずしも昔から一貫して自分たちの美術品に敬意を払い、残していこうとしていたわけではありません。美術品が被った歴史は、意外なものです。美術にたずさわって生きている私たちにとっては、実にショッキングなエピソードも数多くあります。しかし、そこから徐々に過去の遺産へと目が行くようになり、次第に保存という概念が形成されていったのです。言い換えれば、保存の歴史とは、芸術的価値の発見と確立の歴史でもあるのです。

チェーザレ・ブランディの名著がイタリアで生まれたのはこうした背景によるものです。彼が『修復の理論』(小佐野重利監訳)で懇々と説いているのは、修復の実践的技術の話ではなく、美術品とは何か、という根本的な問題なのです。

ちょっと小難しそうに思えるかもしれませんが、美術品が辿ったさまざまなケースを見ていきましょう。特に、「レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿」「<最後の晩餐>」「アッシジのサン・フランチェスコ聖堂」を詳しくとりあげていきます。

【引用おわり】

本日の発表はまさに日頃から疑問に思っていた点をみごとに解決してくれた。

芸術作品というのは、(1)創り手が作品を創り出すとき、(2)その作品を見て理解するとき、この2つが作品をつくるのだという。そして、絵画が伝達しようとしていた内容を理解するためには、「コードの共有」が不可欠だという。

時間の経過のよる劣化 → 修復による復元が必要
社会と文化の変化による隔たり → コードの再構築が必要

よって修復は、芸術作品の潜在的な統一性を回復することを目的とする。

まだまだ続きがあるのだが、全部は書けない。本当に中身の濃い発表だった。

2006/2/14 Tuesday

泉鏡花賞受賞記念スペシャル朗読幻燈会 寮美千子 × 門坂流『楽園の鳥』

Filed under: - site admin @ 23:23

第33回[泉鏡花文学賞]受賞した寮美千子さんの自作の朗読会があるというので、出かけた。渋谷駅から歩いて15分くらいの小さなホールである。わずか40人くらいの参加者だけが独占できた至福の時間を過ごす。
楽園の鳥

この作家の作風はこれまでのだれとも違って、紀行文のような、恋愛書のような、哲学書のような不思議な味わいのある作品だ。ひとくくりにはできない言葉の緻密な積み重ねは、泉鏡花賞にふさわしい。寮さんが物語を書くときは、いつも映像が浮かんでいるのだという。映画の一場面を言葉に置き換え、さらにそれを声を出して、音の響きがふさわしいないものは削って行くのだそうだ。

だからこそ、自作の朗読はすばらしかった。各場面ごとに朗読のためにすべて書き直したという。玄人ならわかる凄さをもっている人だ。

2006/2/12 Sunday

サンノゼマーキュリーの記事からサッカー日本代表の記事を読む

Filed under: - site admin @ 23:41

They’re something to see 見る価値がある日本代表
JAPAN’S SOCCER TEAM IS MAKING PROGRESS ON THE WORLD STAGE  By Dylan Hernandez
Mercury News

サッカー日本代表とアメリカ代表の試合が2/10(日本時間の2/11)、サンフランシスコで行なわれたが、日本代表は2-3で破れた。これについては、asahi.comでも取り上げているが、こういうときは、アメリカ側の報道も見てみたい。

Posted on Sat, Feb. 11, 2006
Twellman leads U.S. socccer over Japan
JOSH DUBOW Associated Press

SAN FRANCISCO - Taylor Twellman is making the most of his chance to prove that he deserves a spot on the United States’ World Cup roster. Twellman followed up his three-goal game against Norway with another strong performance, setting up two goals and scoring a third to lead the U.S. national team to a 3-2 victory over Japan on Friday night.

サンフランシスコ発 テイラー・トウェルマンはチャンスを活かして、米国ワールドカップチームにふさわしい働きをした。トウェルマンはノルウェイ戦でもすばらしいパフォーマンスで3ゴールを決め、今回も2ゴールをセッティングし、最後の3番目のゴールが米国代表に勝利をもたらし、3対2で日本をくだした。

“The biggest problem is we can’t form our best team,” Japan coach Zico said through a translator. “Most of our players in Europe are not here right now. It’s almost like having two separate teams.”

いちばんの大きな問題は、われわれがベストチームを組めないことだと、日本のコーチであるジーコが語った。ヨーロッパにいるわれわれの選手のは、今ここにいない。それはまるで2つの別なチームを持っているようなものだ。

This was the first soccer game played at SBC Park, the home of the San Francisco Giants. The attendance was 37,365, with many of the Bay Area’s Japanese fans turning out to support their team.

これはSBCパークで行なわれた最初のサッカー試合だった、ここはサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地である。入場者数37,365人、ベイエリアの日本のファンが、日本代表の応援のため集まった。

考えてみたら、日本は日本代表だけ、米国は米国代表だけの紹介しかない。米国代表のサイトがあるのもクグって見つけたのだから、しかたないが、米国ニュースでは、今回の勝利について、Another Taylor-Made Victory またもやテイラーが勝利をもたらす と書いてある。この人は本当に要注意の人なのに、全然知らされていなかったのも不思議だ。

まあ、こんな風にして、日米のサイトを読み比べるだけで、結構勉強になる。日本がアメリカからどう思われているのか、もう一度考えた方がいいかもしれない。

2006/2/11 Saturday

二回目の建国記念日、起業記念日

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23年間勤めた会社を辞めるときに、迷いはなかった。やりたいことが決まっていて,待っている時間が惜しいと思った。

宮仕えから開放されたときの幸福感。これは、定年退職された方ならご存知だろう。薔薇色の日々が続き、どこに行くのも,誰に会うのも楽しかった。会社設立のための書類を揃え、社印を頼み、ロゴを決め、封筒と名刺を注文し、毎日、ひとつひとつ目的に向かって進んで行くのを見ていると、心が温かくなった。

あれから二年経ち、決算書というものも経験して、少しは賢くなっただろうか。会社を始めてよかったことの1つは、自由な立場で人との出会いがあること。大企業から離れて、名前も知らない会社とお付き合いいただくのは、人と人との繋がりしかない。

会社勤めをしていたら、会うことのなかった人々と今も親しくさせていただいている。まわりにいる知人、友人たちにいつも助けられ、励まされてきた。今日はそういう意味での二年目の記念日だ。

これからどんな仕事をやろうとも、基本ポリシーは変わらない。お客さまに満足していただくサービスを提供し、感謝され、こちらも幸せを受取る。利潤だけを追求するのは企業家ではない。自分が幸せで、相手にも喜んでいただける、ということがいちばんだと思う。まわりからどう見られているかなど、気にせずに我が道を行こうと思う。

2006/2/10 Friday

メディアエクスチェンジの吉村伸さんがなぜライブドアと業務提携したのか

Filed under: - site admin @ 23:31

ライブドア事件で、関連会社の解説が出ていたが、メディアエクスチェンジは、吉村伸さんが設立した会社なのだと、あらためて気がついた。吉村伸さんは、インターネットの黎明期、IIJで華々しく先駆者として活躍していた方である(1993年から1996年までIIJに在籍)。

1995年当時、MOTでは、PowerPCの売り込みのためコンソーシアムを作るプロジェクトがあって、わたしはその準備室室長だった。1995年当時、コンソーシアム会員が自由に意見交換できるのは、Niftyの中に会議室を作るくらいしかなく、営業とその話をしたら、興味をもった吉村さんが弊社までわざわざお越しいただくということになった。

あいにくその日に別の会議が入ってしまい、わたしは電話でお話ししてお断りした。【MOTに大変興味を持っているのでお話を聞きたかった、ぜひ、次の機会に】といわれ、そのときは来ないまま、時間が過ぎて行った。コンソーシアムの話は予算がつかずに立ち消えになり、かわりに第一回のWorld PC EXPOで、Apple, IBM, Motorola の三社合同のPowerPCブースを展示した。

それから10年過ぎて、昨今の新聞でまた吉村さんの写真を見かけることになったが、別人のようにやつれていてわからなかった。彼のように頭の良いひとがなぜ、ライブドアとの提携を考えたのか、ずっと謎だったが、【JPNIC会員と語る】という2004年11月のインタビューに以下のように答えている。

【引用はじめ】
メディアエクスチェンジの今後の展望

成田 最後になりましたが、メディアエクスチェンジの今後のビジョンをお聞かせ下さい。

吉村 我々のビジネスは、必要とされるところに設備投資を先行して事業を進める形態のため、資金調達は重要な問題です。日本のインターネットユーザの限りなく100%に近いユーザは、当社のネットワークを通ったことがあると自負していますので、我々がやっていることを知ってもらい、それが他とどう違うのかわかってもらった上で投資をしてもらえるようにしていかなければならないと思います。そうやって理解を得て我々のテリトリーが広がっていくことで、インターネットにおいて我々のネットワークがより重要な位置を占めていくのでしょうし、それ相応の説明責任を果たしていかなければならないのだと思います。
【引用おわり】

資金調達のためにライブドアを選んだのは、その時点では間違っていないが、相手が悪すぎる。株価を見ていると、130,000円前後で推移していたのが、ライブドアと提携した12月14日から上がり始め、2006.1.16時点では313,000円の終値だった。この日以来、株価は下がり143,000円となっている。吉村さんは社会的使命の高い仕事ができる方なので、早く元通りになって、もっともっと活躍してほしいと思う。この経過を見守りたい。

2006/2/9 Thursday

アカデミーヒルズセミナー

Filed under: - site admin @ 19:06

今日は六本木で真面目な勉強会。ライブラリーメンバになるといろいろと特典がある。

日本の技術力の行方〜宇宙開発から見た国家戦略の展開

■2006年2月9日(木) 19:00〜21:00 

ゲスト講師: 的川泰宣(宇宙航空研究開発機構(JAXA)/広報・教育統括執行役/JAXA宇宙教育センター センター長)
モデレーター: 廣瀬通孝 (東京大学 先端科学技術研究センター 教授)

今回初めての参加だが、久々の技術系のセミナだそうで、和やかな雰囲気ではじまった。

【はやぶさ】の話が中心になるらしい。会場用にURLもできている
今回のセミナはリアルタイムアンケートでできるようになっている。携帯を使ってのアンケートらしいが、PCも使えると思う。

30秒おきに内容が更新されるレジュメを見ながら、自由にコメントをいれることができ、またほかの人の意見も見ることができて、なかなか面白い。チャットの感覚に似ているが【リアルタイムアンケート】という響きがよい。

2/18, 2/21に2箇所(種子島・内之浦)でロケットの打ち上げがある。成功してほしいと思った。

【はやぶさ】という探査機は三億キロメートル離れた地点から500mの天体を見つける。これは東京から鹿児島のひとつの埃をみつけるに等しい。

このプロジェクトは平均三十五歳の若い人が集まっている。現場で苦労することで若手がどんどん成長する経験をつんだ。

技術には二つの方向がある

1. 市場に出すための製品化技術 車、携帯電話、液晶テレビなど、エレクトロニクスを民生で鍛える方向。

2. 新しいものを生み出す創造的な技術開発

があり、時代のニーズとぎぎゅつのブレイクスルーを見通すこと
はやぶさ  課題からの出発=常識から逸脱

自己の見極めと挑戦の野心
負けない心と国の戦略環境づくり
が大切。

小さなロケットは600万から1000万円で打ち上げられる。大きければいいわけでなく、小さなものでも働ければいい。

2006/2/6 Monday

Google グルーブに変えたら、余計な宣伝メッセージから開放された

Filed under: - site admin @ 23:47

知合いがfreemlからGoogleグループに、メーリングリストを移行した。なぜかと検証してみると、無料MLにつきもののPRメッセージが付いて来ない。

freemlでは宣伝が、
Yahoo groupでは、毎回付いてくるサービス規約が

が結構気になる。文末には署名(シグネチャー)を入れている人が多く、その位置にこれらの文がはいっていると、せっかくの書いた文章が割引されるような気がしていた。

その点、Googleはwebベースのメール管理をしているので、文末には何も付いてこない。招待をうけて、そのURLをクリックすると、最初にGmailと共通のIDとパスワードを入れて、Googleグルーブのメンバになってログインができる。

【自分が管理しているメーリング リストを Google グループに移行するメリットは何ですか】

  • Google グループは、メーリング リストを管理およびアーカイブするためのシンプルで信頼性の高いサービスです。基本のメーリング リスト機能に加えて、ウェブ上でメーリング リストのすべてのコンテンツの保存、検索が可能になります。その他の無料のメーリング リスト サービスとは異なり、Google グループでは保存容量の上限が大きく設定されており、関連するテキスト広告だけが表示されます (バナー広告やポップアップ広告は表示されません)。

使ってみて、なかなか快適なので(文末になにも付いていないメイルが理想)、人にも紹介したいと思った。しかし、こうしてまた、Googleの情報集約戦略に載せられることになるのだろうか。

■Google グループ Beta について

  • 世界中の情報をアクセス可能で有益なものにするという使命の一環として、Google では Google グループの新バージョン テストを実施しています。

    Google グループは、お客様がグループで電子メールやウェブを利用して効率よくコミュニケーションをとるための、無料のサービスです。 (more…)

2006/2/5 Sunday

昔からwebサイトを立ち上げていた人たちは、今

Filed under: - site admin @ 23:58

1997年10月からwebサイトを立ち上げたとき、同じような先駆者たちがいた。まだ、HTML作成ツールが満足でなかったのに、結構立派なあるいは素敵なページを作っている人たちが多く、そんなページを見つけて相互リンクすることが楽しかった。

  • webサイトを作るのは、【真っ白な画用紙を渡されて、絵を書くこと】。それに対して、

  • ブログを書くことは【罫線と日付の入った大学ノートに、メモを書くこと】。

ブログが盛んになって、これまでHTMLと格闘して、分厚いマニュアルを読んで、諦めた人たちが戻ってきた。それと同じくして、SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)が盛んになり、mixiやgree、そして女性限定のonly1.beなどが現れた。ほんの一年間の間に、これらのSNSがすっかり生活に定着し、いまや、英国における倶楽部の働きをしている。

朝起きてメイルチェックのついでに、SNSも見て、メイルが届いていれば返信する。webベースのやりとりはメイルが読めない環境でも使えるから便利だ。昨年10月、イタリアに出張したとき、フィレンツェのホテルで夜間、iMacの前に坐り、これらのサイトを巡回し、日本語が使えないから英語に書き込みした。

そして、いよいよ本題に入るのだが、もともとwebサイトを持っていた人たちも、最近はみなmixiに移動してきて、mixi内で日記、あるいは外部のブログを始めて、本サイトの更新が止まってしまっている。webの画面で直接書き込めて、なおかつ、編集できる便利さに慣れると、サーバーにFTPしてファイル名を書き換えて更新する作業は苦痛だ。

みんな寝る時間を惜しんでネットをしている人たちだから、この一手間は大きい。個人のwebサイトが店晒しになる一方で、一部のブログは、べたべたと宣伝ばかり目立って、読む気がしない。書き手は案外気づいていないのだが、毎日訪れるブログの文字の大きさ、また、壁紙というのは大切である。特にブログをビジネスの道具として利用しようとしたら、このことに注力しなければいけない。

2006/2/4 Saturday

江戸を考える

Filed under: - site admin @ 23:00

来週から始まる古文書セミナは、久しぶりに【明鑑録】。これは白木屋の奉公人の不始末帳で、そこにはさまざまな人間模様が描かれている。

セミナではテキストを追って行くのだが、わたしは視覚に訴えるやり方が好きなので、江戸の風景を探して、関係ありそうな題材をスライドショーにまとめてみることにした。江戸の風物を眺めてから、講座に入るとより理解が深まるだろう。白木屋は近江の出身で、奉公人はすべて近江から集めて江戸に送っていた。

それにしても江戸というのは、明治の人々にとってとても身近な存在だった。ちょうど、平成の世に、昭和を懐かしむような感覚である。政治は変わっても、庶民の暮らしは連綿と続いている。だから、江戸を考えるとき、明治までを一括りにするとわかりやすい。

2006/2/3 Friday

イタリアワインは奥が深い

Filed under: - site admin @ 23:30

お世話になっている名古屋の商社からワインの試飲会の案内が来ていた。昨年のワインは大丈夫だが、今年はどうなのだろうか。北イタリアでは記録的な大雪だったし、こういう年は夏も異常気温になるような気がする。

イタリアワインは製造された州でしか流通していなくて、全国規模でのブランドはない。その地域、地域での最良のワインがある。そして、かなり有名なブランドなら品質が安定していて、毎年注文してもそれほど差がないが、ものによっては、当たり年とそうでないものがあるらしい。去年美味しかったからと、今年買い求めても保証がないのは、消費者にとっては難しいことになる。

ワインに特に詳しいというわけではないが、もともと食いしん坊なので、旨いワインは判定できる。ワインを口にして、それに合った料理を想像するのも楽しい。

2006/2/2 Thursday

変化を感じとる

Filed under: - site admin @ 23:50

この二年近く、ずっと気になっていたことがあり、もうすぐ答えが見つかる。
たぶん今年は変化の年になるだろう。

地震のときの初期微動のように、変化の始まる前には予兆がある。それは、うまくいえないが、感じとるものだ。
なかなか連絡の取れない相手から電話が来たり、都内でばったりと会ったりする。偶然とはいえないような必然があって、そのうちに、どんなにぼんやりしている人でも気づく瞬間が来る。

変化を感じとるには、
1. 日頃とは違う選択を自然にしている。例 コーヒー大好き派が、アールグレーを注文する
2. 毎日、自分を助けてくれる人が出現する。自然とそういう人が集まってくる
3. 理屈ではなく自分の感性で、好きなことを選ぶ
4. 眠る時間が極端に短くなる。寝ていてはもったいないと思うようになる

2006/2/1 Wednesday

逮捕されたときは、完全黙秘か、すぐに自白して謝ること

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雨の中をいそいそと、大手町まで出かけた。RTC勉強会の今日のお題目はあの【ライブドア問題とこれから】保田さん、上原さんの名コンビにいつもお世話になっているが、今日は特に面白かった。

東京地検特捜部とは何か、仮に事件を起こして逮捕されたときの心得も教わる。ちなみに自分が潔白だと信じていれば完全黙秘(厳しい取調べでそれができるかは別として)か、あるいは本当は悪いことをしていたら、素直に罪状を認め、改心し、情状酌量の線をねらうといいらしい。

これって、浮気がばれたときの夫の対応に似ている。余計なことをしゃべると裏を取られて絶対にばれる(部長と飲んでいたとか、同僚のカラオケで盛り上がって遅くなったとか)。黙秘か、土下座してあやまるかの選択しかないのだろう。

特捜部に女性検事がどれだけいるのか、聞き忘れてしまった。国家の守護神はやはり男の世界のような気がする。

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