仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2013/1/18 Friday

ベネチアのカーニバルを見に行くことになった

Filed under: - site admin @ 23:47

あの震災以降、日本を離れるのが怖くて、海外出張ができなかった。代わりに京都や佐渡に出かけたが、イタリアへの憧れが募っていた。

知合いがモンティカティーニと、パリにいるのだ。大きなイベントの終わった翌日から、一週間ほど、予定が空いているので、ベネチアのカーニバルについて、調べてみた。2013年のカーニバルは1/26から2/12まで。

venezia

2/10から2/12まで、ベネチアのホテルを探してみると、最後の一室が予約できた。カーニバルの最後の二日間、よく取れたと思う。パリのホテルも定宿が予約できた。わくわくしながら、知合いたちにメイルを出す。モンティカティーニの友人は、ワインのコースが始まるので、日中は忙しいという返事。それなら、モンティカティーニに泊まろうということになった。ここは、フィレンツェから電車で一時間。日帰りで遊びに行くことができる。

パリのホテルも友人の住まいから、ごく近く。行き来するのにも便利だ。物事って決まるときは、どんどん決まっていく。そして、この旅は、マイレージの特典旅行。お買い物で貯まったマイレージが、こんなとき役に立つとは、思わなかった。冬のベネチアも、パリも初めてのこと。カーニバルを見るのも初めて。たまには、こんな旅行もいいのではないか、と思う。

飛行機はエールフランス。まず、成田からベネチアに着く。ベネチアからは、列車でフィレンツェ。二時間くらいの旅だ。そして、フィレンツェから、パリまではどうしようか、と思っていた。

調べてみると、お薦めはやはり飛行機。二時間くらいで着くから、疲れも違う。予約サイトを見つけ、エアーフランスのCDG着の便を予約する。オルリー空港の方が市内には近いのだが、帰りにここを使うのだから、往復したほうがいいと思った。それに昼間のよい時間帯にホテルに着きたいから、選択すると、CDGのほうがはるかに便利だ。

帰ってきたら、イタリアの愉しみ方をお伝えするセミナも開催します。2月26日 火曜日 19時から。お楽しみにどうぞ。

2012/5/10 Thursday

トスカ、ハイライト公演

Filed under: - site admin @ 23:49

5/6の連休最終日、銀座ヤマハホールで、トスカのハイライト公演があった。

与那城 敬/スカルピア、高田正人/マリオ・カヴァラドッシ、小川里美/トスカ、彌勒忠史/演出・解説、清水のりこ/エレクトーンtosca

三人だけのハイライト公演なのに、時間の経つのが早すぎて、もっとみたいと思った。与那城さんのスカルピアは、歌唱力だけではない。元が美男子だけに凄みがでている。歌姫トスカに恋をして、でも自分のものにするために策を練る。一度みたら忘れられない。

マリオ役の高田さんは、歌声もすばらしく正統派の演技なのだが、もっと甘さ、熱い情熱のようなものがあれば、ドミンゴに迫るところがあったと思う。

トスカ役の小川里美さんは、情熱的に恋人を思いながら、信心深い女を演じた。マリオを救うために、スカルピアに旅券を頼み、そして、殺人まで犯してしまう。捕らわれた恋人に愛に行き、これからの未来ついて語る。そして終焉。恋する男を失った彼女になにが残っていたのだろうか。幕切れはあっけないほどだ。

333人定員のヤマハホールで、この時間を共有したものは幸いである。心にしみるよい公演だった。

2012/2/7 Tuesday

ヴェネチアの水路が凍り始めた

Filed under: - site admin @ 23:56

今年の欧州の寒波、特にイタリアがすごい。ローマ空港が雪のために閉鎖になったり、ヴェネチアの運河が凍り始めたという。

こちらも午前中は風雨が激しく、夜にはひさびさに揺れた。何事にも動ぜず、自分の信念を貫くような生き方をしないと、いけない。読みたい本が、久しぶりにたくさんあって、読書にあてる時間を作らなければと、思う。震災の前にどんな暮しをしていたのか、うまく思い出せない。

たぶん電気は潤沢にあるのだと信じていた。節約することは美徳だと知っていても実行していなかった。今は、物を大切にして、丁寧に生きようと思う。湯たんぽも、2つ使って、快適な睡眠を取っているし、寒い夜は、一枚余分に着て、過ごす。当たり前のことをやっているだけなのに、日本中が忘れていたのではないか。

2011/2/8 Tuesday

イタリア語のレッスン再開

Filed under: - site admin @ 23:05

忙しい日が続いたが、ようやく日常生活が戻ってきた。そこで、イタリア語のレッスンを再開する。まずはNHK語学講座。一週間分の講座番組が収録されていて、これを繰り返し聞くことができる。毎日、決まった時間に聞けないので、うれしい。

イタリア語のDVD。映画館に行くより、毎日、みることができるDVDは貴重。イタリアサイトから注文すると、イタリア語だけでなく、仏語、英語の切り替え付き、また、字幕付きが選べる。こちらも勉強になる。日本サイトだと、イタリア語に、字幕が日本語という組み合わせしかないので、物足りない気がしていた。

今はユーロも安くなっているので、届くのが楽しみ。これを繰り返しみることで、会話をおぼえることができるだろう。

2010/10/9 Saturday

イタリア人とのつき合い方

Filed under: - site admin @ 14:38

以前、友だちと語った、イタリア人と文化について、忘備録として載せておく。

【Mさん、ミラノ在住】
イタリアは98%ぐらいの確率で返事が絶対にないんですが(笑)残り2%の人たちがめちゃくちゃ働いてる。つまりこの2%の人材にあたるとラッキー♪仕事も早い!

でも2%ですから・・・つまりほぼ不可能?!返事はいつまでたってもなく、クレームにもならず、のらりくらりとして、時間は過ぎてゆくのです・・・

【真由美】
>残り2%の人たちがめちゃくちゃ働いてる。
よくわかります。イタリアを旅行しているだけで、気づきますね。美術館などで、監視役のひとが固まっておしゃべりしているのは、日常ですしね。

イタリア人をひとくくりにはできませんが、長い話を聞いて、最後に結論、たとえば契約の締結とか、企画の受容とか、あるような気がします。過程を楽しめないと、イタリアには暮らせないでしょう。その待ち時間を潰すために、音楽や美術や芸術があるような気がしています。 (more…)

2010/2/15 Monday

パリからの贈り物

Filed under: - site admin @ 23:34

旧暦では昨日が新年。それならば、旧暦の大晦日に届いた贈り物は、お歳暮、あるいはクリスマスプレゼントになるのか。

源氏千年紀に見つかった友人はミラネーゼで、パリに住まいする。そんな彼女は実は大変な日本趣味で、学識豊かだ。わたしは京都の祇園祭で求めた古代布のバッグと、黒の草木染めの絞りのストールを送った。そして、彼女からのプレゼントはヴィオラ色のカシミアのストール。

これって紫のゆかり、つまり源氏物語にちなんでいるのだ。今年はパリで彼女と会いたいと思う。思うことで、物事が動きだし、願いは叶うものらしい。米国系航空会社のマイレージもあるし、今年は旅行の年だと思う。

20代にロンドンで出会った女の子たちは、その地で夢を語り、人生について述べ、そして趣味や美しいものへの憧れを確認しあった。それから何十年と経った今、同じような若々しい心で、メイルのやりとりができる幸せ。イタリア語を習っておいてよかったと思う。彼女から届いた絵はがき、読めない字もあって,イタリア語の先生に解読してもらった。

人生は、いつだって始められる、やり直せるのだ。

2009/12/7 Monday

イタリア語入門、上々です

Filed under: - site admin @ 23:31

イタリア語入門に真面目に通っている。文句なく楽しい。先生は南イタリア、ウンブリアの出身だが気配りも機転もきく方。生徒も少し減って、教室はさらに居心地よくなった。ロールプレーが多いので、大人数でも当たる。

社会人がイタリア語を習うのは、旅行や買い物で快適に過ごしたいから。ディプロマを取って、大学入学をするためではない。それよりもイタリアの習慣などを知り、無駄なく、無理なく過ごしたいと思う。先生は男性だが、お料理について詳しい。毎回、新しいレシピを教わる。

今日は数について、100までの数字を習って、バールで注文してみる。最後にお会計を尋ねると、実際にコインとお札を出して、渡すところまで習う。バールでカフェを飲んだ時は、最低10セントからのチィップをカウンターに置く。大きなお札では、お釣りをもらえないことがあるから、必ず,コインを用意する。20ユーロも、あまり使い道がないから、両替する時は5と10ユーロにすること。などなど。

聞いているだけで、もう、イタリア旅行の準備を始めているような気分になる。イタリアの文化や暮らし方など、普段、ダイレクトに知る機会が少ないから、とてもうれしい。忘れていた単語も思い出して来て、このまま三月まで上気分が続くことを願っている。

2009/8/4 Tuesday

イタリア語の翻訳サイト

Filed under: - site admin @ 23:31

イタリア語の世界と付き合うと、あっという間に時間が経ってしまう。動詞活用などを考えて、メイルを書くと莫大な時間がかかるものだ。

そんな中で、最近気に入っているのが、exciteの翻訳サイト。イタリア語から英語にしてくれるので、意味不明の日本語を読まなくてすむ。英語で意味が分かれば、日本語に意訳すればいい。また、文章も英語で作れば、それなりのイタリア語になる。

ミラノ出身のパリ在住の写真家と今年は会うことになっている。その連絡用にもっとひんぱんにメイルを出したいので、こんな使い方をしているのだ。twitterに書いたら、親切なアドバイスを貰った。

Googleトークに翻訳ボットを登録しておくとちょっとした翻訳の時に簡単で便利。ja2en@bot.talk.google.com のアドレスで、日本語から英語。という具合で、24言語に対応しているらしい。さっそく試してみようと思う。

というか、早くメイルを出した方がいいと思います。

2009/6/6 Saturday

本日飲んだイタリアワイン

Filed under: - site admin @ 23:35

6/3にイタリアワインのティスティングがあったが、その日、残った赤ワインをいただいてきた。赤ワインというのは、飲む一時間前から栓を抜いて空気に触れさせておく。
ソムリエではないし、専門家でもないから、好きなことを書いているが、赤と白はグラスの形も違うし、扱いも違う。よく赤は常温でというが、これは夏でも25度くらいの北ヨーロッパの話。やはり冷やしておいて、飲む一時間前に栓を取って置くのが普通だ。

そして、6/5、6/6と飲み較べてみたのだが、今日の方が美味しかった。味に丸みがでている。赤なのに渋みもなく、とてもエレガント。味わい深くて、バランスがとれている。

http://www.carlopellegrino.it/
Duca di Castelmonte | Fiorile - Rosso - I.G.T. Sicilia
Classificazione: Sicilia, Indicazione Geografica Tipica
Provenienza: Provincia di Trapani, agro di Marsala e Mazara del Vallo
Vendemmia: Meccanizzata
Uvaggio: Nero d’Avola, Syrah, Merlot
Affinamento: Dodici mesi in vasca
Colore: Rosso rubino
Profumo: Intenso e fruttato, con note di frutti di bosco
Gusto: Equilibrato ed armonico
Grado alcolico: 12,5% vol.
Abbinamento: Eccellente con piatti di carne e salumi

2009/6/2 Tuesday

エクストラバージン・オリーブオイル

Filed under: - site admin @ 23:44

起業して、イタリアワインを扱う仕事がしたいと思った。知合いの商社の方から教わって、税務署に相談に行く。

食品を扱う経験が二年以上ないと難しいですね、というお答え。すぐにワインを販売することはできなかったが、代わりに見つけたのが、このオリーブオイル。もともと、ワインの製造業者が自家製用に作っていたのを、ワインの買い付けに出かけた担当の方が発見したという。

ユーロの高騰で、最初は1700円だったのが、今では2100円(税なし)になってしまったが、味わいがあって、これ以外はだめというお客様も多い。「主人がこの味になれてしまったので、これでないといけないといいます」とか、「いろいろ試してみたけれど、やはりこの味ですね」などという嬉しいお便りをいただく。

かくいうわが家でもこれを常用している。パンにもつけるし、サラダにも入れるし、マリネにも使う。すぐになくなってしまう。バターを買うことがめっきりと減った。

健康のため、オリーブオイルはとてもいいらしい。油脂ではなく、フレッシュな果実を絞ったものなのだそうだ。

2009/5/2 Saturday

イタリア映画祭2009 第二日目

Filed under: - site admin @ 23:51

二日連続で出かけた。今日は、監督および出演者の座談会。それぞれが作品に対する思いを語っていくと,あっという間に時間は過ぎてしまう。話しはじめたら、語ることをたくさん持っている彼らに時間という概念はないのかもしれない。

イタリア映画自体、日本で上映されることが少なく、また、その監督が語る機会など、他にはないから、みんな真剣に一言一言聞いている。通訳の方がまたすばらしい訳を付けてくれて感激する。それぞれの立場で、映画への真摯な取り組みが感じられて、また、映画製作には不可能という言葉はないのだ、と改めて実感した。
今日見た作品は『ソネタウラ−“樹の音”の物語』サルデーニャが舞台の小説があって、それを映画化したのは、サルデーニャ出身のサルヴァトーレ・メレウ監督。
主人公の少年に魅かれて、全編で彼を起用したという。存在感のある役者だ。

『ソネタウラ−“樹の音”の物語』

[2008年/157分] 監督:サルヴァトーレ・メレウ
Sonetàula(Salvatore Mereu) (more…)

2009/5/1 Friday

イタリア映画祭2009 第一日目

Filed under: - site admin @ 23:09

イタリア映画祭では、最初の上映のとき、監督の挨拶、および質疑応答が付いている。だから、同じプログラムなら、初回を選ぶと二倍愉しい。

今年は重いテーマが多かったようで、中から二作品を選んだ。第一日目は『プッチーニと娘』

[2008年/84分] 監督:パオロ・ベンヴェヌーティ
Puccini e la fanciulla (Paolo Benvenuti)
台詞はほとんどなく、手紙を読むことで物語は成り立っている。美しい自然、湖、まるでそこに滞在しているような存在感がある。プッチーニのオペラ、西部の娘は、この湖を眺めながら作曲していたと言われるが、作品の中にもその曲が効果的に使われている。

悲劇がこんなにも美しく描かれているのは、深い悲しみのときは、声もでないのと同じだろうか。上映後の質疑応答でも、活発な意見が出て関心の高さをうかがわせた。一般上映を待ち望む。

+++

Puccini e la fanciulla
Regia: Paolo Benvenuti
Sceneggiatura: Paola Baroni
Attori: Riccardo Moretti, Tania Squillaro, Federica Chezzi, Giovanna Daddi, Dario Marconcini
Produzione: Arsenali Medicei, Paolo Benvenuti
Paese: Italia 2008
Uscita Cinema: Prossimamente
Genere: Drammatico
Durata: 84 Min
Formato: Colore (more…)

2009/4/18 Saturday

イタリア映画祭2009

Filed under: - site admin @ 23:38

今年もまた、イタリア映画祭が開催される。今日のイタリア研究会もタイムリーに講師岡本太郎さんで、イタリア映画祭の魅力を語ってもらった。

これは前々から感じていることだが、イタリア人は物づくりには長けているが、その反面、マーケティングやセールスが弱い。たとえばイタリアワインだが、値段も手頃、味も優秀なものが多いのに、フランスのような宣伝戦略に欠けていて、いつも二番手三番手を甘んじている。分かる人に分かればいいのだと、迎合しない点は立派なのだが、ビジネスとしては足りない面も多い。

このイタリア映画祭ももっと宣伝して、あちこちで話題づくりをすることが必要だと思っていた。この映画祭の楽しみのひとつは、出演者、監督たちの座談会。もちろんイタリア語だが、岡本さんの通訳も付く。日頃知られていないイタリア人の特質のようなものも伝わってくる。

2009/1/22 Thursday

Turandot, ARENA DI VERONA

Filed under: - site admin @ 23:19

昨年の大晦日、NHK BSハイビジョンの歌劇「トゥーランドット」の録画をみて過ごしたが、それも何かのシンクロだっただろうか。知合いのオペラ歌手の小川里美さんが、Fondazione Arena di VeronaとIIOP主催の「トゥーランドット国際コンクール」にて、トゥーランドット役で入賞し、なんと、Teatro Filarmonico (Verona) で主役でデビューするのだ。彼女なら誇り高き美貌の姫にぴったりである。

1/27も2/1もどちらも予定が入っていて、ベローナで見ることはかなわないが、大成功を祈っています。

こちらも2/8の「吾妻能」で研修生の仕舞を踊ることになっているが、彼女の大変さに較べて、ささやかな苦労だと思う。こちらも「熊野(ゆや)」頑張ります。

2008/7/23 Wednesday

江戸の古文書講座に、イタリア人のゲスト

Filed under: - site admin @ 23:15

仕事をしていて、よかったと思うことは多いが、今日くらい感激したことはない。社会人向けの夜間講座を始めているが、今回、イタリア人のゲストがいらした。ヴェネツィア大学の教授で、専門が日本語、日本文学という。江戸の古文書のくずし文字はお手の物なのだ。

さらに昨日、イタリア研究会でお話を聞いた陣内秀信先生とも、面識があるのとのこと。イタリアと江戸が好きなのは自分だけかと思っていたら、結構いらっしゃるのでうれしくなる。こういう出会いがあるから、セミナは止められない。生きている限り、毎日が発見でわくわく過ごせるのだ。それを忘れないように、しっかりと覚えておこう。

イタリア語ももっと話せるように頑張ります。

2008/7/10 Thursday

イタリアからのメイル

Filed under: - site admin @ 23:26

30年前に出会って、数ヶ月間、ロンドンの英語学校の同窓だった人がいる。その人はイタリア人でミラノから来ていた。その学校にはミラノからの学生がずいぶんといたが、心から尊敬できるのは彼女だけだった。

おたがいに住所は交換しあって別れたのに、連絡することもしなかった。

そして、いま、幸運にもネットを介して、彼女のサイトを発見し、イタリア語で手紙のやりとりをしている。イタリアにこだわるのも、そして、イタリア語を習おうと思ったのも、この日のための必然。

こういう日が来ることは、わかっていた。強い信念を持って、彼女がどうしているだろうかと、いつも考えていた。そして、向こうも同じように思っていたことを知り、驚く。30年間、恋愛でもないのに、友情を持ち続けることができるのか。

彼女とは源氏物語つながりである。ロンドンにいて、初めて出会った「源氏を英文で読んだことのある外人」だった。奇しくも今年は源氏千年紀。だから、巡り合うことになったのかもしれない。

イタリア語の手紙を読むのは楽しいが、その返事を書くのに三倍くらいの時間と労力を使っている。ネイティブの言い回しは、いつも勉強になるし、彼女はわたしのイタリア語のレベルに合わせて、簡潔でわかりやすいいい方をしてくれる。そういう配慮のできる人なのだ。

そして、半年前には想像もしなかったことが、ある日突然やってくるのが、現代の暮らしだ。来年には、イタリア語の手紙を書くのが楽しくてならない、という日記を書きたい。

2008/6/17 Tuesday

ハムレット

Filed under: - site admin @ 23:19

千駄ヶ谷の国立能楽堂で、ハムレットを見る。狂言とオペラの融合で,演出は関根勝先生。これがすばらしかった。昨年までローマ狂言一座を引き連れて、国内を回っていたが、今年は本来の英文学に戻り、シェィクスピアを上演。

ローマ狂言のイタリア役者たちも流暢な日本語を操り、笑わせる。オフィーリア役の土田聡子さんは二期会の人で、歌もすてきだ。ハムレット役は善竹忠亮(大蔵流狂言師)さん。父の復讐に命を捧げる青年の役を見事に演じた。

明日6/18は、14時と19時の二回公演、当日券もあるはず。

2008/5/20 Tuesday

外出したくない気分

Filed under: - site admin @ 22:34

すごく行きたいセミナがあって、事前申込し、そして、愉しみに待っていた。別の約束もキャンセルし、万全の体制で過ごす。ところが、支度を始めようとすると、今日は外出したくない気分なのだ。

やりかかりの仕事も中断したくない。外出している間にできることがたくさんあることを確信。こういうときは、自分の直感を信じて、主催者側にお断りメイルを書く。担当者が後から見てもいいから、こちらの誠意を伝えよう。

仕事をしながら、目まぐるしく変わる天気を眺めていたら、あっという間の一日だった。そして、夜はイタリアンロックのCDを聴きながら、メイルを書いている。英語の歌詞と違って、邪魔にならないからすてきだ。

2008/5/6 Tuesday

副王家の血筋@イタリア映画祭

Filed under: - site admin @ 23:59

今回のイタリア映画祭、最終日にもうひとつのお楽しみが待っていた。【副王家の血筋 原題 I Viceré

舞台はシチリア、カターニャ。同じく貴族社会を描いた山猫があるが、こちらももっとしたたかである。革命があって、政治体制が替わり、そして、当然それを受け入れて、あるいはそれを乗り越えて権力を握る親戚たち。当時の貴族たちは、大叔父、大叔母など、血族社会の中で、交わり、暮らしているのだ。

憎悪が人を強くさせると信じる父と、対立しながらも自分の立ち位置を見つける息子。愛のない結婚も殉教者のように受けとめる娘。それぞれの立場で、神を信じたり、信じなかったり、信仰がとても身近にある時代だった。見終わった後も、この続編がみたいと思わせる。

I Vicerè a Tokio (more…)

2008/5/2 Friday

カラバッジョ Caravaggio

Filed under: - site admin @ 23:50

イタリア映画祭には、ほぼ毎年出かけている。今年は気づいたときに五回券も売り切れていたので、かわりに厳選した作品を見ようということになった。第一作が5/2のカラバッジョである。

イタリア・ルネサンス絵画の巨匠といわれているカラバッジョ。だが彼の生涯は栄光と苦悩に満ち、波瀾万丈の日々だった。絵についてはよく知っているのだが、画家については、初めて知ることばかりだった。

時代考証など、ほぼ忠実に再現されているので、当時の人々の暮らしぶりを体験できるだろう。ミラノ、ローマ、マルタ、シチリアと彼の流浪の旅が始まるが、どこにおいても作品を完成させるところに画家としての本随があるように思った。どんな環境でも、絵が描けるというのはすばらしい才能だ。

今年から、座席指定のチケットを発売しているので時間の節約になる。前は一時間くらい前から並んで席を取っていた。このシステムはうまく機能していなかったので、座席指定にかわったのだろう。

この映画はイタリアのテレビドラマでも放映されている。日本未公開なので、ストーリーなどの紹介できるのはアメリカサイトとなる。

2008/4/25 Friday

パリからの贈り物

Filed under: - site admin @ 23:05

30年ぶりに連絡が取れた友人から、封筒が届いた。中身はニューヨークで行なった個展のカタログと、絹のスカーフ。彼女らしい選択だ。まるでまだ夢の続きを見ているような気分。イタリア人特有のくるくると丸まった字が並んでいるレター。眺めていると、昔の記憶が蘇ってくる。

不思議なのは、あのロンドンのフラットの模様を今でも覚えていること。彼女と再会するためにイタリア語を習っていたような気がする。30年という年月が、一瞬のように思えるのだ。

今日は届き物の多い日だ。京都で誂えた帯も届いた。大阪の友人にお願いしたネックレスも明日届く。幸せの特急便がやってくるようだ。

2008/4/24 Thursday

イタリア研究会4月例会、江戸の地図

Filed under: - site admin @ 23:49

出会いというのは、ふいにあらわれて、心を捉えるものだ。渋谷から銀座線で上野に出て、東京文化会館方面に向かっていると、正面に古本市開催の旗が見えた。いつもなら通り過ぎるのだが、今日は時間がたっぷりあったので、覗いてみると、『江戸時代図誌』の全集ものの一部が出ていて、とても安い。その中の東海道(三)には、伊勢参りの話も載っていたので、買ってしまった。佐渡の載っている北陸編と合わせて六冊。雨の中を持って帰ってきた。

本日は東京文化会館で、イタリア研究会の四月例会。知合いと久しぶりにお話しできてうれしかった。今日のタイトルは次のとおり。

2008年4月例会(第336回)
(1)日時:2008年月4月24日(月)19:00-21:00
(2)講師:松永安光
  建築家,前鹿児島大学教授,東京芸術大学大学院非常勤講師 
(3)演題:「「地域づくりの新潮流−スローシティ・アグリツーリズモ・ネットワーク」
わが国の抱える深刻な問題のひとつに拡大する地域格差がある。この問題はわが国ばかりでなく欧米の先進国でも悩みの種になっている。その中で、「スローシティ」などのイタリアの取り組みはわが国にとっても大いに参考になると考えられる。今回のレクチャーではスローシティ、アグリツーリズモなどのイタリアの事例と鹿児島県での提案について触れる。

毎月、ユニークな話題での発表が続く。イタリアに関心のある方ならどなたでも参加できるので、ぜひ、こちらに書いてお送りください。年会費8000円で、毎月の例会に参加できる。

2008/4/18 Friday

“Sagrantino Day"- Gioiello enologico dell’Umbria

Filed under: - site admin @ 23:38

Ais Japan(Associzione Italiana Sommeliers)による、ワインセミナに参加した。場所は汐留イタリア、汐留シオサイト5区とよばれる場所だ。雨の中、迷いながらようやくたどり着いたら、ちょうど始まるところだった。

ウンブリア州の一部の地域Montefalcoで収穫される特殊なブドウ、Sagrantinoを使って作られたワインのティステングと、その味わい方などをレクチャーして貰った。すべて日本初上陸の製品である。100% Sagrantinoのワインは、いずれも芳醇な香りと味わいがある。DOCGの製品も多い。美味しいワインをいただきながら、幸福感に包まれる。ふわふわとして、それでも次の予定があるので、汐留から東銀座経由で東京フォーラムまで出かけた。

Cantine partecipanti*:
Madonna Alta http://www.madonnalta.it/
Pennacchi
Antano
Dionigi http://www.cantinadionigi.it/
Colsanto
Terre De La Custodia http://www.terredelacustodia.com/

*parteciperanno all’evento anche i produttori
(more…)

2008/3/14 Friday

フィガロの結婚に、4日間連続で挑戦

Filed under: - site admin @ 23:04

今考えても正気の沙汰ではないのだが、オペラのチケットというのはかなり前に発売される。そこで、気軽な気持ちで3/13から3/16までの4日間、新国立劇場オペラ研修所の卒業公演を見ようと決めた。

実際に公演日が近づいてくると、4日間、オペラに付き合うというのは、自分の時間、打ち合わせの時間、考える時間をすべてやり繰りしなればできないことに気づく。出かけてしまえば楽しいのだ、そこに行くまでに片付けなければならないことが山ほどあった。

公演の内容はすばらしい。今年は新国立劇場10周年とかで、かなり予算も使っている。豪華で古典的な扮装で安心して見ていられる。若手オペラ歌手の、真面目で、愉快で華やかな舞台を見ていると、日本のオペラ界も水準が上がったなあとしみじみ思う。海外公演ばかりが取り上げられるが、日本人の歌手もすばらしい。こういう公演が一月に半分くらいできるといいのだが。

三年間、応援して来た人たちが卒業するのはちょっぴり寂しい。また、会う機会があるのだろうか。もう一つの卒業式なのだ。

2008/3/11 Tuesday

FOODEX JAPAN 2008@幕張メッセ

Filed under: - site admin @ 23:23

FOODEX JAPAN 2008 が本日から始まった。アジア最大級の食品・飲料専門展示会である。広い会場は、一日かがりで回るしかないが、知合いのブースがあるとほっとする。イタリアブースでは、毎年、フィレンツェから知人の会社が出展していて、立ち寄ることにしている。

イタリアコーナーで、ガス入りの水を飲み、ニョッキや、チーズを食し、ワインを飲み、そして締めくくりはエスプレッソ。これだけで、イタリアを旅している気分になれる。お薦めは海外ブースからスタートすること。やはり、こちらの方が空いているので、ゆっくりと商談もできるし、試食もできる。各ブースでは、セミナも同時開催しているので、チェックが必要。

どこでも潤沢に食材があるので、試食するのも制限付がいいと思う。今年は、北海道のブースでサンプル送付をお願いした。生産者と直に話ができる貴重な機会だと思う。

2008/1/22 Tuesday

1月のイタリア研究会はボッカチオを取り上げた

Filed under: - site admin @ 23:27

イタリア研究会、毎月開催なのだが、日程が合わなくて、ずっと参加できずにいたが、一月の例会には駆けつけることができた。

京藤先生のプレゼンテーションを見ているだけで、イタリア人の本質が分かるような気がした。この物語に出てくる人たちは、飾らない、地のイタリア人気質を見せてくれる。イタリア人を知っている人なら、素直にうなづける点がたくさんあると思う。

2008年1月例会(第333回)
(1)日時:2008年月1月22日(火)19:00-
(2)講師:京藤好男氏 国立音楽大学講師
‘97東京外大大学院終了。イタリア文学専攻,2005年-2007年NHKラジオ「イタリア語講座」講師。 
(3)演題:「デカメロンの楽しみ方」
趣旨:本作品はどの時代にも通じる人間の活力と機知に富み,現代の私達にも親しみ易い。今回の講演ではボッカッチョとその時代を簡単に振り返りながら有名な場面とその背景を紹介して、本作品を楽しむための入り口とします。
(4)会場:上野 東京文化会館4F大会議室 JR上野駅公園正面口前 電話03-3828-2111

2007/11/12 Monday

11/15 木曜日 19時よりイタリアセミナを開催します

Filed under: - site admin @ 16:04

イタリア好きのための、イタリアを愉しむセミナ、11/15 木曜日 19時から開催します。まだ、行ったことがない人、そして、計画されている方、必見です。ひと味ちがう、イタリアの愉しみ方をお教えします。
http://www.madio.jp/italy/felice1.html

場所は人形町、銀座からは10分、渋谷からも25分でアクセスできます。お時間のある方は、ぜひお越しください。

東京都中央区日本橋人形町2-9-5 NSビル1階
都営浅草線、日比谷線人形町下車5分
http://www.nittem.co.jp/nbox/info.html

受講料3000円、ワイン付
ワインを片手にイタリアを旅しましょう。

2007/10/24 Wednesday

イタリア研究会で、パスタについて学ぶ

Filed under: - site admin @ 23:49

毎月一回、開催されているイタリア研究会、このところ、別の会合と重なって出席できなかった。本日は、食文化についてということで、万難排して参加する。

2007年10月例会(第330回)
 日時:10月24日(水)19:00〜
 講師:講師:池上俊一氏 東大大学院総合文化研究科教授
 演題:パスタとイタリア人-歴史的考察

バスタの起源には諸説があって、アラビアからもたされてたのではないか、と言われている。特にシチリアはアラブ領だったので、そこには早くからパスタが伝わった。腐りやすい小麦のかわりに、乾燥させたパスタを持って放牧するのは理にかなっているような気がする。

2007/10/18 Thursday

フィガロの結婚@新国立劇場

Filed under: - site admin @ 23:43

千葉から初台は、案外近い。渋谷に行くよりも手軽だ。そして,初台のオペラシティでは、今年も意欲的にオペラ上演に取り組んでいる。本日の演目は、フィガロの結婚。初日で、平日だというのに人が溢れていた。若い人が多いのもうれしい。

スザンナ役のラウラ・ジョルダーノが、健康上の問題で急遽、中村恵理さんに変更していた。スザンナが主役の劇なので、どうなるのかと思っていたら、これがすばらしい。小柄な中村さんが生き生きと舞台を飛び回っていた。今回の演出では、いつになく伯爵夫人が活躍するのである。ロジーナのお転婆ぶりとでもいおうか。ケルビーノ役の林美智子さんもすばらしい。大人になれずにいつまでも、恋する少年の雰囲気を出していた。

演奏も舞台も後半になるにつれて、盛り上がり、最後の場面でみんなが白い服で登場するのは、平和を意味しているのだろうと思った。久々の大劇場に満足して、帰る。

2007/10/5 Friday

モーツアルトへのオマージュ Omaggio a Mozart

Filed under: - site admin @ 23:01

2006年は、モーツアルト生誕250年を祝う行事が世界の各地で開催されたが、このモーツアルトへのオマージュは、コンサートと講演会からなる国際プロジェクトで、すでにイタリア、オーストラリアで実施され、今回の日本で終了する。

会場はイタリア文化会館。第一部はダヴッド・マックリの講演会で、『魔笛における日本の王子、アルド・フィンツィ 20世紀前半、ウィーン楽派の間で』。これがすばらしかった。DAVID MACCULIさん自ら、ピアノも使って、魔笛の中に存在する3つの数、あるいは、3+2が生み出すメロディ、基本の音調などを分かりやすく解説してくれた。魔笛はフリーメースンとの関連が強く、瞑想的な要素も含んでいるのだ。話の中に出た、マントラ、ヨーガなどを広辞苑で引くと『梵』という文字が出てくる。イタリア語の逐次通訳なので、理想的な環境だった。

第二部はオペラの夕べ、モーツアルトに関連した曲、作曲家の曲を交互に歌う。歌ったのは Cristina pastorello ソプラノ、ピアノは Cludia Rondelli こちらも見事としていいようがない。知らない曲が大半だったのに、歌声に心が和む。最後にはアンコールでフィガロから伯爵夫人のアリアを歌ってくれた。

2007/10/3 Wednesday

今年のワインは、3000円台がお薦め

Filed under: - site admin @ 23:54

業者向け、ワインの試飲会に出かけてきました。参加してから四年目ですが、今回は安くて美味しいワインが見つかりません。一つにはユーロ高、これにより4年前には1700円だったワインが2600円くらいに値上げされています。

いろいろと飲み較べてみましたが、やはり3000円台からのワインなら安心してお薦めできます。イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、チリのワインを試飲してみましたが、価格で選ぶよりは、生産者、そしてその中の位置づけによるのが、基本のようです。毎回、すばらしく目の醒めるようなワインを醸造しているいくつかの生産者の、よりすぐったものを飲み較べた結果、3000円台から始まって、5000円台のいくつかのワインをセレクトしてみました。

これって気軽に飲むというよりは、何かのイベントで知人などと共に味わう芸術作品のようです。どうせ飲むなら、美味しいワインがいいと、だれでも思っているはずで、その拠り所となるのは、やはり自身の舌と、生活スタイルです。

樽の香りのする、こってりとしたフランスワインが苦手なのは、肉食人種でないからです。蒸したり、炒めたり、焼いたりの調理には癖のないイタリアワインが合うし、凝った肉料理にはトスカーナの複雑な香りのするフルボディがしっくりきます。つまり、ワインはわたしたちの生活様式の一部だといえるでしょう。

家ごとに違う味、香り、匂いなどを次々と試してみて、ワイン王国の奥の深さに心打たれた一日でした。

2007/8/4 Saturday

ワインのワールドカップ

Filed under: - site admin @ 16:48

昨日、恵比寿であすなろブロガーの集いがあったが、その折、ワインの話をしていて、気づいた。

ワインといえば、代表的なのがフランス・ワイン、そして、イタリア、ドイツ、オーストラリア、カリフォルニア、チリなどが上げられるが、これってワールドカップに似ている。

2006年の世界ワイン消費量と生産量はともに前年並みだった

フランス食品振興会が伝えるOIV(国際ブドウ・ワイン機構)の統計速報値によると、新加盟国を含まないEU15か国のワイン消費量は前年より約0.7%減少し、1億2700万ヘクトリットルと見込まれ、新世界の消費量はアメリカやオーストラリア、ニュージーランドで増加傾向だった。全世界合計では、2億3550万〜2億4620万ヘクトリットルと見込まれ、中間値の2億4080万ヘクトリットルは前年より1.4%増え、1990年代半ば以降、緩やかに回復している。

 国毎にみると、フランスが第1位の消費国で、ほぼ05年並みの約3280万ヘクトリットルで、2位はイタリアの2730万ヘクトリットル、3位はアメリカで2590万ヘクトリットルだった。

 生産量は、全世界で2億8000万〜2億8700万ヘクトリットルと予想され、中間値2億8400万ヘクトリットルは前年より1.8%増。EU25か国の生産量は前年より2.8%増の1億7千万ヘクトリットルでほぼ例年並み。イタリアがトップで、2位フランス、3位スペインだった。新世界はアメリカの減少を他国が補い、全体としては7640万ヘクトリットルでほぼ前年並みとなった。

イタリアがトップだというのもワールドカップの興奮を思い出させる。なお、イタリアでは、過去30年で最も早い収穫となっている。これも異常気温のため、開花が早かったからだという。ということは、ノッベッラも早まるのだろうか。

2007/6/28 Thursday

2007狂言とコンメディア・デッラルテ

Filed under: - site admin @ 23:51

千駄ヶ谷の国立能楽堂で開催された、日伊狂言の上演を見に行く。

今年はイタリア文化会館が主催で、日本の狂言と、イタリアのコンメディア・デッラルテの翻訳物、オリジナル劇の競作という豪華な内容だった。随所に笑いが溢れていて、ローマから来日した二人の青年たちの面白さ、日本語もかなり熟達して、とけ込んでいる。

狂言は能舞台の合間に生まれたものだが、こうやって、日伊の狂言を連続してみていると、合間に身近な能もあったらいいなあと思ったりもした。特にコンメディア・デッラルテ(Commedia dell’arte)は、初めての体験である。

最初にポルトガルのファドのような歌が入り、登場人物が一回りすると、仮面を付けた。日本の狂言と違うのは、人々の感情が行き交うこと、そして、歌が随所に入ることだ。台詞は南部イタリアの方言が多いといわれたが、一部しかわからない。それでも筋は同じなので楽しめた。

2007/6/14 Thursday

イタリア異界物語

Filed under: - site admin @ 23:21

昨日のイタリア研究会は、これまでにない試みとして、イタリア・ドロミーティ山地に伝わる異界物語だった。講師は増山暁子さん、これに関する著書もお出しになっている。

これが面白いのだ。昨日の語り部としてのすてきな話を聞いて、さっそく購入した本を読み始めたが、止められない。先がみたいので、わざわざ混んでいるエスカレータに並んだくらい。
この険しい山に囲まれた各谷では、言語も少しづつ異なり、それぞれに魔物や仙女、夜の狩りなど、伝説のような、物語がたくさん残っている。

閉ざされた村の夜は、暖かな居心地のよい居間に家族、使用人が集まり、お話をしながら過ごすという。物語が唯一の娯楽だったのだろう。

2007/6/12 Tuesday

イタリア語のオンライン学習サイト

Filed under: - site admin @ 23:42

イタリア文化会館のサイトで探し物をしていたら、こんなページを発見

オンラインでイタリア語を学ぶことができるサイトを紹介しています。イタリア文化会館はあくまでも情報としてこのリストを提供しております。そこに記載されている各コースの内容について、文化会館は一切責任を負いませんので、ご了承下さい。

RAI のイタリア語講座                                       
Lingua Italiana: portale dedicato alla lingua italiana
Lezioni di italiano: オンライン学習サイトの紹介
Italica: 初心者から上級者までのイタリア語コース

書かれている内容は、イタリア語なので、やはり少しは知らないと使えない。ただ、中途半端に知っている人が密かに学習するのには、ぴったりかもしれない。

他にはオンライン辞書が役立ちそうだ。
Dizionario De Agostini
Dizionario De Mauro Paravia on-line
Dizionario Garzanti online
Tesoro della Lingua Italiana delle Origini

2007/6/10 Sunday

ヴェルディ・マラソン@イタリア文化会館

Filed under: - site admin @ 23:40

Giuseppe Verdi の生涯を描いた11時間のTV番組を日本初公開するというので、朝9時過ぎに九段下に到着する。主催は日本ヴェルディ協会/イタリア文化会館/RAI他。

11時間というのは、日本からミラノへ行ける長さだが、このヴェルディ・マラソンにはたくさんの参加者があった。最初だけみて、途中で帰ってくるという選択もあったが、内容が面白く、初めて知ることばかりで、全編見てしまった。

特にオペラ劇場の舞台装置や、作曲家がどうやって曲を作るのか、社交、日々の暮らし、演奏会など、これまで漠然とした知識しか持っていなかったのが、理解できた。73歳でオテロを、そして80歳でファルスタッフを作曲し、イタリアを代表する国民的英雄だということも初めて知った。

椿姫とアイーダの作曲家だと、考えたら大きな間違いだ。83歳になって、老年の音楽家のために憩いの家を建設するなど、音楽家というよりは、立派な事業家である。同じ頃生まれたワーグナーと比較されることの多いが、その本質はかなり違う。

2007/6/6 Wednesday

イタリア文化会館で「建築と新たな都市景観」セミナ

Filed under: - site admin @ 23:16

朝9:45から始まっていたセミナに、午後の部で参加する。建築は昔から興味のある分野なので、イタリア語の会話も楽しい。面白い内容だったので、もっと大勢の人に聴いてほしかった。イタリア人の会議スタイルというのになれておくと、よいかもしれない。

il paesaggio = landscape

九段下のイタリア文化会館が会場だったので、イタリア語を習っているとき、週四回コースに通っていたことを思い出す。あのときは、適切な勉強法が分からずにいつも宿題に追われていた。今なら、たぶん個人教授をお願いするだろう。留学を目的にしたイタリア語学習と、大人になって、つまり、世間のことはよく分かるようになって、それなりの会話がしたいという人は、同じクラスにはなれないと思う。

世の中に成熟した大人向けのコースがあってもいいのに、と思う。

2007/6/5 Tuesday

イタリア語放送を聴きながら

Filed under: - site admin @ 12:11

月謝を払って、時間をかけて習いに行かなくても、イタリア語の勉強はできる。もちろん、昔からある独習、あるいは、独学もひとつの方法だが、インターネット時代の今、もっと手軽で確実なやり方がある。

それはイタリア語のシャワーの中で暮らすこと。いちにち三時間以上、イタリア語だけの世界に閉じこもる。イタリア語のDVDを見るもよし、イタリア語のニュースを聴くもよし、そしてイタリア語の討論会などが、すぐに使えて面白い。

話している言葉がまったく分からなくても悲観しないこと。継続は力なりで、聴いているうちに単語が聞き取れるようになる。繰り返し聞くことで、イタリア語が話せるようになるのだ。

事務所で仕事をする日は午前中、イタリア語放送を聴いて暮らしている。これは、英語にもフランス語にも応用できる。
http://www.news.rai.it/dl/portal/news.html

http://www.rainews24.it/video.asp?videoID=2376
40 anni di Sergent Pepper, disco storico dei Beatles. Interviste a Veltroni, Pagani e Raf ビートルズ特集

2007/5/10 Thursday

アルファロメオ147のサイトが可愛い、狂言のお知らせ

Filed under: - site admin @ 23:56

アルファロメオ147の日本サイトが可愛くて、なんども覗いてしまう。このクマちゃんがキュートだ。

今年、【日本におけるイタリア2007・春】という催しがあって、さまざまなイベントがあるが、イタリアと日本の狂言が競作する。わたしも観劇するので、ご興味のある方、ご連絡ください。ちょっぴり優待になったりするかも。

■演目:
『濯ぎ川』原作はコメディ・フランセーズのLe Cuvier(“洗濯桶”)、狂言師・茂山千作、劇作家・飯沢匡によって狂言に仕立てられたもの。虐められた婿が仕返しを企むが、果たして…
〈出演〉シテ(婿):善竹忠重/姑:茂山あきら/女:善竹忠亮 (後見:茂山童司)

『いたち』(日本語上演)原作は『Bilora』。関根勝による翻案・演出。若女房に逃げられた“いたち”と言うあだ名の青年が、妻の後を追うのだが…
〈出演〉善竹十郎/善竹富太郎/善竹大二郎/サルバトーレ・マッラ/ルーカ・モレッティ

『Bilora』(イタリア語上演)Angelo Beolco作のルゼンテ喜劇。井田邦明演出。こちらは原作通りで、翻案とは結末が違う。さてどうなるか…
〈出演〉ベニアミーノ・カルジェッロ/アンジェロ・カロッティ/エリザベッタ・モッサ/リリアーナ・ディカロジェッロ/サルバトーレ・ディ・ナターレ

■日程
2007年
6月21日(木)18時開演 静岡文化芸術大学[同大学主催]
6月24日(日)14時開演・25日(月)18時開演 名古屋能楽堂
6月26日(火)・27日(水)・28日(木)18時開演 国立能楽堂
6月29日(金)18時開演 京都観世能楽堂
6月30日(日)18時開演 大阪能楽堂
*開場は開演の30分前

■入場券3,500円 全席指定(但し名古屋公演のみ全席自由)
2007年4月20日発売開始

■チケット取り扱い所:
[全公演取り扱い]ローマKyogen一座(Faxのみ)03-3584-2085
[名古屋公演のみ]名古屋港イタリア村 052-659-1278
 フランス屋 052-711-8202 名古屋演劇鑑賞会 052-932-3739
[東京公演のみ]東京日伊協会 03-3402-1632
[京都公演のみ]京都イタリア文化会館 075-253-6565 
 京都観世会館 075-771-6114

■事務局:狂言とコンメディア・デッラルテ国際フォーラム教育会
早稲田大学関根勝教授研究室内

■問い合せ:03-5286-1261(月から土の10時〜18時)

■主催:イタリア文化会館 狂言とコンメディア・デッラルテ国際フォーラム教育会 ローマKyogen一座
http://www.kanshin.jp/circolo_italia/index.php3?mode=keyword&id=723197

2007/4/30 Monday

イタリア映画祭、二日目

Filed under: - site admin @ 23:24

今日は1つの作品と座談会を見る。この座談会、監督4人と俳優4人が自分について、映画について語る貴重な時間だ。通訳がつくのだが、発言したことの少しは分かるようになった。日本でイタリア映画に触れる機会はとても少ない。

興行的にみたら、ハリウッドが圧倒的に収益を上げているが、ヨーロッパの作品をもっともっと紹介してほしい。

今日の作品は【わが人生最良の敵】(2006年/115分) 監督:カルロ・ヴェルドーネ
Il mio miglior nemico (Carlo Verdone)

これが愉しかった。恋愛あり、親子の情愛あり、お金持ちが出てきて、旅の場面があって、真面目に演じるほど笑いが出る。見ているうちに、日本にいることを忘れてしまった。

2007/4/29 Sunday

イタリア映画祭で、イタリアの生活を垣間見る

Filed under: - site admin @ 23:51

イタリア映画祭に出かけてきた。昨年はチケットを買いそびれてしまったので二年ぶりだ。五回券なので、あらかじめ五作品を選んで予約する必要があった。

最初のときは何も分からずに、パンフレットの解説文を見て、予約したが、予想とのずれもあって、今回は、イタリア映画サイトで、レイティングをチェック。さらにイタリア研究会で、政治と映画についての講演を聞いたので、本日のプログラム、ナンニ・モレッティ監督のカイマーノ Il caimano (Nanni Moretti)を見て、急遽変更した。

とても複雑な作品でひとことでは言い表せない。政治批判もあるが、ホームドラマのようでもあり、劇中劇は、シェイクスピアの時代から、心理描写に陰影を付ける。ただ、見ていて、映画の制作に巨額な費用がかかることや、そのやりくり、利権者たちとの折衝など、自分が監督の目で見ていることに気づく。

こちらは単なる観客なのに、制作側との気持ちの共有があって、あちら側に座っているように感じた。イタリア人の子どもに対するきめ細かな愛情もよくわかって、あれはイタリアの生活を再現しているのだ、と思う。

ベルルスコー二批判から始まって、家族の愛の物語が挟まって、どのシーンにも運転する役者が出てくる。イタリアは車社会なのだ。日本なら、地下鉄やJRに人々は乗り合わせて恋が始まったりするのだが、イタリアは違う。

2007/4/24 Tuesday

イタリア研究会で、イタリアの政治と映画について学ぶ

Filed under: - site admin @ 15:44

最近、あちこちで活動しているせいか、イベントやセミナが同じ日に重なることが多い。イタリア研究会もその一つで昨日、三ヶ月ぶりでようやく参加できた。

題して「イタリア映画と政治」、講師は朝日新聞外報グループ次長・前ローマ支局長の郷富佐子さん。政治の話は避けて暮らしていたのだが、政治の背景が分かると、イタリア映画も二倍楽しめるという発言に納得する。イタリアの政党についての研究とコメントが役に立った。

中道左派とか、中道右派とか、よくニュースで聞くのだが、ようやく全部が理解できたように思う。2006年総選挙で、プローディ率いる中道左派「連合」が、ベルルスコーニ首相率いる中道右派「自由の家」を僅差でやぶり上下両院を制した。現在はこの第二次プローディ内閣が成立している。このような政権交代が機能しているのはすばらしい。

映画も、白黒映画の秀逸なものがよくテレビで放映されているというが、日独伊連盟の後、連合軍に加盟したイタリアをドイツ軍が占領した事実は知らなかった。パリが包囲されたのは知っているのに、ローマも同様に占領下にあったことを、映画を見るまで気がつかなかった。同盟軍とばかり思っていたのだ。

戦後、ネオリアリズモとよばれるロベルト・ロッセリーニ監督の『無防備都市』をみて、イングリットバーグマンとの恋愛が始まったのは有名な話である。これは以前から知っているのだ。

そのネオリアリズモを現代に継いでいるナンニ・モレッティ監督の新作が、イタリア映画祭上演される。こちらも楽しみだ。

2007/4/18 Wednesday

ワインの試飲会で、極上のイタリア、ドイツワインと出会う

Filed under: - site admin @ 23:19

仕事柄、イタリアワインを飲む機会が多い。お酒は弱い方なのだが、輸入商社が毎年開いている業者向けワインの試飲会は、必ず出席している。

自分で味わって、満足した商品でないとお客様に薦められないから、いつもワインにうるさいスタッフを同行して、あれこれ試飲してみるのだ。

作法としては、まず、白ワインから始めること。タンニンの多い赤ワインを先に飲んでしまうと、味が正確に分からなくなる。また、同じ生産者のワインなら、価格の高い方から味わってみる。すると、なぜ、こんな価格がついているかがよくわかる。 (more…)

2007/4/3 Tuesday

イタリア映画祭@黄金週間

Filed under: - site admin @ 23:11

今年も恒例のイタリア映画祭がやってくる。4/28から5/5まで、有楽町朝日ホール、マリオン11階で開催。

最初に出かけたときは、イタリア語がまったく分からなかったから、事前に情報収集もしていなかった。この映画祭、お金をかけたカラーのパンフレットはあるのだが、ジャンル別紹介がないので、深刻な話なのか、恋愛ものなのか、見てみないとわからない。プログラムによっては、重い話を二話連続でみることになったり、と選択が難しい。

そこでイタリア語の題名から、イタリアサイトを検索して、映画のレイティングを調べることにした。もちろん、イタリア人からみたレイティングなので多少のブレはある。高い評価のもの、より多くのコメントを集めているものなら、そう外れはないはず。

全部で12話あるのだが、すべてをみることは多分無理。絞って5話くらいはなんとか見たいと思っている。さて、何を選ぶか、イタリア関連のMLにも流してみることにしよう。現地ですでに見られた方もいるかもしれない。結果はまたブログに書きますのでお楽しみに。

2007/3/16 Friday

イタリアの有名観光地の総括

Filed under: - site admin @ 23:01

わたしはイタリア大好きの人間である。彼の地に友だちも多い。ロンドン留学時代はミラノから来た友だちに助けられることが多かった。そして、18歳のとき初めてイタリアを訪れて以来、何度もイタリアを旅行している。一般人としては、かなり豊富な経験を積んでいると自負している。

そして、今回の8日間の総括であるが、廻った都市は、ミラノ、ベネチア、フィレンツェ、そしてローマ。どれも有名観光地である。ミラノを除く、その他の都市では、観光で生計を立てる人が多いはずなのに、価格ばかり吊上げて、それなりのサービスを提供していない。

ミラノのホテルBernaは4つ星。これはブログから選んだ。バスタブはなく、シャワーのみ。ただし、冷蔵庫に入っている水、ジュース、などの飲み物は無料で提供されていて、湯沸かし器が完備。紅茶や珈琲のセットまで付いていた。インターネット接続は一時間まで無料。そして、朝食付きなのだが、これが豪華で美味しい。ミラノ中央駅から歩いて6分くらい。治安はあまりいい場所ではないので、市内散策には向かないが、ビジネスで泊まるなら上等。 (more…)

2007/3/12 Monday

Montecatiniで過ごす休日

Filed under: - site admin @ 14:29

モンティカティーニはフィレンツェ駅から電車で約一時間の場所にある保養地。休日はどこも空いていないフィレンツェを抜け出し、この温泉とスパのある町で極上の休日を過ごす。

Montecatiniには二つ駅があって terme と centro  こちらの中央駅がすぐ町になっている。休日にはわざわざフィレンツェから買い物に来る人もいるとのことで、なかなかセンスのよいグッズが揃っている。

知り合いが最近ホテルの運営にも関わっていて、ここでの滞在を薦めてくれた。確かに町並みがきれいで安全、夕方四時になると店がオープンするので、人々が集まってくる。昔のフィレンツェがこうだったような気がする。

居心地のよいホテルで、日本人シェフの作ったくれた繊細なイタリア料理をいただき、イタリアソムリエ協会の人々と、お薦めのワインをいただきながら、ゆったりとした午後を過ごす。料理に合わせてワインが出てくる贅沢さ。それが本当に美味しく、料理をきわだてる演出をしている。

つたないイタリア語で会話し、でもみんなの話は結構わかる。イタリア人たちの食にかける意気込みのようなものを感じた。料理は見た目も味も大切だが、会話を楽しむことがもっと大切のような気がする。

食後は町を散策し、買い物もして、また、ホテルに戻る。夕飯まで甘えてごちそうになる。名残惜しいが、フィレンツェに戻ってきた。次回はここで二泊くらいして静養しよう。スパもあるので、エステもできる。値段もそれほど高くないから楽しい。

2007/3/11 Sunday

イタリアのホテル事情

Filed under: - site admin @ 14:14

イタリアセミナのためにイタリア旅行を体験しているが、ホテル事情について記しておきたい。

限られた時間の中で、何をしたいのかという旅の目的が明確でないと、ホテル選びも難しい。総じていえるのは、荷物は軽く、少なめにである。

大きなトランクを持っての団体旅行はいいが、個人旅行は自分で荷物を抱えて階段を駆け上がることができる重さが原則。イタリアの場合、列車のホーム変更もしはじはあるので、そのときは荷物を持って走ることになる。

ユーロスターは国際列車だが、一等でも荷物置き場は潤沢ではないし、手元には置けない。理想は機内持ち込みのかばんひとつで旅をする。

イタリアのホテル事情だが、ユーロの高騰で標準的なホテルが二万円近くする。高級ホテルに安くとまるには、サイトからの予約、あるいはコーポレイトディスカウントという、会社からの予約、また、ホテルの会員になっての予約などがある。

五つ星だと、朝食が40から50ユーロもして、かなり驚かされる。プランが朝食つきかを確認したほうがいい。また、バスタブも完備されていなくて、シャワーが標準的である。さすがに五つ星はバスタブがあるが、シャワーしかなくてもびっくりしないこと。ここの国ではシャワーをひんぱん浴びる習慣があるのだ。

(more…)

2007/3/9 Friday

スカラ座でサロメを見る

Filed under: - site admin @ 23:27

イタリアには何度も行っているが、ミラノに泊まることは珍しい。今回はスカラ座デビューのため、ミラノに二泊した。

スカラ座のチケットはぎりぎりになるとネットでも販売される。一度は完売のはずが出てくるのだ。スカラ座にいくにはドウモで降りるのが一番近い。今回は知り合いの送迎付きだったので、迷わず着いた。

入り口でチケットを見せ、階段を登って自分の階の係員にチケット見せてボックス席の鍵を開けてもらう。今回見たのは四階のボックスで、舞台の奥行きが深い分、見えない場所もあったが、そのかわりオーケストラが見渡せるのがうれしい。

サロメ役のNadja Michaelは、美しく、すてきな女性だが、激しさと可憐さをうまく表現していた。踊りも振り付けが効果的でよかったと思う。

一幕物なので、サロメは出ずっぱりで歌い続けなければいけない。集中力と体力勝負だから、若くて意志の強い女性でないと勤まらないだろう。

舞台が終わった後、ブラバーという声援がいつまでも続いていた。最初に見たオペラが楽しめるなんて最高。出発前、DVDで聞いたのと同じ歌声が響くのが面白かった。

2007/3/8 Thursday

成田のビジネスセンターは使える

Filed under: - site admin @ 7:46

イタリアに出張前、できなかったことがいくつかあった。

ベネチアからフィレンツェ、フィレンツェからモンティカティーニへの往復、そして、フィレンツェからローマへの列車の時刻を見ること。

ミラノのホテルの位置関係を確認すること。

2006/12/18 Monday

語学の学習、イタリア語

Filed under: - site admin @ 23:59

最初の外国語は英語だった。英語を習っているとき、少し大人になったような気がしていたが、大学一年生のとき、旅行先のロンドンで買い物するにはまだまだ未熟だった。

my fatherというと、向こうの店員さんが Oh your fatherと聞き返す、my が your に変わるのが当たり前のことなのに不思議でどきどきした。外国への憧れは、仏語を選択する。大学の授業は全部優だったし、ラジオフランス語会話は何十年と聴き続けた。

イタリア語を本格的に習おうと決めたのは起業してからである。イタリアとの商取引のとき、少しは話せた方が印象がよいだろうと、いうくらいの軽い気持ちだった。まだまだ習い始めのひよこだが、イタリアオペラを聴くと、なんだかよくわかる。

イタリア語放送はインターネットで手軽に入るし、討論会や、ニュースでは聞き慣れた単語が耳に入るようになってきた。その点、ドイツ語はむずかしい。ワーグナーを聴くために、ドイツ語を習うことはないような気がする。

語学の学習はやはり、中学、高校時代の記憶力抜群のうちに完成させるものである。その後は、技巧にはたけるのだが、忘れることが多い。忘れてもめげずに続けて行くと、少しづつ分かるようになって行く。

2006/12/15 Friday

パゾリーニに関する考察

Filed under: - site admin @ 23:43

ピエル・パオロ・パゾリーニの詩と映画について、土肥秀行先生のお話を聴く。

2005年が没後30年ということで、イタリア各地で催しが開かれたという。1960年代の彼は映画監督として有名だったが、その前に詩人でもあり、画家を目指していたことも初めて聞く。

パゾリーニ自身の朗読があったり、映画製作用の絵コンテの紹介をしたりと、内容は充実していた。

最後に「華やかな魔女たち(1967)」の短編の一部を鑑賞する。すてきな作品なのに、なぜかDVDにはなっていないのだ。

2006/12/8 Friday

今年のスカラ座はアイーダでオープン

Filed under: - site admin @ 23:45

Rai Newsを見ていたら、TG3のニュースでミラノスカラ座のオープニングの話が放送されていた。

たまたまこの時期、知り合いもミラノにいて、今日が初日だと教えてくれた。国営TVが、サッカーだけでなく、オペラ番組をニュース番組で紹介するのは、さすがイタリアだ。日本でも新国立劇場や歌舞伎座の様子をニュースでとりあげればいいのにと思う。

アイーダはベローナの円形劇場でみるものだと思っていたが、スカラ座という手もあるのだ。オープニングはさすがに、正装の紳士、淑女たちが集っている。この辺りの伝統も素晴らしいと思う。歌舞伎座の新春公演の日は、老若男女を問わず、着物で入場、割引もありなんて、時代がやってくると愉しいだろう。

2006/12/2 Saturday

ミラノ生活情報

Filed under: - site admin @ 23:42

イタリアに行くときは、ベネチアから入ることに決めているので、ミラノかローマにまず到着する。あくまでも通過点なので、滞在することはないが、ご存知のようにミラノはマルペンサ空港から市内まで45kmも離れているので、リムジンバスでも一時間程度かかってしまう。数時間のトランジットで訪問できるような近さではないのだ。

そして、ミラノといえば、Corriere della Sera、ミラノ最大の新聞社である。その中のミラノ特集ページが気になる。

日本の女性が書いている 丸山圭子さんのミラノ・コンシェルジェも役に立つ内容が満載。

サイトが充実しているし、SNSもあるので、旅行する前にじっくりと研究することができる。現地に着けば、それなりの問題はあるものの、事前に分かることは調べておくと時間の節約になる。どんな旅をしたいのか、自分の中でストーリーを組み立てておくと、さらに理解が深まる。

2006/11/22 Wednesday

国際家具見本市 in ビックサイト

Filed under: - site admin @ 23:37

本日が初日の国際家具見本市に出かけてきた。初日は、業者のみで、特に午前中は、商談タイムになっている。何か探しているなら、この時間帯にでかけなければと思う。

今年からこの見本市もテイストが替わり、単なる家具を展示するというよりは、生活空間をみせるようになっている。7,8年前から欠かさずでかけているが、ヨーロッパブランドの家具は、ユーロの高騰の影響で、規模を縮小している。家具を見るというよりは、ヨーロッパの暮らしを見るのが愉しみだったので、少し残念。

そのかわり、商談の機会はさらに増えたと思う。あちこちで価格や品質についての説明があり、これらの家具を収納するためには、あるいは活用するために、ビル一棟建てなければと思ったりした。

同時開催のインテリア機器展も、昨年とは様子が違っていた。この業界の変化の波を感じる。うっとりするようなファブリックを見て、夢見心地になる。美しいものを身近に置いて暮らすのは、人間の当たり前の欲望なのではないか。

2006/10/23 Monday

イタリア文化会館の催し

Filed under: - site admin @ 23:03

九段下にあるイタリア文化会館、ここで初めてイタリア語を学んだ。その後もイベントがあるたびに立ち寄っている。

今週は特に「第6回世界イタリア語週間」でイベントが目白押しだ。

●林茂氏講演「日本におけるイタリアワイン」「〈最新〉基本イタリアワイン増補改定第3版」出版記念イベント
日程: 2006年10月24日
時間: 18時
場所: イタリア文化会館 地下2階 ウンベルト・アニェッリホール
主催: イタリア文化会館
協力: 有限会社ソロイタリア
入場無料

時間が合えばぜひ出かけてみたいと思っている。

2006/10/15 Sunday

オペラの季節がやってきた

Filed under: - site admin @ 23:49

図書館で、イタリア・オペラ史を借りて勉強する。難しい固有名詞がたくさん出てくるが、オペラについての基本知識を学ぶ上では大変役に立つ。イタリア、フランス、ドイツがそれぞれのオペラを上演すると同時に、違う国の言語で上演しているのは不思議でならなかったが、イタリアで始まった総合芸術のオペラが各地にわたり、影響し、また優れた音楽家や歌手などを生んだのだ。

オペラは寒い季節が似合っている。凛として、震えるような寒さの中、劇場に向かう幸福。一度だけ訪れたウィーン国立歌劇場で「魔笛」を見たことを思い出した。

今日は新国立劇場まで「フィガロの結婚」を見にでかけた。今回の舞台は【管弦楽】広島交響楽団【合唱】ひろしまオペラルネッサンス合唱団という地域招聘公演だった。スザンナ役の楠永陽子さんがすばらしい。歌がうまくて、可憐で、清純でお茶目なところが見事に表現されていた。演出もすばらしい。フィガロは先月もオーチャードホールで見たのだが、頭一つ抜きん出ていたような気がする。

海外の有名どころよりも、日本の若手に注目したい。11月にはオペラ研修所の試演会もあるのだが、こちらのチケットも押さえてしまった。

2006/9/19 Tuesday

ベネチア紀行

Filed under: - site admin @ 23:08

イタリアに行く目的のひとつは、ベネチアを訪問すること。旅はいつもここから始まる。

最近、長年利用していたホテルがユーロの高騰およびアメリカ人観光客離れでかなりあやしくなって、かわりのホテルを探している。これがなかなかぴったりするようなところがない。料金が高すぎるのだ。普通の四つ星で240euroから300euro。シングルの料金である。

お気に入りにリド島を薦める方もいるが、わたしの中でのベニスは夕陽の沈む風景や、夜の宮殿なども入っているので、本島から離れていては味わえないものがある。それにせいぜい三泊くらいしかできないので、時間を有効に使うため、サンマルコかレアルト橋付近になってしまう。

昨年はレジデントに泊まって、たくさんの発見があった。電話は繋がっていないのでネットもできない。あれは家族連れか上級者が挑戦した方がよいと思う。そこで今年、出かけるにあたり調べていると、こんなサイトを見つけた。オンラインで予約までできるのだが、初めてのイタリアのサイトを使うときは、それなりの用意が必要。クレジットカードの引き落とし銀行は、専用にして最低額しか預けておかない。これを日常の銀行にしておくと、煩雑になる。

フィレンツェでは定宿があって、こちらも知り合いの方から教わって知った。愉しい旅行にするには、信頼できる人からの口コミが心強い。そんなことを検証するために毎年旅に出かけているのだ。

2006/9/16 Saturday

宮本亜門さんのフィガロの結婚

Filed under: - site admin @ 23:05

渋谷Bunkamuraまで、オペラを見に出かけた。「フィガロの結婚」、2002年にも上野の文化会館で観劇している。

昔はイタリア語がわからなかったのに、今は少し単語がとれるので、二重に愉しい。モーツアルトの魅力は、人間ドラマを描ききっていることだ。18世紀の人なのに、人の哀しさ、喜び、そして愛を語っている。フィガロの結婚は、上演回数も際立っているが、わかりやすさがおおきな魅力だろう。

今回の舞台は、登場人物がぴったりしていて、本当にこんなことがあったのだろうという一体感があった。オペラは大人の総合芸術である。歌舞伎もそうだが、音楽を伴う芸術はすばらしい。カーテンコールもいつまでも続いて、わくわくしながら帰ってきた。

2006/9/14 Thursday

ローマにある国連専門機関

Filed under: - site admin @ 23:19

FAO(国連食料農業機関)、WFP(世界食料計画)、IFAD(国際農業開発基金)の3つの国連機関がローマにはある。国連といえばジュネーブと思っていたので、意外な気がした。

本日はイタリア研究会で、食品をめぐる国際的紛争のお話を聞く。
FAO(国連食料農業機関)では、加盟国187カ国とECの中で、日本の予算分担はアメリカに次ぎ多い第二位である。ところが各分科会では、北米、南米、ヨーロッパ、アジア(インドを含む)の各地域からの委員選出になり、日本が必ずしも参加できるわけではないという。

今日の議題はオリーブオイルとパルメザンチーズのお話だったが、EUでは、最高の品質を保つために厳しい基準を儲けているのに、それに対して、新興諸国が、もっと緩やかな基準に変えてほしいと対立があった。オリーブオイルにはエクストラバージンオリーブオイルから、5つくらいの等級があって、当然価格も変わってくる。そこに、偽造したものが入り込む余地が出てくるのだ。

これは単なる対立ではなく、農作物における知的所有権まで関わってくるのでさらに複雑な状況になっている。

会議となれば、陽気でお気軽なイタリア人はなく、堂々と主張する有能なビジネスパーソンに変身する。このあたりがイタリアの面白さなのかもしれない。

2006/7/23 Sunday

イタリア、フランス、スペインが記録的な暑さ

Filed under: - site admin @ 23:15

夏休みを欧州で過ごすと、涼しくて気持ちがよい。パリも空気が乾いているので、木陰に入るとひんやりとして、涼しかった。ロンドンでは、暖炉に火が入っていて、肌寒い。イタリアは南北に長い国だから、一概にはいえないが、フィレンツェでは、日中、熱風が吹き荒れ、シエスタの習慣は贅沢ではなく、必需のことだと思った。

八月のベニスは運河から蒸気が立ち上り、スチームバス状態だった。そのイタリアでも各地で34度という記録的な暑さに見舞われている。日本がひんやりと涼しい分、南欧が熱気に当てられている。

昨日、聞いた話が心に響く。何億年もかけて地球上の植物が石油に替わり、それをたかだかこの100年で過剰なほど消費している。石油を燃やすことで、地上には二酸化炭素が発生し、それが劇的な変化をもたらしているのではないか。地球温暖化や異常気象もこの辺りに、原因があるのではないか。

いま、電気のない暮らしは想像もつかないが,江戸の人々はろうそくや行灯でくらしていた。それでも社会の秩序は保たれ、経済も動いていた。今のグローバリゼーションの世の中で、あちこちで綻びが出ているような気がする。アメリカンスタンダードの会社に二十余年もいて、消費することが美徳なのだと考えている人々をたくさんみてきた。夏なのに冷やし過ぎて、長袖を離せない職場や、冬でもTシャツ一枚で暮らせるのを快適な生活だと勘違いしている人々。

日本の四季もややいびつになっているのではないか、危機感を覚えるニュースだった。

2006/5/28 Sunday

イタリア旅行は高くつく!?

Filed under: - site admin @ 1:16

6/6にイタリアセミナを開催するので、資料を確認していたら、2005年の秋、泊まったホテルの領収書が出てきた。クレジットカードで支払ったので、気に留めていなかったのだがよく見ると、フィレンツェの三つ星ホテルの料金が135ユーロ、145円で換算して19575円、約二万円もする。

フィレンツェと比較するには京都のホテルをイメージしたらいい。この価格なら、ANA HOTEL(割引あり)にも泊まれる。日本からミラノ、ローマでの航空運賃は安いのに、ホテルが信じられない価格になっている。昔、イタリアを旅された方なら、ご存知だと思うが、イタリアは比較的安価でよいホテルに泊まれた。治安の問題もあり、パリでは三つ星でも、イタリアでは五つ星が安全といわれ、そのようにして旅してきた。ベニスのダニエリ、ローマのエクセルシオール、フィレンツェのサボイなどなど。

だが、ユーロの高騰、米国複合テロ、また、鳥インフルエンザなどの影響で、観光客の激減したイタリアの有名観光地では、観光客を取り戻そうと、各種のプロモーションを始めているのに、ホテルのサービスは低下し、五つ星が機能しなくなっている。もちろん、全部がそうだとはいえないが、昔から御用達だったホテルが(ダイナースのシグネチャーに連載されていたような有名どころ)凋落している。

これに変わる新興企業のホテル戦略も始まっているが、ヨーロッパを旅するのは、古きよき時代に浸りたいので、あまりに近代的なホテルに滞在しては、余韻がないような気がする。すると、あとは家族経営で、よき伝統を守っているようなところがいい。それが上記のような価格になるのだ。

これはどこにガイドブックにも載っていないが本当の話だ。直前になると安くなるホテル予約もあるが、日本から休暇を取って旅に出る場合、事前にホテルは決まっていた方が安全。スーツケースが空港で届いていないときも、ホテルまで届けることを選択できるが、決まっていないときは、また空港に出向いて引き取りをしなければならい。

あとは、venere.comのようなレイティング付きのサイトから、適当なものを探すしかないが、土地勘のない初心者にはお薦めしない。地区が違うだけで、安全性や観光の利便性がかなり変わってくる。

貴重な一日を有効にすごすには、ホテルのロケーションはとても大切だ。

2006/5/25 Thursday

イタリアワインは奥深い味だ

Filed under: - site admin @ 0:39

所属しているイタリア研究会でワイン講習会が開催された。折しも雷鳴と豪雨の中、大勢の会員が集まった。

イタリアでは毎年500万キロリットルのワイン生産量があって、日本の100倍になるという。だから、一部のごく有名な銘柄をのぞいて、その地域に合わせて作られているワインの種類や名前を覚えられないのだ。

    本日のワインリスト

  1. Franciacorta D.O.C.G    Brut Monte Rossa (bianco, spumante) ☆☆☆☆
  2. Greco di Tufo D.O.C.G Feudi di San Gregrio (bianco)☆☆☆☆
  3. Verdicchio dei Castelli di Jesi D.O.C    Casal di Serra Vecchie Vigne Umani Ronchi (rosso)☆☆☆☆
  4. Valpolicella Valpantena D.O.C Bertani (rosso) ☆☆☆☆☆
  5. Aglianico del Vulture D.O.C Re Manfredi Terrre degli Svevi (rosso)☆☆☆☆
  6. Chianti Classico D.O.C.G Riserva Melini Vigneti La Servanella (rosso) ☆☆☆☆☆

よくフルボティというが、そのもともとのBody というのは、酸味、渋み、苦み、アルコールのボリュームのことで、アルコール度数が13度以上で、長期保存しても劣化しない。だから複雑な味わいのなかに、何種類もの香りが隠されているのだ。

2006/5/21 Sunday

会社帰りにイタリアセミナ

Filed under: - site admin @ 11:16

きれいな写真を眺めながら、ワインを片手にイタリア旅行の話を聞く、というコンセプトで始めた、【会社帰りにイタリアを愉しむセミナ】ですが、イタリアソムリエ協会の協力でさらにバージョンアップしました。

今年の夏、あるいは秋、イタリア旅行をお考えの方に、ワイン製造の蔵元訪問もアレンジします。もちろん通訳付きですから、初めての方でも安心。ワンランク上の旅を愉しみませんか。

イタリアのオペラ事情も、今年はオーケストラのストライキがあって、文字通りのカラオケや、切符の払い戻しなども起きています。最新情報を入手してお出かけください。

ということで、イタリア大好きな方、ぜひお越しください。お待ちしております。

2006年6月6日 火曜日 
19:30 - 21:00 開催 受付 19時 から
受講料3,000円、ワイン付き
開催場所 東京都中央区日本橋人形町2-9-5 NSビル1階
http://www.madio.jp/italy/felice1.html

2006/5/4 Thursday

幸せになるためのイタリア語入門

Filed under: - site admin @ 23:54

イタリア語を二年も習ったというのに、イタリア人相手にすらすらと話せない。手紙は書けるのに、話せないのはイタリア語に触れていないからだと、家にいるときは、インターネットのニュースサイトを聴いていた。ベルルスコーニがようやく辞めたなどというニュースは分かるが、会話はないから語彙が増えない。

そこで、次に始めたのがイタリアのブックショップからDVDを注文する。多国語に対応しているので、まずイタリア語音声に字幕英語にして、全編を見る。次にイタリア語音声にイタリア語字幕で、なにを話しているか文字で知る。これで有名な映画を鑑賞した。こだわりがあって、舞台がイタリアの作品である。『ベニスに死す』、『ロメオ&ジュリエット』。次にイタリア映画祭で見た作品も注文した。『輝ける青春』、『Ricordati di me 私のことを覚えていて』。そのあともいくつか揃えて、DVDも充実して来た。しかし、イタリア語会話には貢献しない。主人公の会話は高度で、初心者むけではないのだ。

この連休中、時間があることを頼りに、再度インターネットTV『ORGOGLIO』に挑戦する。全部はわからないが、ストーリーが平易で繰り返しが多いのがうれしい。哀しいとき、うれしいとき、人々はなんというのか、なんと言って慰めるのか。人との挨拶の仕方、別れの仕方など、語学学校でならった会話が次々と出てくる。ドラマの展開も面白い。悪役と善良な人々がはっきり描かれているし、毎回、山場があって次回が愉しみになる。第一部は13回シリーズだが、毎日数話づつ見て、全部見てしまった。

わたしの尊敬するイタリア語会話の先輩は、これらのDVDを止めて会話を書き取ったというが、わたしも次回はそうしてみよう。使えそうな会話を抜き出すのだ。語学学習の基本は文法だというが、語彙を集めることも重要。言葉はエピソード記憶と結びついて覚えると、なかなか忘れない。

2006/5/3 Wednesday

2006年EUフィルムデーズ (5月11日から26日)

Filed under: - site admin @ 21:54

日本にいると欧州の映画をみる機会はとても少ない。ちょうど、昨日からイタリア映画祭が始まったが、そのあと、フランス映画祭が続く。それ以外の国の作品をみることができないのか、というと、在日欧州連合(EU)加盟国大使館と駐日欧州委員会代表部が共催する2006年EUフィルムデーズ (5月11日-26日)がある。

EUの加盟25カ国中、17カ国の選りすぐりの映画を選び、5月11日から都内4カ所の会場(ドイツ文化センター日仏学院)、スウェーデン大使館、イタリア文化会館で上映する。イタリア文化会館が新装オープンしたので、今年はいくつかの作品を上映して、とてもうれしい。輝ける青春、監督:マルコ・トゥリオ・ジョルダーナは、昨年岩波ホールで上映された長編作品である。

「現代のヨーロッパ人のライフスタイル」のテーマのもと、上映会では高齢化社会、変化する経済、多民族社会とそれにともなう人種問題、また古典的な恋愛や思春期をテーマにした作品が紹介される。すべて無料上映なので、時間を作って出かけることをお薦めする。いまの欧州について関心のある方、ぜひごらんください。

2006/4/5 Wednesday

イタリアの旅行に役立つサイト

Filed under: - site admin @ 23:13

イタリア大好きと、知り合いにいつも話しているので、自然とイタリアに関する話が集まってくる。何かを成し遂げたいと思ったら、100回といわず、1000回くらいいっていると、ゆるやかな友だち関係の中から、誰かしらが助けてくれるという話を聞いた。

知人でイタリアに旅行するので、教えてくださいというメイルをたくさんもらうので、(イタリアセミナもやっているのだ)まとめて、ここに書いておいて、後からブログを案内しようと思う。

まず、イタリア研究会のメンバで現在ボローニャ在住の牧野さんご推薦のサイト
JAPAN-ITALY Travel On-line


ローマ、ラツィオ州公式日本語ページ

ここは、実際に歩いて集めた情報なので信頼度が高い。レストラン情報なども豊富である。

ローマは電気バスが3系統あり、15人乗りのミニなので、狭い道も通り、これに乗って市内観光すると、有名観光地の位置関係がよくつかめる。夜、出発点から最終地点までを往復すると楽しい。

イタリアの地図、英語で使える

ベニスは三年前に空港が移転して、空港から歩いて桟橋、モータボートでホテルまで、というプランができなくなった。モータボートに乗るには、シャトルバスで5つ目の停留所から乗る。ただし、人気がなく料金も75EUROと非常に高い。かわりにリムジンバスでローマ広場(ピアッツァローマ)まで向かい、そこから歩いてすぐのヴポレット駅からモータボートか、水上バスを利用するといい。荷物が大きくてもみんなバスに乗り込んでいる。

ベニスのヴァポレットは、一日乗り放題のチケットが24時間制なので便利だ。つまり、夕方の16時に買ったものは、翌日の16時まで使うことができる。乗るたびに買う手間を考えると一日券は偉い。

お土産は頭を悩ますが、最終宿泊地のホテルで、近くにある大型スーパー、スーパーメルカートを教わって、そこで買い物をしている。チーズが安い。ゴルゴンゾーラなども信じられないくらい。日本から冷媒を持参して、帰る日にスーツケースに詰めて持ち帰る。ワインもDOCGが出ているので、ラベルをネットで調べて買うといい。他にはアラビア粉100%のコーヒー、これがカフェラテに合う。

2006/3/30 Thursday

予め決められていた運命

Filed under: - site admin @ 23:32

関心があると、その事象を引き寄せることがある。

東京駅構内を丸の内から八重洲に向かう途中で、ワイン専門店に気になって入ると、前から探していたワインの栓がSALEになっていた。

打合せの帰り道、一本先の大通りに出てみると、遠くに八重洲ブックセンターが見えた。前から探していたシチリアの旅の本をようやく手に入れる。ついでにイタリアのガイドブックも買ってしまった。仕事柄、定点観察する必要があるのだと、納得させる。

帰りに大丸に入って、この奥あたりに店があったはずだと探すと、メゾンカイザーが見つかった。着くまで店名を忘れていた。高輪本店では売れ切れもあるのに、デパートはいつも在庫がある。不思議だ。

サンノゼに留学中の息子は、帰国三日前に、同大学に知人がいることが分かり、空港まで送ってもらえることになった。mixiのおかげで、メイルアドレスがわからなくても連絡が取り合える。感謝、感謝。

わたしもIP電話専用のboxやヘッドホンを購入する。思いがけずに海外に知合いがいて、気兼ねなく電話できるのはすばらしいことだ。これも次の旅行の前触れか。

2006/3/26 Sunday

イタリア映画祭2006 in 有楽町

Filed under: - site admin @ 23:00

ことしも5/2から5/7まで、有楽町でイタリア映画祭2006が開かれる。

昨年初めて参加して、5作品を見た。日頃、ここまで集中的にイタリア映画をみることはないので、愉しかった。その後、上映作品のイタリア版DVDを2つも買ってしまったくらいだ。

今年の映画選定は、イタリアの映画サイトを参考にして、ここのレイティングも考慮に入れようと思う。12作品全部を見ることが叶わないのなら、自分の趣味や生き方にあった作品を見たい。イタリア語サイトなので、少し解説する。

  • Regia: 演出
  • Attori: 俳優
  • Sceneggiatura: 脚本
  • Colonna Sonora: サウンドトラック
  • Foto: 写真

この機会に映画で出てくるイタリア語を覚えてしまおう。語学の勉強は、愉しく、そして継続させることである。

2006/3/17 Friday

プロジェクトの始まりの日

Filed under: - site admin @ 23:19

なんでもいい、新しいことを始める日は心が躍る。

学生のときは、新学期ごとに愉しみが待っていた。会社員になると、季節感を伴う年間行事には締切の苦労やレポート作成などが混ざっていて、純粋には楽しめない。その中からささやかな愉しみを見つけて、暮らしていた。

そして、今、いくつかのプロジェクトが走っている。その始まりの日を特別なものとして、過ごしたいと思う。イタリアに住む友人とIP電話でこんな話をした。困難を伴うであろうプロジェクトが無事に完了し、それを祝う会から戻ってきて、幸せの余韻に浸っている自分をまずイメージするのだ。そして、そのゴールに至るためには何をしたらいいのかを考え始める。

これは文句なく楽しいことだ。成功した結果が見えているから、たえずそれを思い出せばよい。こういうイメージトレーニングをずっと続けながら、外資系で生き延びてきたような気がする。

2006/2/16 Thursday

イタリアの選挙、あれこれ

Filed under: - site admin @ 23:49

パレルモに住む知合いがブログで選挙に関する話を載せていたので、引用する。

イタリアでは4/9に総選挙が予定されているが、それに合わせて選挙用ではないポスターが目につくと言う。
中道左派 cento sinistra のベルルスコーニ(現イタリア首相)のスローガン
【左派は全部が悪くなっていると言う。 でもそんなことは放っておこうじゃないか! La sinistra dice che tutto va male. LASCIAMOLA PERDERE】

また、パレルモのあるシチリア州知事のクッファーロ。 彼が知事になってから、同じ名前のバス会社の成長目覚しいという。
ちなみにこちらは 
【101,000人のシチリア人が今日仕事に就いています。トト・クッファーロの下、働くシチリア! 101,000 siciliani in più oggi hanno un lavoro. CON TOTò CUFFARO la Sicilia lavora】そんなにシチリアの未来は明るいのか、そうは思えない、と
わたしも思う。

また、イタリアはデザインの国なので、各党の新しいシンボルマークがお披露目されている。ヘルルスコーニの右下の■Simboliをクリック

2006/2/3 Friday

イタリアワインは奥が深い

Filed under: - site admin @ 23:30

お世話になっている名古屋の商社からワインの試飲会の案内が来ていた。昨年のワインは大丈夫だが、今年はどうなのだろうか。北イタリアでは記録的な大雪だったし、こういう年は夏も異常気温になるような気がする。

イタリアワインは製造された州でしか流通していなくて、全国規模でのブランドはない。その地域、地域での最良のワインがある。そして、かなり有名なブランドなら品質が安定していて、毎年注文してもそれほど差がないが、ものによっては、当たり年とそうでないものがあるらしい。去年美味しかったからと、今年買い求めても保証がないのは、消費者にとっては難しいことになる。

ワインに特に詳しいというわけではないが、もともと食いしん坊なので、旨いワインは判定できる。ワインを口にして、それに合った料理を想像するのも楽しい。

2006/1/27 Friday

Nord bloccato dalla neve イタリア北部は雪でブロックされる

Filed under: - site admin @ 23:19

ヨーロッパを襲った寒波の影響で、1/27現在、イタリア北部も雪で閉ざされている。

ミラノでは70cmという積雪で、学校も休校になっている。当然ながらミラノ市内から45Km離れたマルペンサ空港も、雪のため、ダウン。成田空港だけが脆弱というわけでもなく、北イタリアでも空港に雪は禁物らしい。この写真は有名なミラノ大聖堂。雪におおわれてすっかり埋もれている。
aeroporto

2006/1/21 Saturday

イタリア語の学習 その2

Filed under: - site admin @ 21:54

音楽で使われる言葉はイタリア語から来ているものが多い。音楽放送の合間に曲や作者、指揮者などの解説が入るが、これが案外よく聞き取れてうれしくなる。

日本とイタリアの時差は、現在冬時間で8時間、日本で21時というは、イタリアの午後1時になる。午後の番組は充実していて、楽しめる。インターネットラジオの特長は、信じられないくらい音質がよいこと。自宅ではオーディオ・スピーカーに繋いで聴いているが、CDよりもきれいな気がする。

RadioRaiPlayer Live ではラジオのアンテナが出ていて、Auditorium を選ぶとクラシック音楽ばかりながれている。いつでも音楽が聴けるようになって、さらにイタリア語の解説付きなのでとても豊かな気分になれる。

おとなになってからの語学の学習は、愉しみがないと続かない。イタリア語を習い始めたら、すきな分野に特化して集中的に習うのをお薦めする。すでに知っている単語をイタリア語に置き換えるだけなので、不思議と忘れない。

2006/1/20 Friday

イタリア語の学習 その1

Filed under: - site admin @ 21:27

NHKラジオ講座からはじめるのがよい。途中で挫折しても、4月と10月と二回チャンスは巡ってくる。NHKの回し者ではないが、ON LINE Italiano も聴きやすい。日本のニュースがイタリア語になっているので、単語も覚えられる。

少し慣れてきたら、Rai.netを聴いてみよう。
ニュースがTVとラジオで放送されている。
rai net

イタリア語がうまくなるには、一日三時間以上、イタリア語放送を聴くとよいと教わった。教えてくださったのは、英語、仏語、伊語と習得している尊敬すべき先輩だ。それからは家にいるときは、イタリア語放送をつけっぱなしにして、移動中はiPodに入れて聴くようにしている。

コツは意味を理解しようとしないこと、幼子が言葉を学ぶときのようにイタリア語の中で暮らすことが大切なのだそうだ。

2006/1/16 Monday

イタリア語のオンライン辞書

Filed under: - site admin @ 21:55

真面目に勉強しようとすると、必ずわからない単語が出てきて、電子辞書を引く。毎回同じ単語を引いているのようなのだが、まわりに聞くと案外そんな人が多い。

オンライン辞書の中に便利なサイトがあるので、紹介する。
WordReference.com ここの特徴は多言語に対応していること。Online French, Italian and Spanish Dictionary. この中から自分がよく使う言語を選ぶことができる。

たとえば英語からイタリア語を選ぶ。ここに単語を入れて探す。
Bookといれると、関連する言葉が多数出てきて、役にたつ。電子辞書の文例はここまでカバーしていない。

2005/12/31 Saturday

2005年を振り返って

Filed under: - site admin @ 23:11

起業したのは2004年だが、2005年の1月から始めたビジネスブログセミナのおかげで、ネットワークが広がった気がする。仕事がらみでの知人も増えた。こんなふうに気軽に人々と出会ったり、その後も交流を続けることができるのは、ブログやSNSのすてきなところだと思う。

すべての物事には良い点、悪い点があり、後はその人がそれをどう活かすかだと思う。今年のいちばんの収穫は「DVDの上映言語をイタリア語にして、字幕もイタリア語で見る」ことだ。イタリア勉強コミュニティで知り合った方から教わったこの方法で、昔見た映画を次々と試している。台詞が分かるとうれしい。大晦日もTVは見ない家なので、アマディウスをイタリア語にして、字幕を英語で鑑賞した。イタリアから取り寄せたDVDなので、再生はMac、ここにプロジェクターを繋げて大音響、大画面で見ると、ウィーンにいるような気分になる。

昔、できなかったことが、実現するのは大人になる楽しみの1つだ。

2005/12/11 Sunday

PingMag - 東京発「デザイン&ものづくり」

Filed under: - site admin @ 23:28

web2.0の探し物をしてたら、ここにたどりついた。もともとは、diggで紹介されていたサイトである。

「PingMag」は、我々編集スタッフの極めて個人的な好奇心や興味をもとに集めたアート・デザイン・テクノロジーに関する情報を広く世間にばらまき、さらに読者のみなさまからのコメントを集積しながら構成するWebマガジンです。

Webサイトの作り方が、かわいい人形たちで紹介されていてわかりやすい。英語版がついているので、海外に向けてニュースを発信しているのだとわかった。Podcastも付いている。アーカイブをじっくりと楽しみたいサイトだ。

2005/12/7 Wednesday

Italian Life in Italy

Filed under: - site admin @ 10:56

イタリア的生活を紹介しているwebだが中身が濃い。表紙の写真を見ているだけでも旅しているような気分になれるので、癒しになる。このサイトを作っているのは米国メリーランド州在住のアメリカ人。アメリカからみたイタリアというのが基本になっている。

観光案内についてのリンクも新鮮で愉しい。時間があったら見ていただきたいのが、ヨーロッパ人対イタリア人の対比シーン、フラッシュでできていて、音も出るので、家でゆっくりと楽しんでください。

2005/11/24 Thursday

ヨーロッパ家具の少ない国際家具見本市

Filed under: - site admin @ 21:32

ここ数年間、欠かさず出かけている東京国際家具見本市だが、ことしは主だったセミナもなく、特に欧州系の家具メーカーが半分以下の出展で、閑散としていた。昨年の同じ時期にはずらりとイタリア家具,フランス家具、ドイツ家具が並んでいたのに、やはり、Euroが高止まりになってビジネスとしての旨味がなくなってしまったのだろうか。

かわりに日本のデザイナーが作品を展示していたので、眺めてきた。家具というのは住まいの一部だが、その質感、色、形などでずいぶんと印象が変わる。

2005/11/22 Tuesday

Piero Della Francesca

Filed under: - site admin @ 23:15

イタリア研究会が毎月開催されているが本日のテーマは石鍋真澄先生によるPiero Della Francescaだった。

ピエロ・デッラ・フランチェスカ作品はフィレンツェのウフィツイでも見ることができるが、今回のようにほぼ二時間、解説付きで紹介されたのは初めてだった。静かな、それでいて透き通るような美がある。この後、彼の影響を強く受けた作家たちが誕生した。

2005/11/19 Saturday

Web 2.0 in Italia

Filed under: - site admin @ 22:41

Paolo’s weblogの中に、Web 2.0 in Italia についての日記があるので紹介したい(オリジナルはイタリア語)。

Ma è anche vero che una parte importante di questo web 2.0 (se vi irrita il nome chiamiamola quest’epoca tecnologica) è la componente sociale, non quella tecnologica o economica. Sebbene la penetrazione di Internet in Italia sia a livello da terzo mondo e non ci sia decisamente il tipo di cultura informatica che si trova in California o nel Nord dell’Europa, credo che anche l’Italia possa partecipare a questa fase di sviluppo facendo leva sulle proprie peculiarità.

web 2.0 (この名前で呼ぶのは不合理な気がするが)は、社会の中で必要な構成要素であるが、それはテクノロジーでもエコノミーでもない。イタリアのインターネットは第三世界のレベルである。そしてそれはうたがいもなく、カルフォルニアや北ヨーロッパで得られる情報とは違っている。そして、イタリアはこれらの分野に参加して、成長することが間違いないと信じている。

2005/11/9 Wednesday

ヨーロッパ秋まつり in 日比谷 2005年日・EU市民交流年

Filed under: - site admin @ 23:24

今週末の11/12、13 日比谷公園でヨーロッパ秋まつりが開かれる。これは2005年日・EU市民交流年の記念行事のひとつ。ヨーロッパのワイン展示・試飲・販売コーナーなども用意されている。

イタリア語の30分レッスンも開かれるので、ネイティブと話がしたい方はご参加ください。

2005/11/6 Sunday

ミラノ展、千葉市美術館

Filed under: - site admin @ 23:36

千葉市美術館開館10周年記念行事として、ミラノ展  都市の芸術と歴史 が12/4まで開催されている。

古い歴史と最先端の現在とが同居する魅力的な都市、ミラノの美術館・博物館所蔵の作品によってミラノの歴史・文化・芸術の魅力を伝えます。
 本展覧会ではレオナルド・ダ・ヴィンチ自身の素描の他、影響を受けたチェーザレ・ダ・セスト、ブラマンティーノ、ベルナルディーノ・ルイーニといった画家の作品も展示します。
reda

千葉にお越しの際は、ぜひ覗いてみてください。美術館の会場も味わい深く、展覧会以外にも映画上映、講演会など盛りだくさんです。

2005/10/16 Sunday

Italian Bar, La Viola

Filed under: - site admin @ 23:57

銀座・三笠会館に本格的なイタリアンバールが出現。
la viola

イタリアに行ったことのある人なら、知っているが、BarのBanco(カウンター)で食事を取ったり,ワインを軽くいただくというのは、イタリアの日常になっている。そんな普通のイタリアンバールが銀座に出現した。三笠会館の一階である。

知合いの方はもう7回も出かけて、居心地がよいと書いているが、場所柄、銀座マダムたちには敬遠されている模様だ。立ち飲み、立ち食いがお行儀の悪いことという教育が行き渡っているのだろう。芝居の始まる前、一人で待ち合わせしているとき、また、ちょっと飲みたいなどというとき、便利な場所だと思う。

all aboutでは、トップに紹介されている。

2005/10/11 Tuesday

ristoranti italiano di Nagata-cho

Filed under: - site admin @ 22:11

ビジネスが発生するのは、【差】と【異文化接点】だと教わった。知識の差、情報の速さの差、あらゆる差が、ビジネスになる。同じことをして、費用を払うのがお客様、料金を取るのが先生というわけだ。

人より早く情報を手に入れるには同じ世界で暮らしていてはだめだ。異文化の際にいると、両方から刺激的な情報が入ってくる。紙に書かれた情報より、昨日、体験したほうが精度が高い。

永田町で食事をすることになって、美味しいレストランをしらないことに気づく。困ったときはネットワークというではないか。イタリア関連の人脈を活かして、さっそくレストランを教わった。教えてくださった方とは面識がない。ただイタリア繋がりである。こういうところに、ビジネスのチャンスが隠れているのではないか。

結構まじめに考えている。

2005/10/5 Wednesday

Leonardo Da Vince, The Codex Leicester

Filed under: - site admin @ 23:21

仕事の合間にレオナルド・ダ・ビィンチ展に出かけた。六本木ヒルズの森アーツギャラリーである。途中でエレベータを乗り換え森ビルの52階まで上がる。

画家として、あるいは発明家として天才といわれたレオナルドの手書きの原稿 手稿で、あのビルゲイツ所蔵のものが今回、ここで特別に展示されている。イタリア語だから、少しは読めるかと思うと、まず読めない。第一にレオナルドの各文字は、他人に読まれることを嫌って(異端者といわれるのを避けた)、鏡文字という鏡に映すと初めて読める文字で描かれている。

実物は細かな字がびっしりと書かれていて、その分量を考えると信じられないくらいの精力的な執筆である。館内はさまざまな工夫がなされていて、ふつうの展覧会と違う。手稿を光から守るために明かりが一定の時間だけ照らすようになっている。また、映像と組み合わされた展示も楽しい。

この展覧会の後、森美術館に立ち寄る。
杉本 博司:時間の終わり とても楽しめた。こんな美術館も初めて。学芸員がよい仕事をしていると思う。

2005/10/2 Sunday

DEEJAY BLOG

Filed under: - site admin @ 23:05

イタリアのラジオ放送 DEEJAYDEEJAY BLOG があるので覗いてみた。イタリア語のブログだが、リンク集もカテゴリー別になっていて、探すのに便利だ。また、登録すれば自分のブログを作ることもできる。Gratis=free 有料サービスとの比較表もあって、これがイタリアらしい色使いになっている。

ラジオは、on air のボタンを押すと楽しむことができる。こちらは、イタリアの今時の音楽らしい。

2005/9/18 Sunday

La notte bianca a Roma

Filed under: - site admin @ 23:54

La notte bianca というのは、ローマ市が始めた催しで、今年は9月17日の夜8時から翌朝8時まで開催された。ローマの広場、美術館などを使って500ものイベントが用意されている。あいにく今年の天候は雨はだったが、それにもかかわらず広場を埋め尽くすほどの大勢の人々は集まって、映画、コンサート、などのプログラムを楽しんだ。

この催しが始まる前のローマは誘拐、窃盗など、夜間に一人歩きできない街だった。それがすっかり安全な街に変わったのである。智慧を使って、少ない費用で効果をあげるやり方は、イタリア的解決だ。

2005/9/3 Saturday

Morte a Venezia

Filed under: - site admin @ 23:21

Luchino Visconti ビスコンティ監督はイタリアの貴族出身、そして、この【Morte a Venezia ベニスに死す】の舞台はベニスである。そこで、英語の替わりに、イタリア語でこの映画を見たらどうだろうかと考えていた。

こういうのは、突然、夢が叶うのである。イタリア語を学ぶ者のオフ会があり、そこで、イタリアビデオ事情を教わった。IBSで頼めば、イタリア語の会話と、字幕付きがあるというのだ。イタリア語の会話に、イタリア語の字幕が出るというのは、耳の不自由な人用のメニューで、これが標準装備されている。他にもフランス語、ドイツ語、スペイン語などが選べるようになっていて、1本のDVDで三倍楽しめる。

DVDから、EUのことを考えてしまった。日本語と英語くらいで苦労している日本という国が、とても羨ましくなった。

2005/8/28 Sunday

iBS Italia

Filed under: - site admin @ 22:30

イタリア語を習うと,普通では知り合えないような人々と出会う。昨日はmixiのイタリア学習コミュニティのオフ会だった。ふだん話せないような熱い思いが飛び交って、みな、イタリア語と格闘しようという決意を新たにする。

わたしもDVDを11枚も買った方に刺激されて、iBS Italia (Internet Bookshop Italia)を覗いてみる。イタリア語のDVDを見ていたら、今年のイタリア映画祭で観た作品【Ricordati di me】があったので、注文する。他に【ベニスに死す Morte a Venezia】と【Un uomo una donna: 20 anni dopo】も購入した。なかなか日本では手に入らないので、こんなサイトは貴重だ。ここも教えていただいたのだ。

 以前、イタリア語の練習問題を買ったら、解答集(CHIAVI)は別売りになっていたので、また、追加注文した。それだけでは寂しいので、sconto 50% から【Mozart lirico. Libretti e testi di musica vocale】Autore Paldi Cesare; Paldi Ida を購入したら、それが今日届いた。モーツアルトの全曲が収録されていて、魔笛にはドイツ語とイタリア語の歌詞が付いている。ドイツ語はわからないが、イタリア語なら少しは読めるのでうれしい。

2005/7/12 Tuesday

ローマ KYOGEN一座

Filed under: - site admin @ 22:24

ローマ KYOGEN一座というのは、ローマ大学の学生が演ずる狂言芝居である。もともと狂言は能とともに演じられてきたが、近年では、狂言だけの舞台も取り上げられるようになった。

今回の芝居は、シェイクスピアと狂言の融合とでもいうべき作品が、演じられる。イタリア人による日本語の芝居というのもなかなか得難いので、さっそく指定席を頼んだ。これに合わせてシンポジウムも各地で開かれる。文化交流でもあり、歴史発見の機でもあるのだ。

福岡 大濠公園能楽堂 9月19日(祝) 14:00 酔&恋
名古屋 名古屋能楽堂 9月20日(火) 18:15 酔&恋
京都 金剛能楽堂   9月22日(木) 18:15 酔&恋
大阪 大阪能楽会館  9月24日(土) 18:15 酔&恋
横浜 青葉区公会堂  9月26日(月) 18:30 酔&恋
東京 国立能楽堂   9月27日(火) 18:30 雲&酔
東京 国立能楽堂   9月28日(火) 13:30 雲&酔
東京 国立能楽堂   9月28日(火) 18:30 雲&酔

kyogen

2005/6/23 Thursday

愛・地球博に行きたくなった

Filed under: - site admin @ 22:44

五月に問い合わせをしたオペラ上演の話が公式にリリースされたということで、電話をもらった。2005年7月23日 18時30分から長久手会場EXPOドームでプッチーニの「蝶々夫人」が公演される。

後援は、イタリア大使館、フジテレビ、ニッポン放送、モーストリー・クラシック。これを聞いたら、急に愛・地球博に行きたくなった。イタリア館ものぞいてみたい。この「蝶々夫人」、主演のドイナ・ディミートリゥの蝶々夫人の歌声、そして彫刻家・安田侃(かん)の舞台装置、照明デザイナー・石井幹子の照明という豪華版だ。EXPOドームではスペシャル版が上演されるが、本公演も東京で行なわれる。この時期、名古屋でセミナができたらいいのだが…。

2005/4/10 Sunday

イタリア語学習仲間のオフ会

Filed under: - site admin @ 23:05

イタリア大好きの友だちはたくさんいるが、イタリア語を習っているというと、物好きだと呆れられた。それが不思議な縁で、イタリア語と格闘している仲間がSNSに集い、イタリア語の部屋というコミュニティを形成している。

インターネットがなかったら、そしてブログがなかったら出会うことのできなかった人々である。その仲間の記念すべき第一回オフ会が、今日開かれた。みんな初対面の人が大部分だったのに、本当に和やかに、時には熱く話ができた。こんなに気持ちのよいオフ会もめずらしい。仲間はずれが一人もいなくて、みんなイタリア語にかける情熱は同じでうれしくなった。

日々、年々、たくさんの出会いがあるが、大切にしたいと思う人は少ない。その意味でも貴重な一日だった。

2004/11/6 Saturday

ノベッロワイン

Filed under: - site admin @ 10:38

世の中では、ボジョレイヌーボーが有名だが、実はイタリアでは11月6日がワインの解禁日である。これは、イタリアが南にあって暖かいので先に葡萄の醗酵が進むことらしい。所属しているイタリア研究会の集いでもあり、ノベッロワインを楽しむ会に参加する。

bounob
会場ではさすがにイタリア好きの人ばかりなので、よく食べ、よく飲み、よくしゃべる。屈託ない様子に半ば驚き、自分もそのひとりなのだと納得して戻ってきた。

2004/9/23 Thursday

イタリアのニュースサイトRai net

Filed under: - site admin @ 0:06

イタリア語を習っていて、聴く機会がないと思っていたら、インターネットで放送をしていた。TG1、TG2、TG3 は向こうで見たことがあるのでなじみ深い。ビデオなので繰り返し聞けるのもうれしい。

2004/9/22 Wednesday

Corriere Della Sera

Filed under: - site admin @ 11:27

イタリアサイトからのリンクをたどって、次のサイトを発見。http://www.corriere.it/
ラジオも付いているので、ニュースを聴く。Corriere Della Sera はミラノにある新聞社で
イタリアでは最大手だ。ひとつひとつの言葉が勉強になる。
corriere della sera

2004/9/18 Saturday

Venerdì, 17 settembre 2004

Filed under: - site admin @ 11:48

昨日すてきだと思ったサイトにリンクしたら、さっそく自分のことが話題になっていて驚く。
Mayumi
Ogni tanto fa piacere scoprire nei referers che ti leggono anche da posti lontani.
4:33:21 PM comments: 2 trackback: 0

2004/9/17 Friday

Paolo’s weblog

Filed under: - site admin @ 10:45

Blogのデザインを探していたら、Paolo’s weblog と出会った。わたしのGoogleサーチはイタリア語に固定してあるので、まずイタリアサイトを探してくれる。デザインもすてきだが、イタリア語と英語の両方でサポートしているのも気に入った。
paolo

118 queries. 4.682 seconds. Powered by WordPress ME