若者はなぜ、農山村に向かうのか
昨日のNPO総会、イベントのメインテーマは「クリエイティブの根源である「農」を感じてみる」だった。
1975年から80年にかけて生まれた若者たちが今、大学卒業後、あるいは大学院、留学体験などを経て農業に戻っている。それは、会社勤めでは味わえない充実感があり、お金はもうからないが、豊かな自然の中でとりあえず食べられるという安心感がある。そして、若者たちは、その地のお年寄りから技術、知恵、体験、生き方などを教わって暮らしている。
こういう動きが日本の中に広がっていて、それぞれにNPOだったり、会社だったりして、収益を確保しながら活動している。どれも新鮮な驚きだった。
- 「大杉谷自然学校」
官設民営型のNPOです。過疎高齢化の著しい大杉谷地域に環境教育プログラムを提供 - きらり水源村地域に残る伝統文化や生活技術、豊かな森と水に囲まれた自然を「子どもや孫、そのまた孫に!」を合言葉に発信
- えがおつなげて農をはじめとした
地域共生型のネットワーク社会を創ることを目的に、「村・人・時代づくり」を行っていくためのNPO法人。ファームウエディングも行なっている - かみえちご山里ファン倶楽部上越市の西部中山間地を活性化する、村おこしNPO。 スタッフの明るい澄んだ笑顔がすてきだ。
ほかにも近くでは鴨川自然王国からいらした宮田武宏さんの農業の楽しさについてのお話を聞いた。
雪のため、野菜の販売がなくてさみしかったが、群馬から直送の南高梅(なんこうばい)の梅干しを購入できた。わたしも自然に帰る何か、活動がしたいと思った。