仕事も人生も楽しむ、イタリア的生活

2010/7/27 Tuesday

塩野七生さんの受難

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塩野七生さんを初めて知ったのは、資生堂の「花椿」である。1970年に高校生だったわたしは、たまたま手に取った冊子の連載を読んで、なんて知的な人だろうと思った。そのときは、七生さんが男だと思っていたくらい。力強い若さに溢れていた。

その後、彼女は売れっ子になり、つぎつぎと大作を発表して行く。『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』は読んだが、その後は図書館で借りて読むくらいの頼りない読者だった。『男たちへ』のようなエッセイに彼女の才はますます冴えるように思っていた。

そして、月日は流れ、2010年7月のある日、祖師ケ谷大蔵のCD、ビデオショップの店頭で、『イタリア遺聞』の文庫本が100円セールで売られているのを発見。某所で発見した姫君を助けるように買い求めてくる。そして、本日、たまたま同じ店に立ち寄ると、今度は『愛の年代記』文庫版が、同じく100円のコーナーにいた。そこで、それも救出すると、レジの若者がこともなげにいう。本日、中古本は20%セールですから、80円いただきます。

この二冊、どちらも新品同様だった。持ち主はいつか読もうと買っておいて、何かの事情で手放したのか。それにしても、コーヒー一杯以下で、塩野さんの文庫本が手に入る時代なのだ。若者たちが本を読まなくなっただけでなく、中高年もまた、読むことを止めたのだろうか。

瀬戸内寂聴さんと、塩野七生さんの対談もまた、面白い。

2010/7/12 Monday

孝富日本橋本店を発見

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もう5年以上人形町に通っていて、馬喰町が乗換駅だというのに、孝富を知らなかった。シモジマ、サカゼンまでは出かけていたのに、本当に知らなかったのだ。

月曜日の古文書講座の後、少し時間があったので、和菓子に使う懐紙を買いに、横山町まで出かけた。一年前に見つけた紙問屋は、だいたいの場所はわかるのだが、少し迷ってからたどり着く。

その後、いつもは渡らない横断歩道を渡ると孝富日本橋本店があった。ここは有名な服地屋さんで、母の年代の人はみな知っている。千葉からわざわざ服地を買い付けに出かけていたらしい。最上級の高級服地は買えなかったが、手頃なものをセールで買って、会員にもなってしまった。勢いで、手縫いで作る洋服の本まで頼んだ。

世の中は洋服のセール一色なのだが、そんな中で、手縫いでワンピースを作ろうという試みは、なかなか趣がある。これだけ、すてきな生地を見ると、何か作りたくなるから不思議だ。食材が揃っていれば、料理したくなるのに似ている。

というわけで、今月末の夏期休暇にはワンピースを作るつもり。今から、どんなデザインにしようかと、わくわくしている。

2010/7/10 Saturday

セラフィーヌの庭

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オルセー美術館展2010「ポスト印象派」開催記念の特別試写会&講演会に行ってきました。

講師: 今井敬子氏(ポーラ美術館学芸員)
演題: 見いだされたアンリ・ルソーとセラフィーヌ・ルイ
こちらも大変興味深く、画商ヴィルヘルム・ウーデの生き方にも、驚きを感じました。

そして、『セラフィーヌの庭』上映会で、さらに多くの驚きと発見がありました。絵が好きでも、本当に何もしらないのです。この映画は8/7から岩波ホールでロードショーですが、さすがに見応えがありました。芸術家というのは、おだやかな日々の代わりに、自分の命を縮めても何かを残そうとするのでしょうか。予告編(音あり)

2010/7/1 Thursday

七月が始まった

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一年の折り返し地点。暑さはだんだん勝ってくる、夕暮れは少しづつ早くなる。夏のような、秋のような七月朔日。いい意味で、今日をターニングポイントとし、一年の計画の進捗状況を確認したらどうか。

走る過ぎると前しか見えない。回りの景色を楽しむには、やはり立ち止まることも大切。立ち止まったとき、運命の人や、運命のモノに出会ったりする。いつも車でしか通ったことのない道を、歩いてみると、いろいろと発見がある。生活を楽しみながら、仕事も楽しくやって行きたいと思っている。主宰者の楽しい気持ちは、お客様にも必ず伝わる。人は楽しいこと、面白いこと、わくわくするところに、集まるものだ。

個人生活でも、友人たちに助けられていることが多く、感謝の日々である。

2010/6/29 Tuesday

お城で古文書の研究会

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こんな時代に江戸の古文書を読むなんて、優雅なことだといわれた。正確には江戸から明治にかけての文書なのだが、そこには人間のドラマが隠されている。

あの日本経済新聞ですら、欲望のドラマだとおっしゃった方がいたが、明治二年の御用留めにも、それは当てはまる。明治政府が政権を樹立して、まず第一に困ったのは、財源がなかったこと。そこで、太政官札(だじょうかんさつ)という政府紙幣を発行する。

単位は、江戸時代と同じ両。ただ政府に対する信用がなかったので、庶民はこれを使いたがらず、従来の金銀を交換していた。そこで明治二年に覚として、新しい紙幣を使うようにという通達が出ている。本日読んだ、御用留めにもこの話が載っていた。

歴史を再確認するだけでなく、そこに暮らす人々の息遣いまで感じ取ることができたら、それはタイムマシンの旅と同じだ。くずし字の中に、そんな一こまが隠されている。

読めない字も、知らない言葉も多いが、そこは人数が集まれば、やがて解読できる。こちらのパズルを解くような楽しみは、PK戦でゴールを決めるくらいのうれしさがある。

2010/6/27 Sunday

アートな一日を過ごす

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六月の最後の日曜日、午前中は、歩いて15分ほどの千葉市美術館に伊藤若冲展を見に行く。

本日最終日ということで、混雑していていたが、見たい絵の前ではゆっくりと鑑賞できてよかった。会場が広いので、屏風やふすま絵も、全体を見通すことができる。これほど大規模な展示は40年ぶりということで、初期から晩年にかけてまで、作風の変化も楽しめた。

午後、今度は歩いて5分の県立文化会館に向かう。こちらで年に一回開かれる、若い芽のαコンサートを見るため、早めにでかけたが、もう会場には大勢の人が入っていた。

指揮/大井剛史
独奏  ギター/岡本拓也
    フルート/沼田絵恋
    ヴァイオリン/青木尚佳
管弦楽/ ニューフィルハーモニー オーケストラ千葉
お問合せ 財団法人千葉県文化振興財団
TEL 043-222-0077

演奏曲目
シューベルト/イタリア風序曲 第1番 ニ長調 D.590
尾高尚忠/フルート協奏曲 op.30b
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64

午前午後とアートに浸る珍しい一日だった。心地よい疲労と、魂の充足感を感じながら、こういう忙しさも、すてきなことだとしみじみ思った。

2010/6/23 Wednesday

紫陽花の名所・千葉城前

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梅雨の一日、久しぶりの雨。風も激しく吹いていたが、夕方、日が射してきたので、千葉城に出かける。

ここのお城には毎週、古文書整理のお手伝いに通っているが、ちょうど紫陽花が見頃なのだ。

鎌倉まで行かなくても、徒歩5分の場所に紫陽花の名所がある。本日は隣の県立文化会館でもコンサートがあり、大勢の方がいらしていたが、ここの千葉城まで来る風流人はいなかった。

この公園、手入れが行き届いていて、初春の梅から始まって、桜、紫陽花と季節の花が楽しめる。公園の中だから、入場無料。

雨上がりのしっとりとした紫陽花はすてきだった。

2010/6/16 Wednesday

『近世畸人伝』は、面白すぎる

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『近世畸人伝』を読む夜間の古文書講座。毎回、新しい発見がある。本日は、苗村介洞の妻の話。この妻は後妻なのだが、和歌などの教養を兼ね備えていた人。

題知らず

同じ枝を いかに時雨のふりわけて 青葉が中に紅葉しぬらん

時雨は冬の季語。冬は陰暦では10月から始まる。今の十一月半ば。
紅葉はもみじと読む、和歌の言葉はすべて訓読み、大和言葉を使うのがルール。

八十六歳の辞世の句

海女小舟 八十の湊を漕ぎ過ぎて 彼岸近くになるぞ うれしき

八十もヤソと読む。

2010/6/15 Tuesday

夢中になれるもの、夢中で過ごす時間

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140文字のツイッターは、ワールドカップの声援を送るに、手頃な長さだ。無駄なことは書かなくても、実況が伝わればいい。4年前のドイツ大会のときは、なかったのだから、考えてみれば不思議な話だ。

日本中の家庭がサッカーを見ていて、声援が聞こえた日韓共同大会から、8年になる。あのときは、昼間の試合なのに、高校の進路指導の三者面接と重なって、一試合、見逃してしまった。ベトナムのフエでは、従業員たちがテレビに釘付けで、料理がなかなか出てこなかった。

ドイツ大会のときは、試合経過をどうしていたのだろう。4年前のことなのに記憶は朧げである。初戦は薄氷を踏むような思いで、それでも勝利は勝利である。第二試合に、夢や希望を繋ぐ人も多いだろう。

4年に一度の大会のために、予選があったり、交流試合があったりして、人は夢中になれるものに飛びつく。夢中で過ごせる数時間があれば、あとは、多少眠くても仕事をすればよい。

2010/6/13 Sunday

古文書通信講座を始めます

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この数ヶ月、ずっともやもやしていたものがあった。自分は必要でないことに時間を費やすしているのではないか。いちばん大切なことが見えていないのではないか、などなど。

人生は何度でもやり直しができるのだと、気づいたのは最近のこと。

そんなわけで、いまさらながらですが、古文書の通信講座を開催します。お問い合わせの多かった、松尾芭蕉を取り上げます。半年間、10回コース。第一回目は、更科紀行を取り上げます。

更科紀行は、奥の細道ほど長くはなく、笈の小文のように散漫でもなく、野ざらし紀行のように俳句が多すぎもせず、芭蕉の紀行文の中でもよくまとまっている小品だといえます。

初心者向けのコースですので、どなたでも楽しめます。半年後には、かなり読めるようになっているはずです。ご興味のある方は、お問い合わせください。

2010/6/12 Saturday

AMN3周年記念パーティー

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なにかとお世話になっているアジャイルメディア・ネットワークの三周年記念パーティに出かけてきた。会場には大勢のブロガーたちが詰めかけ、日頃、伝説の人となっているあの人も、あの人も参加されていた。知合いとおしゃべりして、並んで料理をいただき、ブログからツイッターまで、時代の大きな流れを作っている会社の勢いを感じる。

日本がだめになったのではなく、やる気がある人が近くにいないだけなのだと、思った。今年もまだまだ、仕掛けがあってわくわくするようなイベントが続くらしい。徳力さんとも六年前くらい前からの知合いで、昔のことを思うと長い時間が経ったのだと思う。みなさん、本当に勉強家だと思う。

現状に満足して、甘えてはいないで、積極的に新しいことに挑戦し、初めてのことには、教えを請う。人は最後まで、学ぶ姿勢が大切なのだと思った。途中で、帰ってきたので、イベントのハイライトをいくつか、見逃したが、それはそれでまたの楽しみにしよう。

2010/6/10 Thursday

上田秋成展@天理ギャラリー

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6/13までだが、今、神田の天理ギャラリーで、上田秋成展を開催している。会期中無休、入場無料。図録も500円で販売。

長年、東京に通っていて、神田の天理ギャラリーの存在も知らなかった。上田秋成の自筆原稿がふんだんに展示されていて、なおかつ、混み合っていないので、ゆっくり鑑賞できる。古文書を習っているものには、すばらしい機会だし、そうでない人も、江戸の風情を感じることのできる展示だ。これだけのものが東京でみられることは、たぶんみないと思う。6/4に出かけたのだが、明日、再度出かけるつもりだ。

明治大学の企画展「ことわざワールドへようこそ」も紹介しておく。

◎企画展『ことわざワールドへようこそ―時田昌瑞コレクションのすべて―
《主 催》 明治大学図書館 明治大学博物館 明治大学ことわざ学研究所 
《会 場》 明治大学駿河台キャンパス(東京都千代田区神田駿河台)
      中央図書館ギャラリー および 博物館特別展示室
      ◆入場無料
《会 期》 2010年5月28日(金)から、7月19日(月)
      ◆図書館会場は7月7日(水)まで

平日は夜、9:45分まで開館している。ぜひ、こちらにもお出かけください。また、ミュージアムショップでも、図録の販売など楽しめる。

2010/6/1 Tuesday

シンクロニシティ

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物事の因果関係というのは、複雑に絡み合っていて、たとえば、乗る電車を一本遅らせただけで、人生が変わってしまうこともある。

この日、この場所に立ち寄らなかったら、と思うことは多い。正規のルートでは出会えないような訳ありのモノを呼び寄せてしまうことだってある。長いこと、人生をやっていると、大概のことには驚かないが、それでも、何かを頼まれたり、頼んだりすることの特異さを思うと、世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるのだ。

すべての出会いは、予め決められた運命なのか、それとも偶然が織りなす精巧な織物なのか、どちらにしても、いま自分がここにいるのは、出会うためにいるような気がする。最近、流れの速さが加速している。出会いも頻繁にあって、シンクロニシティも頻繁に起きている。

世の中のもの全ては 繋がっていて 互いに連動していると、心理学者、カール・グスタフ・ユングも語っているが、1つの始まりが連鎖の始まりなのだのだ。

仕事が一段落したと思ったら、新しい課題が与えられていて、その締切までは、緊張が続く。そんな生活も毎日でなければ、楽しいと思うようになった。

2010/5/28 Friday

猫二匹を動物病院へ連れていく

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キジトラ、キジサビの二匹は二年前の七月から、うちに来ているが、もうすっかり成猫になり、悩ましげに鳴く。二匹ともメスなので、もしものことを考えて、動物病院に入院して、不妊手術をすることになった。

本日、朝食抜きの二匹を連れて行く。まだ、動物病院がどんなところか、理解していないのでおとなしく付いてきた。さて、三泊四日後、どんなふうに変わっているのか。長いこと、猫とつき合うなら、必要な手術。猫のいない夜は、本当に静かだ。

2010/5/26 Wednesday

課題をふたつ仕上げる

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今年は決算書作成の時期に、もうひとつの課題があって、久しぶりに仕事に専念した。こんなに籠って書類を作ったのも久しぶり。おかけでたくさんの気付きがあった。

決算書は一年の総まとめだから、年間の行事や、イベント、そして、業務などを包括的に眺めることができる。毎年、同じようなことをやっているつもりでも、その年々で変化が出ている。今年はお客様から、学ぶことを始めた。お客様の要望や不満は、その裏に、弊社への期待があるわけで、それを満足させることは、新しいビジネスチャンスになる。

もうひとつは、今あるものの棚卸し。何を持っていて、何が足りないかを、まるで外部コンサルになったように、バサリに切って行く。これも楽しい。戦略を立てるというよりは、もっとベーシックな、お仕事への取組みだ。初心に帰って、真面目に創意工夫する時期なのかもしれない。

もう一つの課題は、20人以上の署名を集め、三人にしたペイフォワードと、その感想を400字以内にまとめるというもの。制限時間の中で、楽しく課題に挑戦できた。こういうピリリとした緊張感もたまには必要だ、と思った。

2010/5/20 Thursday

奈良国立博物館サイト

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今年は奈良でさまざまなイベントが開催されてる。知人もいるし、京都に出かけたときは、足を伸ばしたいと思っている。まあ、その間のことというわけではないが、奈良国立博物館のサイトに感激した。空海の書まで電子アーカイブができている。釈文まで用意されているという周到さ。わざわざ博物館まで足を運ばなくても、机の上からのぞくことができる。

奈良にますます行ってみたくなった。

2010/5/19 Wednesday

鷹の数え方

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三年前の話だが、野田村御用留で、鷹狩りについて習った。そのとき、「鷹二居」 と書かれていて、何と読むのだろうかと、調べたことがある。

鷹は江戸時代以前は、一居(ひともと)、二居(ふたもと)と、数えていた。つまり「鷹二居」とは、鷹が二羽いるという意味である。他にも連という字を使うが、こちらも「連(もと)」と呼ぶ。

鷹狩りは、付近の農民にとっても大掛かりな行事であった。

2010/5/17 Monday

着物箪笥を買いました

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着物の着付け教室に通い、なんとか、一人でも着られるようになりました。お出かけのときは、なるべく着物で行きたいのです。この着物は母から譲られたもので、その度に出し入れをお願いするのは面倒だし、自分の部屋に着物箪笥がほしいと、前々から考えていました。

たまたま、SNSの着物倶楽部で、着物の収納は話が出て、どんな着物箪笥を買ったらよいか、という項がありました。

1. 量販店、流通店は避ける
2. 地元の家具屋さん、専門店の出店をみる
3. 質問はメールで聞き、そのやりとりで、満足いくところから買う
4. 桐ならばよいというわけではない

総桐といっても、東南アジアで作られたものと、長野、新潟などの寒い地方で作られた桐とは成分が違うから、何年も使う箪笥は、それなりの価格で買うことなどなど。

いろいろと勉強させられました。オンラインショップで、上位にいるからと、安心してはいけないようです。良心的な専門店を見つけるのは、高級品、総桐、価格帯などで検索するのがよいようです。

その中のお薦めのお店で購入。さらにこちらにはアウトレット品もあって、手に入ればかなりお得です。八段の箪笥を買って、下二段は湿気やすいので、書類入れにしています。連休の後の土日でなんとか、着物を入れ替えて、空いたスペースに夏物の洋服をしまいました。

ネットの口コミという情報ツールは、かなり威力を発揮しますね。売る側の真摯な態度は伝わるものです。飽きない=商いとは、よくいったもの。自分の仕事でも、こういう誠実な態度は大切だと思いました。

着物ライフがますます充実して、でも、お洋服もお手頃価格なので、買い物しています。収納の前に、捨てることも考えないとだめかもしれませんね。

2010/5/4 Tuesday

連休の楽しみ方

Filed under: - site admin @ 23:39

今年の黄金週間は、お天気に恵まれて、どこも行楽地は混雑していた。みんな、予算は限られているので、1000円高速の最後の恩典に浴そうと、車で出かけた人も多いのではないか。もちろん、海外脱出組もいるが、日帰り、お弁当持参、あるいはコンビニで調達など、節約型の行楽が主流のような気がする。

知合いの若い人たちは、会社の仲間が持ち寄りでランチパーティをしたり、温泉付きのマンションに住む友人宅で飲み会とか、近くで上手に楽しみを見つけている。これからの時代は、お金をかけずに仲間と楽しくというのがキーワードになるのではないか。

これはいくらで買ったのよと、価格を自慢するのが、安い方に変わってきている。安くて手頃なものを入手できるのは、才覚ではなく、ネットワークの力だ。会ったこともないネットの友だちから、貴重な情報を毎日いただいている。

我が家も、お弁当持参で、上総の国の別宅に出かけた。ゆっくりと半日過ごし、裏庭で蕗を採って帰ってきた。こちらも日帰りの旅だったので、帰りは想定外の大渋滞に巻き込まれてしまった。アクアラインで車三台の事故、渋滞はほぼ全線に渡っていた。通い慣れた道なので、高速道路に頼らず、10年くらい前に愛用した裏道で、ようやく戻ってきた。

暑くもなく、寒くもない天候が、心をうきうきとさせるような気がする。特にあの寒かった四月を乗り越えてきたので、うれしさも格段。明日で終わりなのが、惜しいような気がする。

2010/4/26 Monday

エルメス・スカーフの効用

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四月になって、また冬の戻りのような日々が続く。先週末は久しぶりに穏やかな二日間だった。本日も晴天。だが、春の日差しなのに、寒さが残っている。

気分的には厚いセーターを着たくないし、ただ首から肩にかけてが、肌寒いような気がする。そこで思い出したのが、エルメスのスカーフ。海外に行くたびに何枚も買い求めて、そのまま埋蔵していた。エルメスのスカーフは大判でごわごわと厚く、いつか、にわか雨が降り出したとき、それを傘代わりにして、上野の博物館から駅まで走った。

そういう代物なので、普段使いにはならないと諦めていたのだが、こんな陽気のとき、一枚、肩に掛けるととても暖かい。事務作業をする分には、汚れもきにしなくていいから、重宝する。一枚だが、重みがあって、防寒対策になる。

なぜ今まで気が付かなかったのだろうと、思うくらい。まあ、五月になるというのに、こんなに寒い日が続くのは、これまでなかったことだから。

というわけで、在庫のスカーフ、全部消費するには、まだ何年もかかりそうだ。安心して、長生きできるなあ、とお買い物した自分を誉めてやりたい。

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