読書熱
昔から活字中毒だった。電車の中では、音楽の代わりに文庫本を持参する。旅行先にも二三冊は持っていく。
大人になったら、朝日、読売、毎日、産経の四紙+日経、そして東京新聞を取るのが夢だった。新聞を読んで一日過ごす。明治生まれの祖父母たちは、本当によく新聞を読んでいた。政治にも関心が高く、政治討論会をみるのが常だった。電子版が登場していたら、あの二人にはどう対処していただろうか。
最近、ブッククラブの会合があって、良い意味で刺激を受けて、ますます本を読むことが加速される。駅前のブックオフには、ときどき好みの本が置いてあって、宝探しのように面白い。六本木ヒルズのライブラリーや、図書館で新刊書を読むのは楽しいが、書き込みもできて、人にも手軽に貸せる自前の本は、もっとよい。
親戚の病気見舞いに持っていった本を、今日また、見つけたので、買い求める。読書熱は、知らない世界へのパスポートのようなものだ。違う世界があることを、まず素直に受け止めて、自分はどういう生き方がしたいのかを考えてみる。
